プロが教えるわが家の防犯対策術!

先日「インサイド・マン」を見ました。
分からない部分があったので、教えて下さい。

一言でいうと、
銀行の会長が、強盗を雇って、ナチとの関係を示す文書とダイヤを自分の銀行の自分の貸金庫から盗ませる。
っていうのは分かりました。
犯人がどうやって抜け出したかも分かりました。

でも分からないのが、ジョディ・フォスター演じる弁護士を雇った理由。
別にいなくても、犯人は盗み出すことに成功できそう。なのに彼女を雇ったことで、秘密を知る人間が増えることになる。
会長が事件解決を願っているフリをしたいなら、市長に電話をすれば済む。
最初は観客に、この事件の真相を理解させるための「解説者」としての役割だけかと思ったんですが、それも苦しい。

ナゼなんでしょう?
分かった方は教えて下さい。
お願いします。

A 回答 (5件)

こんばんは。


ネタばれ改行します。





えっ!会長が盗ませたんではないのではないのでしょうか?
会長がやるのなら自分で金庫に取りに行けばいいんですよね?
それが会長の過去を暴こうとした犯人が金庫の書類とダイヤを盗もうとした。
会長は銀行のお金はまあどうでもいいけど書類とダイヤを守りたかった。
過去の犯罪の証拠でもあるし警察へは頼めない。
ということで弁護士にある程度の概要を話し金庫内のものを守ろうとした・・・(しかし失敗した)
ということではないのでしょうか?
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私も#1さんと同じ意見です。



つめよる刑事に「私が関与しているとでも?」と会長が答えるので、あれ、黒幕だったの?と一瞬思いましたが、あの「関与」は単純に「(被害者として)関係している」という意味だったのではないでしょうか。英語の台詞を知りたいものです。

#4さんのご指摘のように会長は支店名を聞き返していたし、秘書が出て行ってからも愚痴っぽい独り言を言っていましたね。
それにジェット機の手配を警察に申し出ているから、もしそれが受諾されちゃったら犯罪は遂行されないわけです。

なお、最後のほうの犯人の独白で、会長はダイヤモンドを売って善行にあてようとしたが・・・云々という部分がありました。
というわけで以下は私の解釈です。
会長は慈善事業のためにダイヤを売ろうとして業者に接触した。ダイヤ業者(そもそもユダヤ系が多い)を通じて会長の過去を知る人たちにその情報が流れた(初めに犯人に突き飛ばされるユダヤ教の聖職者ラビは甥がダイヤモンド商人だと取り調べの時に言っています。このラビが最後に車に乗っていた老人)。
銀行の金庫の存在を知る銀行員が内部で手引きをした(携帯を隠して殴られた人物が最後に金庫担当だとわかるので)。
犯人グループ以外に暴行は加えられず(服を脱がなかったおばさんは暴力を受けていない)犯罪は成功した。

しかしどっちかなあ・・・とわからないままなのは街の警官です。唐突に「盗み聞きに注意しないとね」って・・・彼もグループの一人なんでしょうか?
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#1さんと同じですが。



銀行の会長は「銀行強盗が入った」という連絡を受けた時点ではそれほどでもなかったのに、それが「書類とダイヤの入った貸金庫のある支店」だと報告を受けたことによって、明らかに動揺しました。だから、会長が強盗を雇ったわけではないでしょう。

銀行強盗の入った支店に「書類とダイヤの入った貸金庫」がある
 ↓
銀行強盗に金は盗られたとしてもかまわないが、それよりも書類とダイヤを奪われると困る(会長は金よりも地位と名誉が大事)
 ↓
口の固い敏腕弁護士に依頼して「金が目的なら用意するから強盗をやめてくれ」(=「書類とダイヤの入った貸金庫」を守りたい)と交渉させる

・・・というような流れだと思いますが。
会長としては、別に書類とダイヤを盗ませる必要はないでしょう。自分の管理下(自分の銀行の貸金庫)にあるんですから。手元に置きたければ、貸金庫を開ければいいだけ。むしろ手元には置けないので、誰も開けることのない貸金庫(だから顧客リストを抹消してある)に、永遠に隠匿しておきたかったわけです。
それが、銀行強盗が入ったことによって、すべての貸金庫を持ち去られては書類とダイヤが他人の目に触れることになるので、あせって犯人を懐柔しようとした。会長は書類とダイヤそのものが狙われていたとも思ってなかったと思います。ただ、たまたまその支店を狙った銀行強盗だったとしか思ってないと思う。だから金で取引しようとしたのでしょう。普通、銀行強盗はお金が欲しいわけですから。

犯人グループを雇ったのは、たぶん最後にクライブ・オーウェンを迎えに来た車に乗っていた老人で、ダイヤ元の持ち主の関係者であったのだと思います。老人からの依頼でクライブ・オーウェンたちは銀行強盗をやったんでしょう。ただ、あの老人が、そこまでの映画の中で、どこに出てきてたのかはちょっとわからなかったんですが・・・たぶんもう1回見たら、どっかに出てると思います。会長の回想シーンのあたりとかかな・・・?

結局、犯人グループは人相が特定できないので(人質のうちの巨乳の姉ちゃんをこれ見よがしに連れまわしたりしてたのも、人相を特定させないため)人質に紛れてうまく解放され、警察等と交渉があって人相がバレやすいリーダーのみあの方法で脱出。
会長としては、ナチスとのつながりを握られているので、どこの誰とも分からない人間に脅迫されているのと同じ。持ち去られたのが「表ざたに出来ない書類とダイヤ」なので、銀行にはまったく被害はない。ということは、これ以上の追及はできないし、しない。実際にはダイヤを手に入れたことで犯人グループは「金」はゲット。銀行強盗を依頼した老人は、おそらく復讐を遂げたわけで、デンゼルとジョディ・フォスターもちゃっかり「報酬」をゲット。
気持ちよくすべてが収まったストーリーでした。
・・・長々と失礼しました。
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先に質問の回答ですが、私は


「警察が突入を決定することの引き延ばし」
だったと考えています。
→犯人側が時間を必要としていたことはデンゼルワシントンも指摘していたことです。会長はそのことをあらかじめ知っていたから、ジョディフォスターを送り込み犯人側に投降の条件を考える「時間」を与えたように見せかけて、実際は警察側が突入することの決定を遅らせようとしたのではないでしょうか。
もちろん、ジョディフォスターがナチスの文書を手にいれて戻ってくればそれも良しだったのかも知れませんが。(ただし会長がこの点に固執していないのは、ジョディフォスターへの報酬の支払いのときに現物を要求しなかったことからわかりますが)

もちろん秘密を知る人間は増えてしまいますが
だから「口の固い弁護士」として知られていたジョディフォスターを指名したのでしょう。あまり面識がなかったのにも関わらずです。

なお、このような回答を寄せるぐらいですから
私も会長が強盗を雇って盗ませたと考えています。
(以下私の推察です)
デンゼルワシントンが会長に詰め寄ったように
この事件により銀行は1円の被害も出ず、人質にも1人の犠牲者も出なかった。どうしてか?それはこの事件の首謀者が会長だったからでしょう。
最初に銀行強盗が入ったことを知らされたときの含みのあるリアクションも今思えばそのことに関連があったかもしれません。
また、なぜ自分の銀行の貸金庫なのだから自分でとりに行かなかったのか。
「312(でしたっけ?)」は顧客リストがなかったわけですが、その金庫に対して権利を主張する人間が現れるとどうなるか?銀行は信用商売ですから、会長と言えども中身の申告を求められるでしょうし、実際の現物と申告内容が同じかどうかのチェックも行われるでしょう。
そうなれば、いずれかの段階で会長とナチスとの関係が明るみに出るのことになってしまうのは自明の理です。
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私もNo.1さんの答に同意します。

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