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現在、工学部4年生です。

昨年から研究室に配属されていますが、教授には「卒業研究は院試が終わってから、当面は院試の勉強を頑張るように」と言われています。
授業は数コマとっていますが、院試勉強は本格的に始めていないため4月からやや暇しています。

研究室によっては3年のときからゼミに参加し発表していたり、4年から研究室にこもって実験に明け暮れている友人もいます。

同じ学部・学科なのにこんなにも違うのかと戸惑うのと同時に、出遅れた感じがあり少々不安を感じています。
院では忙しい(ヤル気のありそうな)研究室に移ろうかと考え中です。

工学部(卒)の方々に伺いたいのですが、学部の卒業研究はいつごろから始めましたか?また、早くからはじめていた場合、
院試後(夏休み後)に始めた場合に実感したメリット・デメリットがありましたら教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

私自身は工学部卒で院には行ってませんが、同期で同じ研究室の院に行った友人もいるのでお答えさせて頂きます。



私は4年生の4月2日から研究室に配属されましたが、配属翌日から全員が「月曜から金曜は毎日10時~17時半まで必ず研究室に来ること」と言われました。もちろん、院進学希望の者もです。
しかし、同じ学科の別の研究室では、配属の日に「今月は私(教授)の仕事が忙しいので、研究室には来ないでください」と言われ、5月以降も週1回のゼミ以外には研究室に行くこともなく、夏休み終了後に初めて「そろそろ卒研に取りかかるため、週1回は研究室に来てください」と言われたそうです。

で、肝心の卒研は、ウチの研究室は2月末ギリギリまで引っ張り、件の研究室は12月中には論文も書き終わっていたという状況です。

これは、もちろん教授のやる気という面もありますが、一番には研究内容の違いによるところが大きいです。
件の研究室は、完全にPCのみを扱う情報系の研究室だったのですが、ウチのところは毎日メスシリンダーとシャーレを手放せない材料系の研究室でした。

夏休み後から研究に取りかかった連中は、夏休み前までは楽そうに自由そうにしていましたが、「つまらないなぁ」とも言ってました。
私は、平日が毎日拘束でアルバイトもろくに出来ませんし、忙しい毎日ではありましたが、研究室の仲間とは随分仲良くなれましたし、卒業研究も「学部卒論レベルなら3つは書けるくらい実験したよ」と言われるくらいの研究は出来ました。
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この回答へのお礼

回答、貴重な意見ありがとうございます。

まさに僕はPCを扱う(数値解析系)研究室で、忙しい友人は実験系です。
研究内容の違いとはいえ、

>忙しい毎日ではありましたが、研究室の仲間とは随分仲良くなれましたし、
卒業研究も「学部卒論レベルなら3つは書けるくらい実験したよ」と言われるくらいの研究は出来ました。

このような経験があった方が社会に出たとき役立つのではと思います。
また、採用する側にもそのような人物の方が好印象の気がします。

院への進学の参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/12 22:35

現在、大学院の博士後期課程の3年生です。


まるで、うちの研究室のような状態ですね(笑)

さて。私が学部の卒業研究を始めたのは院試終了後です。
つまり、9月から真剣にはじめたと。
それまでは、研究に関する勉強ばかりをやっていました。

個人的な意見ですが、
デメリットは特にありません。
卒業研究なんて、今思えば「なんだったんだろう」って言う程度の内容しかできませんでした。
(真剣にやってましたよ。当時は。)
でも、今では特許も論文もほかの大学院生よりも出しているんじゃないかなぁと言うぐらい成果は残しています。
あせる気持ちはわからなくはないですが、
別に不安に思うことはないと思いますよ。

メリットですが。。。
ガンガン研究を進めていると、ゆっくり考える時間が極端に少なくなります。
はじめにその分野に関する勉強を多く行って、
さらにはいろいろと考えていたら、論文をまとめるときや研究が煮詰まったときに楽になります。

ということで、せっかく時間を与えてもらってるんですから、
自分の考える時間に使い、
自分を磨いたらいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

院試後に研究を始められた方の意見が聞けて大変参考になります。

研究ばかりでなく、時間に余裕のある今のうちに院試勉強を含めて、基礎となる勉強をしておくことも後々役に立つのですね。

研究は院に進学してから納得いくまでやれば良いのかもしれません。

今のうちに勉強や自分磨き、様々なことやっておきたいと思います。

貴重な意見ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/20 00:07

まず、brave-braveさんが、大学院での2年間で何を一番重視しているのかをしっかりと確認してください。



もしも、すでに就職を希望している具体的な企業があって、その企業へ就職することを最大の目標にしているならば、毎年その企業へ内定者を数多く排出している研究室に在籍することが重要でしょう。

したがって、今の研究室の先輩たちの就職先がパッとしない、という話ならば、大学院入試での研究室を移ることを検討してもいいかもしれません。
しかし、それはあくまでも目標がしっかりと定まっている場合の話です。
就職に関して、まだそこまで深く考えていないならば、まずはそっちが先です。

学校推薦のもらい方は、大学によってちょっと違うかもしれませんが、、
基本的には、一つの企業に対して希望者が多数となった場合は、大学院入試の成績と学部の成績を数値化されたものを使われる場合が多いと思います。
ですから、今の時期に大学院入試の勉強をたくさんできるのは、就職を考えればかなり有利です。
(「学校推薦をもらうのに成績は関係ない。」ということはあまりないと思います。)

卒論はそこまで重視されていないこと、大学院入試の成績が就職に影響することを考えれば、院試に全力投球する意味は非常に大きいと思いますが。
まさか、「院試は受かればいいだけで、成績は関係ない。」とか思ってないですよね?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

とりあえず、修士卒で就職を考えております。
学校推薦について、
1、研究室に依らない(学科単位で枠がある)
2、成績に依らない(教授達との面接で決まるそうです。)
今は、これに関しては心配していません。

院試で良い成績を取るということだけ考えるならば、学部時代の成績が良かったため、今の研究室で学部・院と一貫した研究をするという前提の下、無試験(全教科満点扱い)で院に進めます。(今はその権利は保留にしてあります)

ただ、元々実験系に行きたかった事、No1,No2さんのような“実験を通して苦労・工夫を重ねて論文をまとめる”という経験があったほうが社会に出て役立つ(自信が持てる)と感じる事を考えると、今の研究室に残らずに忙しい(実験系の)他の研究室に進学したい気持ちがあり悩んでいます。

研究室選びは、就職に関しても視野に入れて考えます。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/14 18:42

関西の私立大学工学部を卒業した者です。


あくまでも私的な意見です。

学部生の卒論というのは、研究室の中ではさほど重要な位置づけではないと感じます。
研究室にとって本当に大事なのは院生や研究員がやっている研究です。

学部生の卒論は運転免許の修了検定みたいなもので、「得た知識を元にいかに自分の考えをまとめ発表できるか?」のテストに過ぎないのではないでしょうか。
おそらく3年間でたくさんのレポートを提出してこられたと思います。それらが「教習」だったわけです。
求められているのは研究成果ではなく、論文の書き方(考えのまとめ方)だと思います。

私が在籍した大学でも卒論の内容は、配属されたゼミの院生がやっている修士論文のサブセット的なものになるケースが多かったです。
実験に明け暮れている同級生はおそらく院生の研究のお手伝いをしているのではないでしょうか?
あくまでメインは院生の研究です。学部生はその手伝いを通して研究の仕方を学び、その学んだことを卒論という形でレポートするわけです。
そういう構造なので、楽をしようと思えばそれなりに研究室に出入りさえしていれば、院生の研究成果の一部を”もらって”卒論は書けてしまいます。

卒論は「研究・学問」の要素よりも、「検定」の要素が大きいと感じます。

brave-braveさんが大学院に進んで研究に取り組みたいと真剣に思われているなら、教授のおっしゃるとおりにまず確実に大学院に進めるように準備をするべきだと思います。


以下は私の経験です。もし何かの参考になれば・・・

4回生になってゼミに配属され、5月には就職先から内定をもらっていたので、ほとんどの時間をゼミで過ごしていました。
研究内容が数値解析のゼミだったのですが、私を含めて数名の学部生は解析班ではなく、実験班になりました。
実験で得た結果と、コンピューター上の数値解析の結果とを比較してみなさい、ということでした。
教授は基本的な実験装置だけを私たちに与え、「実験手法は自分で考えなさい。考えた上で追加的に必要なものがあれば相談に乗ります」と言われました。
色々な参考書や過去の論文から、実験の方法や対比する為の過去の論文データを探しました。英語やドイツ語の論文を必死で読んでいたのを思い出します。
どうしても分からないことがあった時には、院生や教授に相談しました。よく教授のところへ「ここが分からないので教えてください」と聞きに行きました。
そうやって、院生の衆論のサブセットではない、自前の卒論を書きました。もちろん、大した成果・内容などありません。でも、自分たちで一つ書き上げた!という達成感はありました。
自分たちで手法を考え、参考になる論文を探し、そうやって本当に「学問」が出来た半年でした。自ら「学び問う」・・・これが本当の学問。今までの学生生活でやって来たのは「勉むことを強いる」勉強。
勉強なんてちっともおもしろくなく、「学問は道楽」という意味が分かった、貴重な時間でした。
教授があのような手法で僕らを導いてくれたおかげだったと思います。解析班になって、院生の衆論を手伝うだけだったら、きっと分からず終いだったと。
正式に就職先が決まった時。教授のところに質問に行ったついでに「就職決まりました」と伝えたら、「君は院に来てくれると思っていたのに」と言われました。


教授から、院試の勉強を優先するようにといわれていると言うことは、期待されてるんだと思います。
がんばってください。
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この回答へのお礼

回答・貴重な意見ありがとうございます。

>学部生の卒論というのは、研究室の中ではさほど重要な位置づけではない

というのは聞いた事があります。研究室は院生がメイン、学部はおまけというように感じます。

現在、数値解析の研究室で忙しい雰囲気は全くありません。しかし同じ卒
論ならば、研究を通してqp3qp3さんのような貴重な経験・達成感が得られ
たほうが、将来自分のためになるのではと思っています。

せっかく教授に勉強の時間を許されたので、大学院進学に専念し院で
qp3qp3さんのような充実した研究ができるよう努力したいと思います。

回答・激励の言葉ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/12 22:51

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