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ネタバレあるので、ご注意下さい。

 この前、国際線の飛行機のビデオで「インサイド・マン」を見ました。そこで、いくつか質問があります。過去の質問も読みましたが、確認させてください。

 (1)最後に、リーダー格の犯人を迎えに来た仲間のクルマに、少なくとも4人は乗っていたと思うので、犯人グループは、リーダー込みで5人はいるのですよね。最初に銀行に侵入した犯人は、4人くらいだったと思うので、もともと客の振りして、銀行のロビーに潜り込んでいた犯人もいたということですよね。

 (2)最初の質問と関連しますが、結局、最初の携帯を隠していたことがバレて殴られた銀行員(実際には、曇りガラスの向こうだったので、殴った・殴られたような演技をしていただけだとは思いますが)、商談していた金持ち風の老人、マスクをしたくないと騒いでいた若者など、目立っていた人は、たいてい犯人だったんですよね?服を脱ぎたくないと言っていたオバさんは、犯人ではないと思いますが・・・。

 (3)ラストシーンで、交渉役の刑事が、自分のポケットから指輪を出した時に、ロビーでぶつかった男が犯人だったと気づくシーンがありますが、あの指輪は、「恋人のために刑事が自分で買った指輪」だと、私は思い込んでいたのですが、一緒に見た家族は、「主犯格が銀行から脱出する時に刑事とぶつかった隙に、ポケットに入れたんだ(ユダヤの指輪と別物)」という解釈なのですが、皆さん、どう思いますか?
 刑事が恋人に渡した指輪は、捜査のために押収して、持ち歩いてた”問題のユダヤがらみの指輪”じゃないですよね?

 (4)強盗の当初の目的は、ナチスと手を組んで金儲けをした銀行家の悪事を暴くことに加えて、その証拠の書類と指輪を持ち出すことだったが、金目当ての強盗だと思われたくないと思った主犯格は、当初の予定とは変更して、指輪は金庫に残して、脱出したんですよね?

A 回答 (1件)

こんにちは。

他の方の書き込みがないので記憶に残っている所だけでもお手伝いさせて頂きます。

(1)はっきりと覚えていないのですが、後ろの席に「巨乳女」「引きずられ男」「老人」でしたっけ?私もここで人数が合わないな、と感じたのですが、その時は運転手は犯行に加わっていない無関係な人物だと解釈してました(映り方があっさりしてたので)。
だとすると、当初銀行に押し入ったのは3名で中で合流したことになります。3名だったような気もする・・・。ビデオが出たら確認してみます。

(2)人質のうち目立っている人物は共犯者か、他の重要な事実を説明するための役割を担っていると考えられます。
服を脱ぎたくないとダダをこねた婦人は、犯人の指示に従わなかったにもかかわらず、乱暴な扱いを受けることなく別室での着替えを許されました。このことから犯人は本物の人質に危害を加えない、乱暴されるのは共犯者だけ、という図式が浮かび上がってきます。
過去問もご覧頂いたようですが、あの銀行員はデンゼル・ワシントンに鍵を渡す人物でした。彼に大声で名前を呼ばれていました。
余談ですが他にもレトリック上絶対に共犯者でなければならない人物が複数名存在します。警察での証言の矛盾点をぜひご確認ください。
公開時のキャッチ・コピー「人質全員が共犯者になった」の通り、みんな怪しくなってきます。

(3)私もご家族の意見に賛成です。指輪を出した時にびっくりしたような表情をしてませんでしたか?
あんな大きなダイヤは刑事の給料ではたとえローンを組んでもムリでしょう。まさか結婚指輪にガラス玉もないでしょうし。デンゼル・ワシントンを単なる正義の味方にしないところが、この映画が戦争犯罪を扱っているにもかかわらず、重苦しくならずにオシャレに仕上がっている所以だと思います。
問題の指輪は食事中のジョディ・フォスターと大物政治家に託されましたね。

(4)当初の予定はその通りですが、指輪を残した理由は「金目当てだと思われたくない」のではなく「自分たちが匿名で動くよりもデンゼル・ワシントンに預けた方が確実に事実が公表される」からではないでしょうか。
ラストで車に乗り込んだ時「指輪は?」「信頼できるヤツに預けた」という会話があったので。

公開当時あまりにも評価が低くて日本人の映像読解力のレベルに愕然としましたが、少しずつこの映画のおもしろさを理解できる人が増えてきて嬉しく思います。こんなややこしいが映画がもっと上映されるといいですね。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
(1) 気になるので、私もチャンスがあったら、確認してみたいです。
(2) 「警察での証言の矛盾点」これも確認してみます。
(3) 確かに、びっくりしていた気もします。
(4) 「デンゼル・ワシントンに預けた方が確実に事実が公表される」、なるほど納得です。確かに、「信頼できるヤツに預けた」と言っていました。あのセリフの意図を理解出来ていませんでした。

>公開当時あまりにも評価が低くて日本人の映像読解力のレベルに愕然としましたが、少しずつこの映画のおもしろさを理解できる人が増えてきて嬉しく思います。こんなややこしいが映画がもっと上映されるといいですね。

 私は、すごく面白かったのですが、一回目ではちゃんと理解できないところがあって、(恥ずかしながら)同じフライト中に2回見たのですが、この程度の理解力でした。もう一回みなくては!

 silverfrogさん、
 読解力もさることながら、凄い記憶力ですね!
 ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/23 23:50

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