No.1ベストアンサー
- 回答日時:
一番わかりやすいのはフマル酸(トランス)とマレイン酸(シス)かと思います。
まず、融点や酸性度が水素結合の影響で異なり(フマル酸は分子間、マレイン酸は分子内)、マレイン酸は分子内酸無水物を作るが、フマル酸は分子内は無理。このように配置が変わると化学的性質も変わってきます。No.2
- 回答日時:
化学的性質はある程度似ていることは多いでしょうが、全く同じということはありません。
No.1のご回答にありますマレイン酸とフマル酸のように、化学的な性質、すなわち脱水の起こりやすさ、に大きな差がある例は少ないといえると思います。
一般的には、融点、沸点に差がありますし、生物活性に関してはかなりの差があることも多いです。
簡単な例では、2-ブテンのシス体とトランス体でも融点や沸点に違いがあります。また、ある種の昆虫のフェロモンの中には二重結合を有するものも多く、それらの幾何異性体は全く生物活性を示さないということもよくあります。
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