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転換社債について今勉強してますが、仕組みは何となく分かったの
ですが日経新聞転換社債の欄を見てもイマイチよく分かりません。
下記の例を使って具体的に教えていただけないでしょうか。
<日経新聞>
  銘柄   終値
 富士通10 126.30  

この終値と言うのは現在の転換価格ということで良いのでしょうか。
また現在この社債を買うにはいくら必要なのですか?
よろしくご教示お願いします。

A 回答 (6件)

>転換社債の価格はもちろん株価が上がれば、それに比例して上がりますよね。


>それなら株価が低迷している現時点なら100を切る社債がたくさん出てそう
>なのに新聞の転換社債欄を見てもそんなに数がないのでしょうか。

転換社債は価格が下落してくると、株式に連動する意味合いが低下して社債として価格が決定されるようになります。現在、ほとんどの転換社債は株式に連動する部分がほとんどなく、社債として価格が成立していると考えております。

現在取引されている転換社債のほとんどはゼロ金利政策が導入される前に発行されました。このため新規に発行するよりも高めの利率設定となっています。利率とは毎年あるいは毎半年毎に訪れる利払い日に支払われるもので額面金額に対する割合(%表示)を示したものです。

具体的な例で回答します。
利率1.0%で1年後に償還される既発行のA社債があるとします。
同じような企業が新規に発行したB社債が利率0.2%で同じく1年後に償還を迎えるとします。

A社債とB社債の価格が共に100円だった時にどちらに投資するかと言えば、投資リスクが同じであれば全員がA社を選択するでしょう。それは一年後に受け取れる元利合計金額がA社債は101円、B社債100.2円(ともに100円に対して、以下同じ)となるからです。このことからA社債の価格はB社債の価格を上回ると考えられます。

では、B社債が100円の時のA社債の価格が幾らならば適切なのかという投資尺度として最終利回りというものがあります。

最終利回り={利率+(価格-100)÷残存年数}÷価格
この逆算式では
価格=(100+利率×残存年数)÷(1+最終利回り×残存年数÷100)

これを利用してB社債の最終利回りを計算します
B社債利回り={0.2+(100-100)÷1}÷100=0.2(%)

A社債とB社債が同じ利回りだった時のA社債価格を計算すると
A社債価格=(100+1×1)÷(1+0.2×1÷100)=100.798(円、小数点以下4桁目切捨て)

転換社債が多く発行されていたころから比較して、新規発行の転換社債の利率が0.8%低下したとするならば、残存1年の既発行の転換社債の価格は100円以上(約100.8円)ということを表しています。勿論、No.5の回答の信用リスク不安がないことは前提となっています。

以上、わかりやすく書いたつもりですが‥。数学の授業のようになってしまいました。

<ご参考>
質問の主旨が当初と変わってきていることが気になります。勿論、私の知る範囲で回答させていただいておりますが、同じ質問で補足質問を行うよりも別の質問を立てていただいた方が私以外の回答も期待しやすいと思います(現状では私以外の回答は期待しにくくなっていませんか?少しプレッシャーを感じます)。また、他の方が同じ質問内容に関して検索なされた時もその方が見やすいと思います。
私事ですが、回答毎のメール通知を選択していません(回答が多いので判別不能になったため)。カテゴリーで選択して回答するようにしていますので、新規の質問を立てていただいた方が回答までの時間は短いと思います(どうしても新規の質問に目が行ってしまうのです)。

新規の質問を立てることは大変ご面倒なこととは思いますが、上記の主旨をご理解賜りご協力していただければ幸いです。(このカテゴリーの質問も少ないですし)
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この回答へのお礼

いつもご丁寧な回答ありがとうございます。
そうですね、当初の質問と少し道が外れてきました。
次からは新しく質問を立てようと思います。
価格が下がると株価とは連動しにくくなり、社債としての価格になる
んですね。なるほど・・そういうことで現在の価格を見ても極端に価格
が下がっている銘柄がないんですね。
今回質問させていただいて随分理解できるようになりました。
みなさんどうもありがとうございました。

お礼日時:2002/02/24 11:51

>取引きが成立しないことがざらにあると言うことですが、それは株に転換もできないということでしょうか。

それとも売買ができないだけと理解すればよいのでしょうか。

CBの売買ができないだけということです。
株への転換は発行日から償還日の前日までに申請すれば何時でもできます。


>社債の価格が100を切った社債が取引きされていますが、満期まで待てば元金が保障されるのにそれを売るというのはどういう理由なのでしょうか。

社債を発行した企業が満期まで無事に残っているかどうか判らないためというのが回答です。少し前になりますが、ヤオハンジャパンという会社がCBを出していましたが、結局会社が立ち行かなくなり会社更生法の適用を受け、CBが100円当たり11円で償還になったことがあります。100円未満の社債はその可能性があるという判断のもとでということになります。勿論、倒産する可能性が高いと思われているものは100円を大きく下回っていますし、可能性がそれほど大きくないものは100円を少ししか下回っていません。これらのリスクを信用リスクと呼びます。
信用リスクの判断は個人で行うことが困難ですので、格付機関が出す社債格付を参考に投資なされるとよろしいかと思います。

以下、主な格付機関
http://www.r-i.co.jp/
http://www.jcr.co.jp/
http://www.moodys.co.jp/
http://www.standardandpoors.com/japan/index.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
まだ少しすっきりしません。。。
転換社債の価格はもちろん株価が上がれば、それに比例して上がりますよね。
それなら株価が低迷している現時点なら100を切る社債がたくさん出てそう
なのに新聞の転換社債欄を見てもそんなに数がないのでしょうか。

お礼日時:2002/02/19 22:22

>終値と言うのは現在の転換価格~



転換価格とは株券に転換される価格のことで発行時点で決定して変更されることはありません(例外的に、転換株価が下がっていく条項付きのものがりますけど)。
終値とはその日に付いた価格の最終価格のことです。15時が最終ですが、転換社債は値段の付き方が株式ほど活発でないので、例えば13時以降値段が付いていないなどはざらに有り得ます。
尚、CBや債券は、額面100円(償還元本が100円ということです)に対する価格で取引されます。

ちなみに
富士通10の転換株価=998円
ですので、CBを株式転換すると998円で株を買ったことになります。
(株価が998円超にならないと転換してもプラスになりません)

>富士通10 126.30  
>現在この社債を買うにはいくら必要なのですか?

CBの購入代金=元本代金+経過利子+売買手数料
です。
CBの最低売買単位は額面100万円であることから額面100万円の時の金額を計算します。
元本代金=100万円×126.30÷100=126.3万円

経過利子の計算をするに当たって(前回利払日2001/9/30、利率2.0%、受渡日2002/2/21)であることから、2001/9/30~2002/2/21=144日経過日数より
経過利子=100万円×2.0×144÷365÷100×0.8=0.6312万円(円未満切捨)
(0.8を乗ずるのは、20%源泉徴収税相当が除外されるため)

手数料は以下の料金体系を使用するとすると
http://www.tsubasa-sec.co.jp/attention/base_comm …
手数料=126.3万円×0.85%+0.3万円×1.05=1.3855万円
(1.05を乗ずるのは5%の消費税)

以上より
売買代金=126.3万円+0.6312万円+1.3855万円=128.3167万円
ということになります。

取りあえずCBの簡単な投資方法のサイトです。
http://www.star-trade.net/saikeninfo_cb02.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
皆様のおかげで随分理解でき始めましたが、まだまだ分からない事がどんどん
でてきます^^;
取引きが成立しないことがざらにあると言うことですが、それは株に転換も
できないということでしょうか。
それとも売買ができないだけと理解すればよいのでしょうか。
また社債の価格が100を切った社債が取引きされていますが、満期まで待て
ば元金が保障されるのにそれを売るというのはどういう理由なのでしょうか。
よろしくご教示お願いします。

お礼日時:2002/02/18 20:08

今晩は。


 転換社債の各種条件(発行額、利率、償還期限、転換価格等)は会社四季報や季刊会社情報の巻末にまとめて載っています。多分証券会社のウェブ・サイトの転換社債のページでも「情報」として掲載されているのではないかと思います(私は転換社債のページは見たことが有りません。恐縮)。
 日経新聞に出ているのは、高値、安値、取引高程度ですから、転換社債の内容に付いてはほとんど記されていないのと同じです。尚、「富士通10」の10というのはその会社が発行した10回目の転換社債、の意味です。この回号によって発行条件がことなりますから、注意して下さい。
 また、売買には一定の手数料が必要になります。もう一つ、株式に転換する際にも手数料がかかります。少なくとも私が数年前に転換請求をしたある会社では額面100万に対して、500円+消費税を取られました。 
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終値というのは、「富士通10」という転換社債の、その日の売買価格の終値のことです。



転換社債は、発行時に利率、償還期限、転換価格が決められています。
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私もあまりくわしくはないんですが、


終値というのは、「富士通10」という転換社債の額であって、通常100万円単位で売買されるので、今買うには、1263000円必要ということです。
期間が来て償還されるときは、1000000円となるので、この値段で買ってすぐに償還時期が来るようだと、263000円損になります。(社債の利息分は入りますが)
値上がりすればその時点で売って、差益を得たり、また株に転換して運用することもできます。
初心者の場合はあまり高くなっているものは避けた方が無難ではないでしょうか?

参考URL:http://www.a-guide.co.jp/guide1/fuyasu/tenkan1.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
終値は社債そのものの値段ということですね。
転換価格というのは株式に転換する時の一株当りの価格のことですよね。
頭がこんがらがって整理できないのですが、転換価格はこの終値から導き
だせるものなのでしょうか?

お礼日時:2002/02/17 15:10

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