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お弁当などに良く使われている増粘多糖類は、
授乳中のママに良くないものでしょうか。
また、どのような影響があるものでしょうか。
教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (3件)

添加物の用途別分類は「増粘安定剤」ですが、「糊料」「ゲル化剤」などと呼ばれることもあります。

要するに食品に粘り気やとろみをつけるための添加物です。そのなかで「多糖類」に分類されるものが「増粘多糖類」ということになります。非常に多くの物質があり、2種類以上を使用したときは物質名ではなく「増粘多糖類」という一括表示でよいことになっています。
ちなみに、「多糖類」とは、炭素と水素と酸素の化合物、つまり炭水化物のことです。代表的なものがデンプンやセルロース。「単糖類」や「多糖類」の違いは、原子の数や結合状態の違いによるものです。
以上が「増粘多糖類」の大雑把な定義。

添加物として認められている物質の具体的な物質名・品目名は、厚生労働省の告示を参照してください。
表中の、用途の欄が「増粘安定剤」、基原・製法・本質の欄に「主成分は多糖類である」と書かれている物質です。ほとんどは植物原料由来ですが、微生物(酵母や細菌)を原料とするものもあります。
『既存添加物名簿収載品目リスト』
http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/a11c098 …

また、一般には食品として利用されているもので添加物としても利用されている物質のなかにも、多糖類の増粘安定剤がいろいろあります。詳細は下記。
『一般に食品として飲食に供させている物であって添加物として使用される品目リスト』
http://www.ffcr.or.jp/zaidan/MHWinfo.nsf/a11c098 …

で、肝心の安全性について。
手もとの『食品添加物危険度事典』(渡辺雄二、KKベストセラーズ)の著者の5段階分類によれば、ほとんどは危険度2か1、ごく一部が3となっています。
 危険度1 安全性の高いもの
 危険度2 それほど気にしなくて良いが、避けられるなら避けたいもの
 危険度3 できれば避けたいもの
 危険度4 できるだけ避けたいもの
 危険度5 極力避けるべきもの
もともと使用目的・用途や許容使用量を明示して使用を認可されたものですから、「絶対避けなければならないもの」は存在しません(危険性が判明して認可が取り消される場合も稀にありますが)。
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この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
微生物(酵母や細菌)・・・!!!
黒酵母なるものも初耳ですが、細菌までもが使われているなんてゾッとしますね。母乳に出てしまうことを考えると、極力避けたいと考えます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2006/08/23 00:49

増粘多糖類はいろんなものがありますが、天然由来のものが多く、添加物のなかでも比較的安全な添加物だと思います。


体にどのような影響があるのかはまだはっきりしたデータはありません。
摂取期間や量によりますし・・・
その名のとおり、粘度を出すためのものですが、お弁当などに使われる場合、餡などのとろみを出す、保水、工場でのラインにのせる際の歩留まり向上などいろんな目的に使用されますが、使用量としてはさほど多くありません。
なのであまり神経質にならなくてもいいと思います。
メーカーや店舗によって添加物使用の独自の安全基準を作っているところもありますので、信頼できる店やメーカーのものを使用するようにされるといいと思います。
個人的な意見としては、お弁当などの加工食品だと
どうしても塩分が多くなりがちなので、むくみとかそちらの方が心配です。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりまして申し訳ありません。ご回答ありがとうございました。
天然由来でも、#2さんデータによると細菌を培養したものが使われたりすることもあるようですね。ちょっと気持ち悪いですが、比較的安全ということがわかっただけでも少し安心しました。
でも、やっぱり母乳のことを考えると・・・。仰るとおり塩分も心配ですよね。ご助言ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/23 00:52

たまたま私もこの件について調べようと思っていましたので


Googleで検索(キーワード:増粘多糖類 毒性)してみました。
すごく大雑把に言うと「多分大丈夫なんじゃないかな」らしいです。笑
でももう少し丁寧に言うと、次のような感じでしょうか。

明確な毒性は認識されていないものの、
だからといって絶対安全であるとは言い切れず、
また十分なテストが行われているとも言えないが、
添加物類の中では問題ないとされることも多い。
また「~類」とあるように、2種類以上の天然多糖類の使用に際して
法的に一括表示が認められているということだが、
そのうちの何を実際に使用しているかで判断が分かれる場合もある。

…さて、結論になっているでしょうか?(笑)
やっぱり何をもって安全とするか、どの程度であれば「自分が」安心できるかは、
最終的には自分の価値観?でもって決めるしかないということになりますかねぇ。
私もなかなか勉強になりました。
質問者さんもお子さんへの影響を心配されているようですので、
ご心配は尽きないでしょうからこの機会に検索してみてはいかがでしょうか。
(キーワードは「食品添加物 安全性」などを組み合わせてもいいと思います。)
お急ぎの場合?用に見つけたうちのひとつのURLを貼っておきますね?

参考URL:http://www.geocities.jp/mozart0610/mame-tisiki.htm
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
早速のご回答ありがとうございました。
検索下手で、「増粘多糖類」「赤ちゃん」「影響」ではヒットせず・・・(^^;)

URL、早速拝見しました。他の添加物の方が危なそうですね。勉強になりました。

お礼日時:2006/08/23 00:46

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