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補聴器は安価なものでも4,5万円、高いものだと数十万円しますが、何故こんなに高いのでしょう?
大量に売れるものではない、というのも理由のひとつかも知れませんが、出来れば技術的なことで高い理由をご存知の方、是非教えてください。

A 回答 (5件)

 そう思われるのは当然ですよね。

実際,高いと思います。理由は,ご想像の通り,販売数の少なさです。また,販売に必要となる人的な手間の多さも原因です。また,ほとんどが外国産という事情もあり,為替差などによる損益を避けるために実際の為替レートより日本の輸入業者にとって有利なレートで計算している場合も多いと思います。
 補聴器自体の製造コストはおそらく定価の25%以下です。近年の補聴器は10年前のパソコンよりも処理能力が高い回路を持っていて,もの自体は本当に良いものになっています。しかし,問題は売る際にかかるコストなのです。補聴器は必ずユーザーさんごとに,その補聴器の調整が必要です。たとえば「電車に乗ったときに,うるさく感じる」とか,「おせんべいをかんだときに頭に音が響く」と言ったようなことをユーザーさんが言います。それに対して,補聴器の調整状態を変更して,補聴器が常時装用できるように調整をしていく必要があります。そのための人的コストが補聴器価格の半分を占めています。
 ですから,新聞広告で買った安い補聴器は,合わなかったら,捨てるだけですが,通常の補聴器販売店で購入した補聴器は,基本的には何度も,何度も,その販売店に通って内部の調整を変えてもらっても,調整料を請求することはないと思います。
 つまり,補聴器とは販売時の一回だけの調整で満足して使用開始できるものではなく,購入後,数年に渡って,その補聴器の調整をするための,聴力検査,補聴器装用閾値検査,語音聴取検査など一連の補聴状態の評価と,さらにその結果による適切な補聴器調整を受けるための費用を含んだものが,価格になっているとご理解いただきたいと思います。
 ですから,一度,補聴器をお買いになったら,何度でも,何回でも販売店に行き,「調子が悪い」とか,「どれどれの音が聞こえにくい」とか,「高い音が響く」とか,苦情を言って,それを解消できるように補聴器を調整してもらう費用も含まれていると考えていただければよいのではないかと思います。 
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この回答へのお礼

詳しいご説明、ありがとうございました。
やはり販売側の理由なのですね。メカ自体さほど複雑精密ではないし、国際特許などの関係かと思っていましたが。そういうことなら製造コストは25%ほども行かないでしょう。(恐らく1割以下?)
しかしそれならば、公的支援があってもいい分野ですね。現在は消費税が非課税、程度ですか。医療器具扱いなら、購入者は医療者ではなくユーザー(患者)なのですから保険の対象にするとか・・・

納得行かないけれど、高い理由は納得できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/13 08:48

ただ単に物を作るときにかかる直接のコスト(一般的な皆さんはこれを原価といってるようですが、ちなみにこれは原価とは言えないでしょう。

)からして高い安いはナンセンスですよ。ミリアンペアの電流で動かすデジタル製品なんて補聴器くらいのものです。デジタル補聴器になり開発費は相当にかかります。だからこそそれまであった中小の補聴器メーカーが消えていったのです。
ステレオのアンプでもよいものは補聴器よりも高いですしそれなりの性能ですよね。しかもあれだけ小さく作るのは技術的にも随分と難しいものです。
そのほかにも#4さんの言っていられるような「手間」が大きいです。安く売ってるところでは販売さえすれば良しなんてところもありますし、メーカーもそういった指導をすることもあるのです。
補聴器に対するたいした知識や技術が無くても、販売はできます。
それと機種による価格の違いは例えば車の性能の違いとお考えください。乗り心地のいい最新の車は高く、安い、古い車はそれなりです。補聴器であれなんであれ同じとお考え下い。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
高い開発コストに少量生産では原価は高くなりますね。オマケに販売の際のサービス経費等、高い理由が納得できました。

お礼日時:2006/04/15 17:19

60代後半の叔父が、補聴器をつけていました。


片耳30万円。
さすがに高価である為、両耳には付けれないと嘆いていました。
現物を見せてもらったのですが、大きさは「ソラマメ」位で、
噛んだ後の味無くなった「ガム」のような形でした。
当人の内耳の形態にあわせて作られており、肌色に近く、
耳に埋め込むと、正面で会話する分には見えなく、
また、本人曰く、外れて落ちるということはないそうです。
スイッチは、アンテナみたいな形状の、針先のようなものがあり、
オンオフをしていました。
音量もそのスイッチひとつで出来るのか、不明です。
でも、他になにもなかったような?
非常にコンパクトで、また、オーダーメード(こういう呼称が正しいのかどうか分かりませんが)であるため、高価なのだと納得しています。
でも、本人の使い方が悪いのか、はたまた、まだまだ発展途上なのか
人の声を聴こうとして、ボリュームを上げておくと、車の通り過ぎる音を拾い、あまりの音量にビックリするそうです。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。
返事が遅くなってすみません。
「オーダーメイド(調整)」分のコスト比率は確かに高そうですね。納得です。

お礼日時:2006/04/13 08:34

こんにちは



機械自体が小さいから精密機械という部分でも
高いのかもしれません
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。
お礼が遅くなってすみません。

お礼日時:2006/04/13 08:27

医療器具という分類になるからだと思います。


普通の電器屋さんでは、薬事法の改正で販売できる資格者がいないと販売できなくなりました。

参考URL:http://www.pref.chiba.jp/hokenjo/sakura/top-page …
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この回答へのお礼

お礼が遅くなってしまいました。
ありがとうございました。
ハード側の問題ではないのかもしれないですね。

お礼日時:2006/04/13 08:26

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