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 GCRは、CMYの3色が混じっている色の等量分をKに置換するという考え方は理解できるのですが、UCRのCMYの3色が等量に混ざっている色だけにKを刷り重ねるというのはどういうことなのでしょうか?
 簡単に言うと、GCRはグレー成分を全てBKに置き換え、UCRはUnder color removalなのでシャド-カラーのみBKに置き換えるという事なのでしょうか?
 初心者の為、分かり易く教えて下さい。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

>「すぐにわかる!使える!カラーマネジメントの本」



あはああん…
似た者どうしの間柄かもしれませんね^^;
私は笠井享著 エプソンカラープリンタで学ぶColorSyncカラーマネージメント!
と、
DTPWORLD別冊のカラーマネジメント実践ブック
で勉強中ですが、どちらもGCR/UCRの説明についてはあいまいです。


>GCRよりUCRを選択すると、メリットとしては、例えばどのような事が挙げら
>れますか?諧調感がUPするということなのでしょうか?

多分、このメリットこそが、いわゆる「リッチブラック」の豊かな色味、ということになるのではないかな?と「同じ勉強中の身で本当はよくわからん状態」の私は「自分なり」に理解しているところです。

DTPWORLD別冊のカラーマネジメント実践ブックの説明によりますと、
※そのまま転載すると著作権に抵触しますので私の任意要約ですがスミマセン。
(この本もお手元にお持ちでしたら再読してみてください)
※UCRはかけるべきか否か、という論議は昔から論争のタネだった…
※裏写りのトラブルを考えるとUCRは必須で、300%ぐらいを目安に。
※しかし印刷品質を根拠にUCRが大嫌いな人もいる
(例えば木目の濃淡で見た目が黒に近い濃い部分がスミ印刷になったのでは台なしだ!あくまで木目の色に従ったCMYで濃く表現すべき、等)
※日本は印刷品質競争が激しい(私の勝手な注:アメリカの雑誌などすごい粗悪ですよね)ので340ー350%で印刷することが一つの日本的基準になっている。
だからそこまで濃くするとそれはGCRなのかUCRなのか実際上区分がわからなくなってくる
※100%UCRがGCRだという人もいる
(これ、私の#1のアドバイスに近いですね^^)
※しかしGCRも100%以外に中間的なGCR効果があるのでますます両者の区別の境界線は存在しないことになる
※カンタンに影響する階調でいうとUCRはシャドー部中心、GCRはハイライトからシャドーまで全部に影響する
※ゆえにUCRは極端なシャドーにしか影響を与えない
(私の勝手な注:木目の例などUCRが大嫌いな人は、色構成と自分のポジ写真を見比べることのできる人が印刷所に対して駄々をこねる、ということなのかな?本当の色味を知らず印刷物しか手にすることの出来ない書籍の購入者は、その写真がUCRもGCRもわからない、見た目の綺麗さだけが勝負で感激してしまう、ということですよね)

Photoshopとがお手元にあると、極端にUCRとGCRをかけてみてCMYK分版を実施すると納得がいくと思いますよ!
(分版すると各版見るとよくわかるけれど、これを一緒にして印刷したら、ほとんどわからない、ということになるんだと思います。カラーPSプリンターをお持ちでしたら、印刷結果も見比べてみてください)

もっと詳しくお知りになりたい場合には、Macintoshのカテゴリーで再投稿されると、文章表現はきついけれど中身の濃い非常に詳しい説明が得られると思います。
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この回答へのお礼

大変丁寧な説明有難う御座いました。

>※カンタンに影響する階調でいうとUCRはシャドー部中心、GCRはハイライトからシャドーまで全部に影響する
>※ゆえにUCRは極端なシャドーにしか影響を与えない

うっすらそんな感じを受けていたのですが、今回すっきりしました。大変参考になりました。(o*。_。)o

お礼日時:2006/08/29 23:38

こんにちわ



なかなかレスがつかなくて寂しいですね…
私も同じくまだまだ全然勉強中の身の上なんですが、もしよろしければと思いました。

>CMYの3色が等量に混ざっている色だけにKを刷り重ねるというのはどういうことなのでしょうか?

私の手元にあるDTPエキスパート試験のテキストによりますと(これが非常に単純な説明しかないのでこれまた悲しいんですが…)図解はUCRしか載っていなくて、UCRもおなじくCMYのスミに置き換え可能な分量だけKを多く(その分CMYを節約)という図解になってるんです。
GCRはとってもわかりにくい文章で超はしょって終わりになってました^^;

…ところが、もしPhotoshopをお持ちであれば、これが初心者にすごくわかりやすい状況で一度に「ははあん!」と感覚的につかめるようになってますのでお試し下さい。
(ファイル>色分解設定 でGCRとUCRを選択すると、選択肢の数とグレー曲線ガラリと変りますので見た目で非常にわかりやすいです)

UCRを選択すると、UCA(下色追加)は絶対にゼロ、でいじれないのですが、GCRを選択するとUCA量を自由にいじれるようになります。(つまり多分、実際は馬鹿馬鹿しくてやらない訳ですが、GCRだとマックスばりばり状態では理屈上完全に400%を使い切ることが可能、という意味になるのかな、と思います)

その証拠に、グレー曲線のグラフ表示が、GCRだと色が濃くなるにつれてK量がなだらかに増えてCMY量は減る(節約する)曲線になります。
一方で、UCRだと、CMY量はほぼ一直線の比例で上がっていきます。
Kの量だけは75%ぐらいまでは使用量がゼロで、75%以上になるとKが急激に右上がりで増量するグラフになります。(つまりグレー濃さ100%の時、ほんとにCMYK総インキ量が400%ということがグラフ上目で見てわかります)

もしPhotoshopをお持ちでしたら、何かサンプル画像を開いて、GCRとUCRをお試しになってみてください。
(個人的にお持ちでなかったら、是非インストールされているパソコンを借りて確かめてみると納得いきやすいと思いますので実践されてみてください^^)
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この回答へのお礼

回答有難う御座いました。
現在、私は知人の紹介で、「すぐにわかる!使える!カラーマネジメントの本」を読んでいて、CMYK設定でGCRとUCRの図解が載っていたのですが、今一参考書やネットで検索しても良く分からなかったので困っていました。

今回、altosaxさんの回答を読んで、実際Photoshopで確認したところ、納得することが出来ました。分かり易く説明して頂き、本当に有難う御座いました。 

追加質問になってしまい申し訳ないのですが、教えてください。
GCRとUCRのメリットとしては、単純に考えるとインク使用量が削減でき、色転びが起きにくくなるということだと思うのですが、GCRよりUCRを選択すると、メリットとしては、例えばどのような事が挙げられますか?諧調感がUPするということなのでしょうか?

お礼日時:2006/08/29 13:36

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