No.1ベストアンサー
- 回答日時:
私の知っている網元は、~屋という屋号を持っています。
この家の場合、網元であるだけでなく本陣(大名相手の宿舎)を兼ねており、屋号があるのは当然とも言えますが。
一般に、網元はその漁村の最有力者で資産家でもあり、他の業種を兼ねていることが多く見られるように思います。
例えば、私の知り合いの網元の場合、その海岸一帯はリアス式海岸で、街道は海と山の間の狭い平地を通っており、海と山の間には道幅もなく、人力で削って道を通した所もあるようなところです。
ですから農地も少なく、限られた数の集落も江戸時代は主に漁業・回船の風待ちのための港として、成り立っていました。
ですから、そうした集落の有力者は、網元・宿屋・回船問屋を兼ねるようなことが多かったと考えられます。ですから、商売を兼ねる(商売をやめて網元としてのみ生計を立てていた場合でも)屋号があるのは不思議でないように思います。
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