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インド史のヴァルナ、カースト、ジャーティの意味の違いが良く分かりません。
また、カースト制度やヴァルナ制度とも違うものなんでしょうか?
それと、現代で使われている意味と歴史用語として使われている意味は違うのでしょうか?

そのあたりも含めて3つの言葉の意味の解説をお願いします。

A 回答 (3件)

   ヴァルナ


人種の区分けで、白肌・黄肌・褐色肌・黒肌のことです。紀元前に人種の枠外結婚を無くさせるために導入されたらしいです。

   ジャーティ
10世紀に成立したシュードラ系の王朝(和名:奴隷朝)によって作られた職業世襲制のことです。日本で言う『一子相伝』と『家督を継ぐ』のようなものです。

   カースト
ポルトガル人が16世紀頃にインドに行った時、ヴァルナとジャーティが理解出来ず、自分達の価値観において作り出したインド社会のイメージです。当時のヨーロッパは、第一身分(僧侶)・第二身分(貴族)・第三身分(平民)・枠外(奴隷)社会でした。これにヴァルナを無理矢理あてはめ、更にジャーティを組み合わせてインドはひどい身分差別があるとしたのです。実際にはそんな社会はありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
これで頭の中で整理が出来ました!

お礼日時:2006/08/15 22:01

参考にどうぞ。



http://ishiishimr.hp.infoseek.co.jp/cast.html

http://kohiyama.wem.sfc.keio.ac.jp/system/multim …

■ヴァルナ=人種的な身分差別(僧侶・貴族・平民・隷属民)
■ジャーティ=ヴァルナの中のヴァイシャ、シュードラを更に職業別に細分化した身分差別(高貴な仕事・不浄な仕事)
■カースト=「ヴァルナ・ジャーティー」と呼ばれる、両者を合わせたインドの社会制度

という捉え方が一般的でしょうか。
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この回答へのお礼

ヴァルナを更に細かくしたのがジャーティで、その二つを合わせたものがカーストということですね!
回答ありがとうございました。分かりやすかったです。

お礼日時:2006/08/15 21:57

3つとも全てバラモン・クシャトリヤ・ヴァイシャ・シュードラの4つの階級に分けることを意味します。



ジャーティとはインドでのヴァルナの一般的な呼称、カーストとは15世紀末インドに来航したポルトガル人によるヴァルナの呼称です。

また、ヴァルナはインド神話における神の名前でもありますので使い方によれば違う意味を表すことも。

現代ではカーストまたはカースト制度と呼ぶのが一般的かと思われます。
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この回答へのお礼

3つとも4つの階級に分けることだけど、呼称が違うということですね!
回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/15 21:54

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