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藩主=領主?
詳しい方、違いを教えてください。

A 回答 (3件)

領地を持つ武士は全部「領主」というのが小生の解釈です。


 1万石以上の領地を持つ武士は大名と呼ばれ当然「領主」。
 それ以下の武士は旗本ですが領地を持つ旗本は「領主」。
 また大名の家臣の中には主人の領地の中に自分の領地を持つ者がいます。これも「領主」。
 幕府領においては将軍が「領主」。
 天皇や貴族の領地もありました。神社や寺が領地を持っていることもありました。これらも「領主」。

大名領は明治になって「藩」と称されその主人は「藩主」と言われます。この場合は 藩主=領主 です。
「領主」には1万石以下の旗本なども含まれるので 領主=藩主 ではないこともあります。
現在では幕府領を「天領」と言いますが明治以降の言い方です。江戸時代には「御料」と言っていました。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/08/20 20:08

領主は土地を所有し人民を支配する権力を持つ大名・小名や旗本など。


武家の棟梁征夷大将軍たる徳川将軍家に任じられて、土地を所有し人民を支配する権力を持った人が領主。
3,000石以上が独立した領主で城・陣屋などの政庁を構え行政を行い、軍事的にも独立した一勢力とされ身分も武将。
3,000石未満は将軍直属の部隊に編成されましたが、領地を与えられた場合は、年貢率は自由に決められました。
1万石以上を大名と呼びます。

明治政府が、県という地方行政単位を編成した時、それまでの徳川政権が支配していた地方行政単位を「藩」と呼ぶ事に決めた言葉です。
それを使って「廃藩置県」と言う造語を作りました。

なので、徳川時代には藩主や藩という言葉は有りません。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/08/20 20:08

藩主は、その地域を自前で管理でき、関所や税率を自由に決められる。

いわば、株主筆頭、代表取締役社長ということ。
領主は、徳川家より、直轄の土地を任せられたもの。代表権の無い社長ということ。
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この回答へのお礼

ご回答いただきありがとうございました。

お礼日時:2016/08/20 20:09

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