この人頭いいなと思ったエピソード

先日中国人の友人と話をしていて、第二次大戦の話になりました
友人が「日本が中国でしたことは永遠に許されることではない。我々が納得するまでいつまでも日本は日本がしたことを反省し、謝罪すべきだ」と言ったので
「中国だって元寇で日本を侵略しようとしたじゃないか。それを日本人が許さないと言ったら、中国人は謝罪するのか?」と反論すると
「そんな昔のことは関係ない」と一蹴されました
なんか矛盾してるような気がするのですが、中国や朝鮮の人は、過去に元寇で日本に攻め入った事実についてどのような考え方のスタンスをもっているのでしょうか??

A 回答 (13件中1~10件)

これは非常に政治的で複雑な問題です。


極端な話、(やや小林よしのりになりますが)日本が太平洋戦争に勝って現在核保有国であればこのような問題は起こりません。中国人がイギリス人やフランス人にどんな印象を持っているか考えたらわかるでしょう。
もうちょっと身近な例で、よく福島県の人は山口県の人がきらいと言います。理由は明治維新のときに会津藩が長州藩の維新軍に蹂躙された というのが理由です。
今度は極めて政治的ですが、日本、中国、韓国では歴史認識が政治の権力闘争の材料に使われています。中曽根元首相が一回始めた靖国公式参拝を取りやめたり、小泉首相が靖国参拝を前倒ししたのも(表には出てこない話)中国、韓国から非公式に「権力闘争の材料に使われるからやめてくれ」との連絡があったと言われています。
現在これらの国で権力を持っている人は、まだ実際に日本が侵略した時代に生きた人を両親に持っていたりします。
私自身在日韓国人ですが、両親から聞かされている戦前戦後の差別の実態や、自分が経験してきた差別を考え合わせると謝罪しろくらいは言いたくなります。
あと数十年時代が進み、これらの国で歴史認識が権力闘争の道具に使われることのない時代がくるまでこの問題はおこるでしょう。
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国家レベルで教育された徹底的な被害者意識を持っているからじゃないでしょうか。


中国は過去にもロシアにも侵略されたし、イギリスやアメリカやドイツ等のヨーロッパ諸国にも領土を割譲していた歴史があります。

なのに日本だけを集中攻撃するのは、
第二次世界大戦で敗北した日本がすっかり弱体化してしまったので、
これ幸いとばかりに今まで蓄積していた鬱憤が噴出してるからでしょう。
欧米諸国にそれを求めないのは、彼らが勝者だからでしょう。

中国は「中華(世界の中心の華)」と自分を称して、朝鮮は息子、
日本はさらにその弟というような考えです。
要は、古代に中国から多くを学んだ日本が、あの時代に力をつけて
親である中国に牙を向いたのが気に入らないだけでしょう。

これも弱肉強食の掟で、当時中国は弱かったから世界中から侵略を受け、
日本は強者だったので中国に攻め入った。
逆に今は日本が弱くなり、中国が噛み付いているというだけのことです。

私自身は、謝罪なんかする気など毛頭ありません。
amemaさんのように、私の元寇の侵略や
日本各地で起きている中国人による凶悪犯罪とか全て謝罪して欲しいし、
日本は償いの意味も込めて国民から集めた税金の中から莫大なODAを投入しています。

その人にすれば、元寇はモンゴル民族なので漢民族とは関係ない、
とかいいそうですね。
昔のことは関係ない、というのは、
どうでもいいから息子は親の言うこと聞いてりゃいいんだよ、
ってことじゃないんでしょうか。
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この手の問題をよく韓国からきた研究者と話していました。


結論としては国と人間の認識の違いですね。つまり、多くの日本人が
日本人(主に大和民族)が住んでいる国が日本国であると思っているのに対して
中国人は中華人民共和国に住んでいる人間が中国人だと思っている点です。
韓国人にしても大韓民国の国籍をもっているから韓国人だそうで、
その研究者は「私は朝鮮人(チョーソン人)がいい」と言っていました。

したがって、元冦は元にすんでいた人間が日本へ攻めたのであって
元は今の中国とは関係ないという認識ですね。それに、元冦当時は
日本は何宋とは良好な関係を持っていましたから、必ずしも元冦は
中国からの侵略とは言えないこともありますね。

一方で日本はというと敗戦によって憲法は変わりましたが、国の体制が
変わったわけではありません。内閣総理大臣が伊藤博文から小泉純一郎まで
継続しているように現在の日本国は戦時中の日本と同じ政府なんですね。
なので日本は日本のしたことを謝罪すべきだってことになるんでしょう。

もちろん、中国共産党の日本敵視教育の表れでしょうけどね。
台湾だって昔は日本敵視教育で日本嫌いな人が多かったんですが
ここ10年の教育改革で日本好きが増えたし、香港人も別に日本嫌いって
ことでもない。教育って大切ですね。

その韓国人と焼肉を食べに行こうとしたら、本人は嫌だという。
理由を聞いてみたら「この辺は朝鮮総連系だから」とのこと。
北朝鮮が嫌いということですね。同じ民族でも国家が違えば
怨念の対象になるんです。
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 蒙古襲来に関しては、日蓮大聖人の「立正安国論」におおいても、邪宗を擁護していると「他国侵逼の難」が起こると予証され、それが現実のものと成りました。


 密使が四度(?)国書を携えて来たのを、斬首で応えたのは、日本側であったようで、返答すらしなかったわけです。原因が日本側にあるとも云えるわけです。
 何故、宋国が亡びたのか、それも禅宗が興隆して以後、宋国は蒙古のために亡びたというこの厳粛な事実を、各々は忘れておられるようです。
 第二次世界大戦中、「神国日本」を称え、邪宗化した日本が「総罰」を受けるのも、当然の結果でしょう。
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確かに、同じアジア人同士でありながら、分かり合えないのは悲しいですよね。


ただ、こうした問題は双方に言い分があるものです。
言い出せば、限りなく言い合いになるだけなのです。
こうした言い合いに区切りをつけて、過去を水に流すのが、講和条約というものの役割でしょう。日本と中国も1972年(だったかな?)に日中共同宣言に調印しているので、これが講和条約に準ずるものと考えていいのではないでしょうか。
したがって、それから何十年もたって、謝罪や補償を求めるという行為は、国際社会の常識では、認められないと思います。
ただ、個人のレベルで、戦争犠牲者に対して、同情の気持ちを持つことは必要でしょう。小生も、先の大戦で、犠牲となられた、中国のかたがたには同情を禁じえません。
もちろん、日本の人々にも。
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元寇のことは、完全に歴史上のことでしょう。

それに比べて、日本の中国等のアジア侵略は、まだまだ生々しいですよ。自分の目の前で幼い子供が銃剣で差されるのを見入る人が、居るのですよ。その人は、子供に伝えます。これも、直接見聞したことではないが、かなり生々しい印象です。

 今でも対中国戦争やそれに続く太平洋戦争時代には、、大東亜共栄圏だとか八紘一宇だとかで、本当は、日本の資源供給基地にするためだったのに、題目だけは立派なことを言ってさんざん中国等アジアの人を苦しめました。

 それなのに、今でも被害者の神経を逆なでするような発言をする大臣が居たりして、日本は本当に反省しているのかと疑われるのも無理はありません。

 なお、他の方の回答を読んで知らないことを知ることができ、ありがとうございました。
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この問題はおそらく、矛盾するかしないかという論理的なものなのではなく、純粋に感情的なものなのだと思います。


先の大戦の被害者やその直接の子孫がまだ、生きていて、今もなお苦しんでいるのに対し、元寇のことなど誰も覚えていませんから。
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この回答へのお礼

お返事をくださった皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。
感情的な問題である、とする方と国民教育を含めた政治の問題である、とする方それぞれに説得力のあるご意見をいただき参考になりました。
結局は時間が解決・・・というしょーもない結論になるのかもしれませんが、せっかくこのような時代に生まれてきているのですから、もっと能動的な解決方法を考えたいものですね。

お礼日時:2002/03/22 13:28

大激論になってしまっているようなので補足しておきます。

私の父は昭和7年に(当時4歳)強制連行されてきた祖父と共に日本にやってきて(父の弟は強制連行中の船上で病死後海に投棄)、母は昭和9年に強制連行されてきた祖父母から誕生しています。昭和9年の室戸台風時、朝鮮人に日本人の火葬場を使わせたら汚れる、との理由でこの台風で死亡した朝鮮人(他の方は日本人というのでしょうな)は、淀川の河川敷で火葬されています。
本論からは外れてしまいますが、一般的に差別は差別する側は法的正当性を根拠にするのに対して、被差別側は、実感としての被差別を問題にします。
もし、この勉強をしてみたければ、「American dilemma」(ケネス・B・クラーク)を読んで見られることをお勧めします。もともとは1920年代にカーネギー財団の委託研究としてアメリカのracismの根本的原因を調査した著者がまとめた本ですが、アメリカの公民権運動の理論的バックボーンになった本です。

余談ですが、当然私も在日韓国人、でした(今は日本に帰化)、在日時代に、私はプロポーズに3回失敗しています。どの場合も相手の両親に「あなたに娘を嫁がせたら、親戚や地域社会に「あいつは朝鮮人に娘を売った」と言われる」といわれましたね~。(1987年~1998年)
ついでに、私の妻君(在日韓国人、私と結婚して日本に帰化)は、2000年に就職活動をしましたが、一部上場企業でも「三国人お断り」「半島人お断り」の張り紙がない所を探すだけで一苦労のようでした。

実態としてのこのような差別が続く以上、中国や韓国の人が日本人に対して「反省していない」という実感を持つのが当然ですし、今の日本の状況を見る限り中国や韓国の人には、そう言う権利があると思います。

大切なことは、実態を自分の手で調べる努力です。
もし私の回答に興味を持ってくださるなら、どうかご自分で、ご自分の目で調べてください。
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 第二次大戦の議論は、中国(当時シナ)と日本とで大きく揺れ動いてきました。


 まず、元寇に関しては確かに大昔のこと、中国という国の観念がなかった時代ですから関係ないと言われるのは仕方ないと思います。問題は第二次大戦です。amema999さんも日本が悪いことをしたと認めてますよね、これは両国で行われてきた教育のためだと思います。私も、日本はとんでもないことをしてきたんだと教えられてきました。でも、実際に当時の日本軍が大量の民間人を殺したと言う事実はないと言われています。実際に南京大虐殺は起きていなかったというのが現在の通論です。国民党軍と共産党軍の争いに日本が巻き込まれてしまったために今日のような状態になってしまったのだと思います。
 話は教育になりますが、中国は日本と違い国定教科書です、政治と深いつながりができてしまっているんです。日本に謝罪の念を抱かせることが、国(中国)のためになる。謝れ!!と言えばお金が入ってくる(ODA)。こんなにおいしい方法はないでしょ。なのに、矛盾しているのは軍国主義の道をひた歩いていること、話し合いで解決しようとする台湾と話そうとせずにミサイルを向ける。チベット、ウィグルに民族浄化と言って武力で押さえ込もうとする。平気で日本近海を潜水艦でうろうろする。所詮、共産党一党独裁の非民主主義国です。
 時間が解決してくれるといえばそうかもしれません。いつ、日本が立派な自衛隊をもち(今でも十分立派ですが)正々堂々と土下座外交をせずに中国、韓国と向かい合っていくのか?今、私たちが動くべき時なんでしょうね。他にもWTO加盟で中国の人たち(市民)がお金を持ち、自分たちの政治(民主主義)をしたいと願えば中国が変わるかもしれません。
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この回答へのお礼

本当にたくさんのご意見ありがとうございます。
では、ひとつ問題を提起したいのですが、どうすれば「解決」できると思いますか?それも、「今」「日本が」「能動的に」「何らかの行動を起こすことによって」という条件付きでです。
ODAを投入すれば解決しますか?ペコペコ謝れば解決しますか?それとも「しかたなかった」と居直れば解決しますか?
ドイツのように過去を切り捨てて、「現在のドイツとは関係ない」と言いきってしまえば良いのかもしれませんが、そんな総括を今の日本ができるとは思えません。
みなさんはどう思われますか?

それと、pazueさんは「amema999さんも日本が悪いことをしたと認めてますよね」とおっしゃってますが、私のスタンスは「戦争に良い・悪いという善悪論を持ちこんでも無意味だ」というものです。単純に割り切れないからこそ難しい問題だと思います。

お礼日時:2002/03/25 11:59

 私は、国民の歴史、戦争論等である程度の知識を得ました。

↓で様々な回答がありましたが、恐らくは皆さんの情報源もこの辺でしょう。で、amema999さんの再質問ですが、やはりここは謝っておくべきだと私は思っています。ただ事実と違うところは違うとはっきりとさせるべきだと思います。そして両国間で共通の歴史認識を持つべきだと思います(お金はダメ、無駄)。恐らく中国は、認めないでしょうが。結局粘り強い交渉の積み重ねだと思います。現在の外務省にそんな力もないでしょうが。

 そこで、緒方さんに登場願って中韓担当大臣にでもなってもらっては?だめなら川口さんのタフネゴシエータぶりに期待。いずれにしてもこういう問題は、女性が向いていると思います。男性同士は、感情的になってしまいそうな気がしていかん気がする。でも真紀子さんはだめよ。いいなりだから。

それでダメなら、最後の手段、謝り倒す。そしてなにもしない。
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