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酪農の収入面での現状について質問です。

私の妹の旦那が、サラリーマンを辞めて酪農家になると言い出しました。
兄妹とはいえ、別の家庭を持っていますので、口出しするつもりはないのですが、心配なので、私の胸の中だけでも、いろいろ知っておきたいと質問しました。

妹の旦那は、現在30歳、大学は酪農関係の学校に行っていたそうですが、卒業後は全く別の業界で営業職をしており、酪農の実戦経験はありません。
子供は6歳と3歳の子供がいて、妻(私の妹)は派遣の仕事をしています。
中古マンションを3年前購入し住んでいます。

まずは雇われ酪農家をし、将来は自分で経営したいようです。
酪農家に就職した場合、収入はどのくらい貰えるものなのでしょう?
また、規模にもよるでしょうが、開業するとなると、元手は最低幾らぐらい必要なのでしょうか?
さらに、自営で酪農されている方の収入の統計などありましたら、教えてください。

妹夫婦は貯蓄はほとんどないらしいですし、旦那の親は他界し、私どもの親も援助は難しいです。
酪農をするとしたら、家族で移り住むと言ってますが、田舎では妹の就職先も多くなく、子供2人もいるのに、やっていけるのか心配です。
家も手放していくつもりらしいので、なかなか後戻りも難しいと思います。
やっていけると思いますか?

A 回答 (8件)

酪農及び農業の大規模経営をしています。


一生にかかわることなので、あくまでも参考の範囲でお受け取り下さい。
前のかたもメールされているように、なぜそのように思われたかが、おおきいです。家畜かとおもわれるかもしれませんが、心から大切にできるかたかどうかです。一時の迷いやあこがれからスタートしたら飼われる生き物は不幸ですから。ふかふかの住み心地の良い環境で豊かな一生を保証してあげて欲しいです。
<身近なケースで成功した方>
 お子さんが 質問のかたと同じくらいで、夫婦とその母親計5人でした。
 脱サラし 今ニュージーランドで酪農(羊)をしています。
 この場合 情熱の他に 資金があったこと・語学に堪能だったことがおおきいです。
<現実>
 酪農農家の現状は、たいへん厳しいです。また経営もそうですが、生き物を育てていく上での経験が、どのくらいあるかです。乳牛を飼うにしても、牛の能力の見極め(良い子牛の取得等)、病気についての感度の良さ、衛生知識、地域環境理解のとりつけ、スタッフの有無、餌についての知識(配合技術)と購入ルートの確保などなどゼロからの出発は無謀です。
 また たとえそれをクリアーしたとしても、生産調整が行われている地域では 原乳を買い付けてもらえるかどうかも分からないのが、現状です。納品をとりつけたとしても菌数が高ければ即持ち帰りもありえます。(大規模業者が生き残る方向になりつつあります。)
 体力的にはどうでしょうか。酪農にかぎらず、たいがい途中からされる方は、かげんが分からずがんばりすぎて腰をやられます。気がついた時はかなり進んでしまうことが多いです。
 機械についての経験はどうでしょうか。フォークリフト等の扱いなども
必要になるかもしれません。修理やメンテナンスは必要不可欠です。
 先ほどスタッフと書きましたが、もし一人作業を考えているとすれば、そこからくずれる可能性があります。足を踏まれた、壁と牛の腹に挟まれた程度でも骨折したりヒビが入ったりすることもあります。動ける人が一人は なんとも心もとないです。
以上からもし転職をお考えでしたら
・実際に経験を積む
・十分な資金の確保(初年度は収入0マイナスからスタートと
          考えた方がよい)
・周辺地域の理解とサポートのあるところを確保する。
・経験のある信頼できる人をスタッフに迎えられること
・奥さんもスタッフとして協力できること
ほかにもありますが、このあたりは大切かと考えます。

単にあこがれか、もう少し農業的なことに従事したいとお考えでしたら農事組合法人で農業や酪農を営むかたわら 一般の家族が農業体験出来るような活動をしているところはけっこうあります。そこのスタッフになるのも路の一つかと考えます。

参考URL:http://www9.ocn.ne.jp/~enjoy/mokumokupage5.html
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この回答へのお礼

詳しいご説明、大変参考になりました。
口出ししずぎることはできませんが、妹にもう一度良く考えるように話してみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/06 10:46

まず御質問のケースですが、止めた方が賢明です。



農業の中でも家族経営程度の酪農で食べていくのは容易な事ではありません。しかも酪農家を継ぐのではなく、0から立ち上げとなれば、投資を回収することすらできない事になります。そもそも、農地を取得できるかどうかすら分かりませんしね。

プロの農業者でも、新規に酪農を始める人はほぼ皆無です。逆に酪農を止めて、稲作や野菜などに転換してしまう人はたくさんいます。
今から酪農を始めたとしてうまく行く可能性があるとすれば、高品質(遠方から客が来るくらいのレベルのもの)のアイスクリームやチーズなどの乳製品を自分で製造する能力をもっている人が、都会から離れていないところに牧場をもつ位なものでしょうか。(そんなところの牧場はとても買えませんけど)自己資金はかなり必要になりますけどね。

>妹夫婦は貯蓄はほとんどないらしいですし
自己資金を貯めていない人というのは、どんな業界でもそうですけど起業する資格ないですよ。(きつい言い方ですが)
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
やはり、辞めた方がいいと思われますか?
私もそう思うんですよね。
自分で経営するというのは夢に近いとは思うのですが、法人に就職するだけでも、心配なんですよね。
子供が2人もいて、妹が仕事をやめて、着いていって生活できるのかと。
マンションはローンが残っているし、中古物件なので、売るにも売れない、貸すにも貸せないになりそうだし。
私のホンネは、単身赴任で働いてみて、やっていけるか考えたら?と思ってしまいます。
今の家で妹が働いてさえいれば、最低限の生活は維持できると思うので。

それに、どうやら履歴書も送ったらしいのですが、ネットで探して、応募したような感じで、現地を見てもいないんですよね。
そんなんで、家族を連れて行けるのかなと心配で仕方ありません。

お礼日時:2006/07/01 14:24

No4御回答の


>「アルプスの少女ハイジ」のイメージ
ですね。何時間か働いた後、(あと何時間かの仕事が残っているけど)ちょっとタバコに火を付けた時、ほんの数分、このイメージが体現できたら、それが生きていく原動力になるんでしょうね。

ローラ・インガルスのお父さんも働き者ですよね。
(体力も、知力も兼ね備えているし)
でも、大農場主には、なり(れ)ませんでした。それでもローラはすばらしい娘ですね。

政府は今、農業後継者の確保にやっきになっていて(小○さんはそうでもない?)農業研修中に研修費として、無利子のお金を受給する制度もあるようですね。(あくまで借金ですが。)

No4など実体験のある方のアドバイスは、とても説得力ありますね。
>収入は、ピンキリです
し、酪農のやり方も人それぞれです。

>サラリーマンを辞めて酪農家になると言い出し
た義弟様の、「言い出した」心理背景が気になるところです。
若い酪農後継者の多くは、自分の目指す「経営理念」のお手本とめぐりあって、酪農業に入る決心をしています。
現在の仕事に「嫌気がさして」という消極的な理由では、なかなか大変だと思います。

>元手は最低幾らぐらい必要なの
都道府県庁の農業関係の部署へ行けば、試算表は幾らでもあると思いますが、試算どおりにいかないのが、農業ですね。

参考URL:http://www.ryeda.or.jp/sub/model/hokkai.html#5
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
「言い出した」という表現ですが、私の偏見もあると思います。
というのは、義弟は少々頑固な変わり者で、仕事や人付き合いの中には、本意ではないけれど、仕方が無い「大人の事情」というのがあるじゃないですか?
そういうのを流せない人間で、人とぶつかりやすく、どうもサラリーマンには不向きのようなんですよね。
だから、「言い出した」のかなと思ってしまって・・・。
妹は、のんきというか、旦那に甘いというか「まあどうにかなるでしょう」というタイプなので、余計、私が気をもんでしまっています。

お礼日時:2006/07/01 14:17

もう一つリンクを張っておきます。


北海道農業開発公社。離農農家を買い上げ、新規就農者への貸付、販売などをしています。
http://www.adhokkaido.or.jp/risu1.html
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酪農実習生として牧場でバイトしていたことがあります。



農業法人に就職した場合、北海道の場合で月給は15万~25万くらいです。
自分でお金を貯めて土地を買い、牛舎を建て、牛を飼って酪農を始めるというのはあまりにも金がかかり現実的ではありません。
宝くじでも当たれば別ですが。
各自治体や農協などの就農支援を利用するのが現実的だと思います。
http://city.hokkai.or.jp/~milkfarm/
http://www.aff-job.go.jp/
そうして、後継者がいないなどで離農農家が出た場合に、そこを買い上げることになるかと思います。

妹さんの就職先を心配しているようですが、一部の大規模農場法人などを除き基本的に家族単位での仕事なので、夫婦で共に働くことになります。

収入は、ピンキリです。
大規模農家になればなるほど大型トラクターやミルキングパーラーなどの搾乳施設にお金がかかるので、収入の多い(頭数の多い)農家ほど借金も多く、大規模化が必ずしも収入には結びつきません。
年収でみれば、都会のサラリーマンよりは少ないでしょう。

やっていけるかどうかは、わかりません。
酪農と言う仕事は、将来的にゼロになることはないでしょうが、牛乳の消費が落ち込み、輸入などで価格競争も厳しくなっている今、あまり明るい未来ではありません。
牛乳に偏見や間違った知識をもっている人もいますし。(苦笑)
実習生として牧場に行っても、辞める人が多いです。
牧場に「アルプスの少女ハイジ」のようなイメージを持っていると、まず勤まりません。
酪農系の学校に通っていたとのことなので、そのへんは大丈夫でしょうが。

金銭的にやっていけるかどうかは、経営しだいでしょうね。
農家は個々の経営。家長が社長ですから。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
はじめは、農業法人に就職することを考えているようなので、それほど収入が多くないので、妹は他で働かないと生活していけないと思い、就職先の心配をしました。
兄としては、やはり今の状況で、妹と子供たちも一緒についていくことに、不安があります。
単身赴任でやってみて、やれそうだったら連れて行く方がいいんじゃないだろうかと・・・。
お答え、とても参考になりました。

お礼日時:2006/07/01 14:07

365日働けないと酪農は難しいです。


サラリーマンのように休日はありませんし、8時間働けばいいというわけにはいきませんので、その覚悟は必要です。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
その当たりは、覚悟しているようです。

お礼日時:2006/07/01 14:02

#1です。



栄養学的に、牛乳は完全だとか言われますが、学問的には
そうかもしれませんが、これは間違っていると思います。
今、日本の栄養学の主流はアメリカの栄養学です。医学についても
アメリカのものが主流です。ですが、戦前はドイツ医学を日本は
手本にしていました。
アメリカの栄養学は、日本人には合わないと考えています。
アメリカと日本人では、土地の気候も、食べるものも全く違います。

太平洋戦争で、アメリカは日本人の体力について研究したとき、
日本人が米や味噌など伝統の和食が、実はすごい体力を作り出して
いることに気付きました。江戸時代の飛脚にしても、おにぎりと味噌
だけで何十キロも走るのですよ。欧米人は驚嘆したそうです。

それで、戦後アメリカは、日本に給食制度を持ち込み、パンと牛乳
を日本人に与え弱体化を計ったと言われています。
日本人には、和食が一番いいのです。洋食する身体には、なっていない。
だから、大腸がん等が増えてきているのです。日本人の腸は、西欧人
より長いのはご存知でしょうか?ですから、肉食も合っていません。

いずれにしても、酪農は衰退する業種だと思います。
思い直されたほうが、将来の為だと考えます。
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酪農って牛乳等を作るんですよね?肉牛を育てるのでしょうか?



牛乳なら厳しいと思います。今、牛乳の消費は落ち込んでいます。
私は成人してからアトピーを発症して、いろいろ調べたんですが、
そもそも人間が牛の乳を飲むことは間違っているという結論に
たどり着きました。
今、子供にアレルギーの子が多いですが、これも学校等の給食で
牛乳を飲み続けているからだと思います。他に、運動しないとか。

市販の牛乳のほとんどは、パックの表示をみれば書いてありますが、
高温殺菌です。牛乳を高温殺菌すると、有害物質が発生するという
大学の研究もあります。人間が、動物の乳を飲むことは本来
間違っているのです。最近、多くの人がこのことに気付きつつあります。ですので、これから牛乳の消費はもっと落ち込むと思います。
私も将来子供を持ったら、給食の牛乳は飲ませないで、水筒で
お茶を持たせようと思っています。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございます。
牛乳と限っているわけではないようです。
それと、牛乳に対するご意見は今回質問から外れますので、返答は遠慮させてください。

お礼日時:2006/07/01 14:01

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