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このカテゴライズで良いのか微妙でしたが、とりあえずここで質問させていただきます。

私はイギリスの音楽が好きで、よく聞いています。
アルバムを買うと、そのアーティストのバイオグラフィーのようなものが付いてくるんですが、「下層階級」という言葉が出てきました。
前からなんとな~く「下層階級」というものが、イギリスにあるということは知ってたのですが、現在としてはどんな状況なのでしょうか。また、階級ごとでの差別などもあるんでしょうか。

また、日本にも少しだけど「下層階級」の人がいると聞いたことがあります。本当ですか?

何でも良いので、知ってる方教えてください。

A 回答 (3件)

イギリスは法的にではありませんが、現在でも階級社会です。

おおざっぱにいうと

上流
上層中流
中流
下層中流
労働者

という感じです。もちろん、貴族や移民はこれには当てはまりません。これは差別というよりは、お互いにあまり交流がない、という雰囲気ですね。

職業と出身階級がかなりリンクしていて、たとえば労働者階級出身の子供は将来は工場労働者か、そこから抜け出すためにサッカー選手やミュージシャンになります。大学に行ったりするのは中流でも上のほうの家庭の子供がほとんどですから、教師や弁護士などはほぼそういった階級の人ということになります。
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この回答へのお礼

やっぱし下層階級の人はそこから抜け出すためにサッカー選手やミュージシャンになる傾向はあるんですか!う~ん、職業のほうでも違いが出てくるんですね・・・。

法的ではないけど、まだ残ってるような感じなんですね。回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2006/03/31 18:23

イギリスは何度も外国の侵略を受け、勝った側が負けた側を追い払ったり、下級階級として支配してきました。



ケルトの国にアングロサクソンが攻め込み、その後ノルマンディー地方のノルマン人が攻め込んでいます。

イギリスの王族や貴族たちは、その末裔です。
保守党はそれらが支持層です。
下級階層は労働党を支持しています。
読む新聞も違いますね。
一つの国に複数の民族が住んでいると思った方がいいでしょう。

上流階層の子供は、全寮制のパブリックスクールに通い、オックスフォードやケンブリッジに行きます。
ボートやラグビーやテニスやゴルフを楽しみます。

下流階層の子供はサッカーですね。

昔は言葉も違いました。異民族ですから。
英語の時間にならったと思いますが、、、
下級階層が扱う豚はpig、上流階層が食べるのは肉だけですからpork。上流階層の言葉はフランス語系です。

日本も同じように、縄文人の土地に、中国南部や朝鮮から弥生人が渡来し、その後朝鮮半島から天皇や豪族がやってきました。
縄文人は戦って追い払われたので、蝦夷として苦労しましたが、農耕民族の弥生人は、独自のクニをつくって権力を保持していましたので、イギリスのように武力で屈服させられた訳ではありませんから、階層としてはそれほどひどく分かれませんでした。
江戸時代は士農工商と言われるように、農民は比較的上位の身分に位置されました。

渡来系民族の中では武士は比較的地位が低かったのですが、鎌倉幕府成立により政権を握り、室町時代の下克上の時代に、あるていどシャッフルされましたので、日本は比較的ゆるやかな階層社会になったと思います。
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この回答へのお礼

ひとつの国に複数の民族が住んでるような感じですか・・・。うーん、日本にいるとわからないことだらけですねー。読む新聞にも違いがあるんですか!!!

下層階級の子供はやっぱしサッカーなのですね。回答、どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/03/31 18:25

英国に住んでいた事があります。


一般的には、上流階級(Upper Class)、中流階級(Middle Class)、労働者階級(Working Class)の3つに分けられます。No.1の方のように、中流を更に細かく、Upper Middle, Middle, Lower Middleの3つに分ける事もあります。
労働者階級の代わりに、下層階級(Lower Class)という言い方はあまり使わなかったと思いますが、バイオグラフィーに出ているのは間違いなくこれでしょう。
典型的な労働者階級のイメージは、工場労働者、サッカー好き、といったところです。親も、子供の教育にお金を使う気はなく(というか持っていないというか)、子供が自分と同じ労働者になる事を当然と思っているので、結果として、階級の形で固定されてしまいます。

但し、「年間所得がいくら以上だったら上流階級」といった共通の定義が有る訳ではないので、「典型的な労働者階級」といったわかりやすい例以外は、わりと人によって違う事を、念の為申し上げておきます。参考URLに入れたのはイギリスの小学校(7~11歳)のHPでの定義です。英語ですが、宜しければ読んでください。ポイントだけ挙げれば、
上流階級:親から受け継いだ遺産を持っており、称号を持っている人も多い。
余暇には、伝統的スポーツ(狩猟、乗馬)などをしてすごす。
中流階級:最も人口の多い階級。実業家、専門職、会社員、商店主など。
労働者階級:農業労働者、鉱山労働者、工場労働者
といったところです。

他の回答者の方があげているように、サッカーは労働者階級のスポーツと考えられていて、一方、テニスやクリケットは、中流以上です。ラグビーでも、かつてはアマチュアだけだった日本と同じルールのラグビー・ユニオンは、どっちかというと中流、以前からプロ化されているラグビー・リーグ(ルールが若干異なる)は、北イングランドやウェールズの労働者階級に人気があります。
服装(特に女性)も、労働者階級はカラフル(悪く言えば、派手あるいはゴテゴテ)、中流は紺などの単色(よく言えば上品、悪く言えばつまらない)、というイメージがあります。(上流は、滅多に見かけないのでよくわかりません。)
それから、言葉もかなり違います。中流以上の人は、なまりの少ない英語を話しますが、労働者階級はなまりがきつく、かなり聞き取りにくいです。(なまり自体は地域によってかなり違います。)
音楽でも、非常に古い話(1960年代)ですが、労働者階級のRockers(リージェント・スタイル、バイクに乗り、Rock' n Rollが好き)と、一応中流っぽいMods(細身のスーツ、スクーターに乗り、ソウルとかR&Bが好き)の対立、なんていうのもありました。これについてはマスコミが勝手に作った部分もかなりあるようですが…。

で、差別ですが、大っぴらにはないのですが、上からは下を「教養の無い連中」「ちゃんとした言葉も文章も使えないやつ」と見下すし、下から上は「気取った鼻持ちなら無い連中」という目でみる傾向はあります。お互い、あまり好きじゃないので、積極的に付き合いもしない、という感じでしょうか。
また、学歴の関係もあって、労働者階級出身者は、会社勤めをしても、どうしても昇進しにくい傾向はあります。

とはいいながら、現在の英国の大学の進学率は凡そ4割ぐらいになっているし、国全体として金融などのサービス産業に依存する比率が上がってきて、典型的な「労働者」の比率も下がっているので、以前に比べれば階級が急速に目立たなくなってきているのも事実です、

尚、細かいことですが、英国には自営農民から大金持ちになった人もいるし、またウェールズの大地主は、大部分が俗に言う「ケルト系」ですから、現在の階級とノルマン人・アングロサクソン人・ケルト人といった区分を結びつけるのはどうかと思います。
労働者階級に労働党支持者が多く、中流以上に保守党支持者が多いのは事実ですが、オーバーラップする部分も多く、あまりステレオタイプに考えない方がいいです。(上流階級が主な支持基盤だったら、選挙で第一党にはなれません。)

日本の下層階級が、「被差別」の話であれば、ついでで説明するような内容ではないので、私はパスをします。まずはご自分で出来るだけ調べてみて、判らない事があれば、別に質問される事をお薦めします。

参考URL:http://www.woodlands-junior.kent.sch.uk/customs/ …
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この回答へのお礼

いろいろ細かくおしえていただき、ありがとうございます。
服装や好きなスポーツや職業も違いが出るんですね・・・。日本にいたらわからないことが多いようですね。

日本のことは、こんどまた新しく質問しようと思います。回答、どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/03/31 18:21

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