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興味本位の質問ですみません。

もし旅客機の乗客全員が肥満体で体重100kg超の人ばかりだったら、航空会社としてはどうするのでしょうか?

荷物の重量には結構うるさく言われますが、体重については何の質問も規制もないように思います。

たとえば相撲の団体だったら、事前に分かっているので人数制限するとか方法があるでしょうが、不特定多数の乗客を相手にしている場合はどうなるのでしょうか?

運賃を前払いさせ航空券を発券した乗客に対して 「ハイ、前の人で既に飛行機の荷重制限に達してしまったので、あなたから後ろの人は乗れません。 帰って下さい」 と言うでしょうか?

それとも急いでもう一機別の飛行機を手配するでしょうか?

あるいは同じルートを飛んでいる別の会社の飛行機に乗ってもらうでしょうか? もしそれも満席だったら?

世の中に 「絶対」 というものはないので、もしかして実際にあり得るかも知れないなと感じています。

A 回答 (8件)

B747以前の飛行機では、エンジンの出力に余裕がなかったので、航続距離ぎりぎり(つまり燃料がいっぱい)のときは座席数だけお客を乗せると重くて飛べないことがありました。


特に夏、暑くなるとエンジン出力が落ちるため、気温が1度上昇するごとに数人のお客をおろさないと飛べない、なんてこともあったそうです。もちろん既に書かれているように荷物から降ろすのですが、それでもだめならお客に降りてもらうことになったそうです。燃料を減らすわけには行きませんからね。
ただ、最近は飛行機の性能が上がっていますから、少々重くても平気のようです。仮に乗客の体重が想定しているより30Kg重いとして、100人で3tです。大型機の離陸重量は300tあるいはそれ以上ですから、1%です。飛行距離が本当にぎりぎりでなければ、このくらいならなんとかなりそうですね。
とはいっても、小型機は厳しいでしょうね。特に離党便、行く先に給油設備がない場合もあり、そのときは往復分の燃料を積んで飛び立つそうです。この場合、行きの定員が帰りより少ない場合もあるらしいです。


ところで、荷物の重量にうるさいのは、係員が手作業で積み込むなどの必要があるからではないでしょうか? 人は少々体重が重くても歩いてくれますから手間が掛かりませんが、荷物は5Kg程度であっても、手作業が必要になります。そのための超過料金かな? と思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。
> 仮に乗客の体重が想定しているより30Kg重いとして、100人で3t ・・
こう考えれば大型機の場合、乗客の体重増加は許容範囲に入ってしまうんですねえ。
それと、荷物の重量がうるさく言われるのは作業員の手間からきているのかも知れないんですね。なるほど ・・

お礼日時:2006/09/12 13:04

貨物が多い場合は重量制限が発生しますので次便などへバックロードとなります。

国内を飛んでいる飛行機は小型機を除いて重量的にはあまり問題ありません。よほど目的地の天気が悪くて戻ってくる場合を設定した場合には燃料の重さで厳しくなってくる場合もあります。もちろん力士などの場合には座席の位置で重量の補正はかけてバランスなどは調整します。
あくまで搭乗人数制限などは離島などを飛ぶ小型機に適用されやすいという事です。単純に考えてみるとA300-600Rですとちょっと前には292席でしたので67kgX292=19564kgです。貨物は8000kg積んだとしてコンテナの重量が22台で2900kgとなります。合計10900kgですね。これでもまだ飛ぶのには余裕があります。燃料はポンドで表すのですが、九州から羽田まででは34000ポンド積みますが最大120000ポンドまで積めます。この数字からすると貨物の制限をすれば飛ぶのには支障がないのがお分かりいただけると思います。
あと、座席の問題があります。力士には座席が狭すぎるので1人で2席使用することが出来る制度があります。もちろん割増料金となりますけどね。AB運賃というものがあります。
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この回答へのお礼

有難うございました。数字で解説されると、なるほど荷物の調整をすれば全員が搭乗できると分かります。ご説明、有難うございました。

お礼日時:2006/09/12 13:11

 セントレアができる前、旧名古屋空港の NW デトロイト便で、


ご質問のケースがたびたびありました。実際には肥満体の人が
多かったというわけではなく、重量制限のため定員以下での運
行を余儀なくされたからです。

 旧名古屋空港( 現・名古屋飛行場 )は滑走路が短く、2740m
しかありません。長距離国際線には物足りない長さで、とくに
エンジン出力が落ちる夏場の暑い日には、しばしば重量制限が
発生していました。

 この場合、他の方も説明されているように、振り替えに応じて
くれる人を募ります。「 あなたから後ろの人は乗れません 」と
いうことは基本的になく、まずは自発的に降りてくれる人を募集
します。もちろん、その人たちには新幹線+関空便を手配したり、
翌日のビジネスクラスを用意したりします。その際にお礼として
現金をあげたり、次回の旅行に使えるクーポンをくれたりします。

 それでも降りてくれる人数が少ない場合には、すでにチェック
インした人の中から、航空券ランクの低い人を下ろします。その
なかでの順番として、チェックインの順番もあります。ですので
格安航空券でチェックインが遅かった人が、いちばん危険ですね。

 旅程の自由が利く人の中には、今日はヤバそうだなと思ったら
自ら「 今日はオーバーブッキングしそうですか? 」と訊ねる人も
いますよ。自発的に席を譲れば謝礼ももらえるし、場合によっては
ビジネスクラスに乗れますからね。
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この回答へのお礼

有難うございました。旧名古屋空港では実際に重量制限で搭乗拒否されるケースがあったんですね。
でも、色々なご褒美が用意されるなら、おっしゃるように時間に余裕があれば逆に超ラッキーという事にもなりますね。

お礼日時:2006/09/12 13:08

公共交通機関には運輸約款という規則があり、航空券を購入すると言うことは、自動的にこれに合意したとみなされます。



これはANAの例ですが、他社でも同様です。
========================
第7条 旅客の同意

旅客は、この運送約款および同約款に基づいて定められた規定を承認し、かつ、これに同意したものとします。
========================

運送約款には以下のような規定があります。

========================
第16条 運送の拒否及び制限

1.会社は、次の各号に該当すると認めた場合には、当該旅客の搭乗を拒絶し、または寄航地で降機させることができます。その場合において、その旅客の手荷物についても同様の取扱いとします。この場合、第22条第1項の規定による払戻しを行い、取消手数料は一切申し受けません。
なお、本項(3)号(ホ)または(ト)の場合においては、上記の措置に加えて、当該行為の継続を防止するため必要と認める措置をとることができます。その措置には、当該行為者を拘束することを含みます

(1)運航の安全のために必要な場合。
(以下略)
========================

ご質問者が想定の事態には、これは適用されないとは思いますが、この規定ほかにも旅客の責任外で乗れないことがあるという規定があります。

========================
第24条 旅客の都合以外の事由による取消変更

1.会社は、旅客の都合以外の事由によって、運送契約の全部または一部の履行ができなくなった場合は、次の各号のうち、なるべく旅客の希望にそう取扱いをします。

(1)座席等に余裕のある会社もしくは他会社の航空機または他の輸送機関によって、当該航空券面記載の最初の目的地までの旅客および手荷物の運送の便を図ります。この場合において、便、経路の変更等による旅客運賃が、当該区間の適用旅客運賃の払戻額より大であっても、これを追徴せず、また小であるときはこれを払戻します。

(2) 前号によらないで払戻しを行う場合は、旅行開始前においては収受した当該旅客運賃または料金の全額を払戻し、旅行開始後においてはその取消地点から航空券面記載の目的地(途中降機予定地点を含む)までの適用旅客運賃または料金を払戻します。

(3)旅客の申し出があったときは、払戻しにかえて当該未搭乗区間について搭乗日、搭乗便、経路の変更または有効期間の延長を取計らうことがあります。
========================

他社便または代替交通機関、または翌日以降のもっとも早い便への振り替えになります。

予約というのは、乗る権利の確保であり、航空会社はその権利が履行できるように誠実な対応が求められますが、予約のとおりに運ぶ義務を負わせるものではありません。航空会社は航空機による移動を請負うわけですが、この約款により負わされた義務は、その予約区間を移動させることであり、航空機での輸送は約束された義務ではない事になります。たとえバスで移動する事になっても、予約区間を運べば最低限の義務を果たしたことになります。

このように約款で明記されている事ですから、クレームにはならず、異議を唱えることは「言いがかり」となり、その異議の唱え方によっては「脅迫」とか「強要」にも該当する事になりますから、予約内容が履行されない場合に、異常時に交通機関に希望を伝えるにあたっては、口調や態度に気をつけないとなりません。
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この回答へのお礼

有難うございました。運送約款上でも乗客の体重による重量オーバーで搭乗を拒否できる事になっているんですね。
実際にこんな事ってまずないでしょうが、たとえば海外旅行の搭乗手続きでカウンターに行った時、「すみません、なぜか今日は太った人ばかりで、既に重量オーバーになってしまいました。帰って下さい」 と言われたらもめるでしょうね。

お礼日時:2006/09/11 16:46

実際にどうなるかはわかりませんが、小型機などでは体重計測をしてから搭乗なんて飛行機もありますよ。



あと、ちょっとケースが違いますが、航空会社は一定のキャンセルが出ることを想定して受付していることがあるようで、キャンセルが出ずにすべての乗客が来てしまった時などは別便に振り替えてくれる乗客を探していることもあります。(補償金?みたいなもので結構な額をくれることもあるようです)

飛行機は安全に飛ぶことが第一条件です。
鉄道のように乗客が100%を越えて乗車などすることはまずできません。
離陸時や着陸時、気流が安定しない時など立ち席なんてあれば怖いですからね。

また、定員に達しなくても当日の天候などにより燃料などの重さも変わりますので、最大離陸重量や最大着陸重量にも影響が出るほどになるとやはり現実的には搭乗拒否のようになってしまうかと思います。

通常は他の方が書かれたように荷物の量で調整をするそうですが、小型機などになればその調整もできないですよね。

安全に飛ぶために制限することですので、クレームになったとしても航空会社としては飛ばすことはできないですし、代替機の用意できるような大きな空港であればそういった対応もあるかもしれませんが、空港によっては単に翌日の便に振り替えなんてことになるかもしれないですね。
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この回答へのお礼

有難うございました。なるほど乗客だけで重量オーバーになった場合は物理的に飛べないわけですから、航空会社としても頭を下げるより仕方なさそうですね。

お礼日時:2006/09/11 14:31

#1の方と同じ回答です。



鹿児島の離島便で実体験しました。荷物だけ翌日に受け取りました。

搭乗された方は、力士とは言いませんが、かなり恰幅の良い方が多かったです。

人員だけで重量オーバーの場合は、人を減らすのでしょう。空港で「△行き○○便でご旅行の方で、別便に替わって良い方はお申し出をお願い致します。謝礼を差し上げます」(ちょっとこの例は言い方が変ですけど)みたいな放送があるときがあるので、

>運賃を前払いさせ航空券を発券した乗客に対して

は、謝礼を支払ってでも別便か他社便に替わってもらうと思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。実際に乗客だけで重量オーバーになりそうなケースってあるんですねえ。航空会社としても何か謝礼のようなもので変更依頼をするより方法がないんでしょうね。

お礼日時:2006/09/11 14:28

豊満な方々の大型団体の場合は片側に片寄らないために座席移動になる場合があるという話を聞いた気がします。


右の列が豊満な団体だった場合は半分ほど左の列に移動してもらうとか。

100キロ超だとエコノミーでは窮屈だったり、椅子に入らなかったりする事もありますよね。
実際に相撲取りなどは1人で座席2~3つ分の座席を取るとか。
そうなると座席数×規定体重を下回る可能性が高いんじゃないかと思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。なるほど、たまたま全員が100kg超の乗客だった場合、座席の数だけ乗れないケースがあるんですね。
ただ実際にそうなった場合、乗れない乗客に対して航空会社はどう対処するんでしょうねえ。
ものすごいクレームになるような感じがします。 「肥満体の方の場合は搭乗できない可能性があります」 とか航空券に書いてあれば別でしょうが ・・

お礼日時:2006/09/11 10:04

カーゴルームの重量で調整します。


荷物だけ別便で送ることもあります。
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この回答へのお礼

有難うございました。なるほど、荷物で調整するんですねえ。
でも、乗客全員の体重だけで飛行機の重量制限を超えてしまった場合はどうするのでしょうね?

お礼日時:2006/09/11 09:50

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