映画のエンドロール観る派?観ない派?

外国の本といえばペーパーブックという印象があります。
(海外旅行に行ったことがないですし、そういうのに触れる機会が少ないからかもしれませんが)
そこで、ペーパーブックについて以下のことを教えてください。
宜しくお願いします。

●外国では本当にペーパーブックばかりなのでしょうか?
(あるいは国や、本のジャンルによる?)
●外国には、日本のハードカバーや文庫本のようなものはないのでしょうか?
●なぜ日本ではペーパーブックは普及しなかったのか?
(これはたぶん湿度とかが原因だと思いますが…)

A 回答 (4件)

私もときどき怪しくなるのですが、「ペーパーバック」paperbackです。


goo辞書によれば(廉価版の)紙表紙本、という意味だそうですよ。
廉価版ですから、まあ、日本で言う文庫本と同様のものでしょう。

>●外国では本当にペーパーブックばかりなのでしょうか?
(あるいは国や、本のジャンルによる?)

>●外国には、日本のハードカバーや文庫本のようなものはないのでしょうか?

ジャンルにもよるでしょうが、小説でハードカバーのもありますよ。日本人感覚ではまるで図鑑を持ってるようなデカさですけど。
ペーパーバックが文庫本に相当するものだと考えていいと思います。
海外の書店ではそのような扱いで売られています。
私が実際行ったことのある本屋は米国とシンガポールとスペイン。
他に、都内の本屋の洋書コーナーで英語と欧州各国語の本は見たことがあります。やはりペーパーバックでした。


>●なぜ日本ではペーパーブックは普及しなかったのか?
(これはたぶん湿度とかが原因だと思いますが…)

サイズがまず問題という気がします。
アメリカ人みたいな大柄で大雑把な(失礼、)人々にはデカくていいでしょうが、日本人には大き過ぎます。
分厚いけど見た目より軽いんですよ。
でも扱いにくい。

人に聞いた話ですが、アメリカ人はパソコンを車で運べればいいやという意識で、日本人のように電車で移動というのをそれほど考えていなかったらしいです。

米国に限りませんが、海外だと携帯電話も大きかったり(最近は小型化しているでしょうが当初は)、ヘッドフォンラジカセも、ヨーロッパではしばらく大きいまま使っている人がいました。

日本人はシャツの胸ポケットに薄い文庫本を入れている男性がいたりしますし、カバンにスッと入るほうがありがたい。
外国人は、「手で持ってりゃいいじゃん」ぐらいで、気にしないのかもしれません。
もしかして、本が小さいと読みにくいとか???
中の印字は普通ですけど。大きいということもなく・・・作品によってはけっこう文字が細かいのもあります。

物のコンパクト化は日本のお家芸だと思います。

でも、たとえば原著(英語版)が1冊なのに、邦訳(日本語文庫版)になると2-3冊に分かれてたりするとかって不便なような気もしてきたりして(^^;


文庫本が生まれたのはいつの時代なのかしらん。
ええ、江戸時代?

http://www.gifu-nct.ac.jp/sizen/nakasima/rekisi1 …

http://library.osaka-shoin.ac.jp/tenji/199710.html
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No.3です。

ちょっと補足。

>海外の書店ではそのような扱いで売られています。

と書きましたけど、言い方が適切でなかったかも。
「普通に売ってます」ぐらいの意味です。。

日本で文庫本と単行本(ハードカバー)がある様子よりは、もっと「ペーパーバックだらけ」か。
No.2の方がおっしゃるように売り場が違うのかな?
考えてみたら棚じゅうペーパーバックだらけだったのかも。
タイトルを見て選ぶだけでも疲れちゃうので、あまりよく見ていませんが・・・。

ちなみに私が買ったハードカバーの小説はアメリカの作家のもので、アマゾン米国サイトに注文して買ったものです(せっかく買ったわりにはほとんど読んでない)。
なので書店で並んでいるのを実際に見て買ったわけではありません。

ちなみに湿度は、うーん、私は関東地方でペーパーバックを何冊か所有していますが、気になったことはないです。
ヨレヨレにはなってないみたい。

(英語カテゴリのほうに詳しい人が多そう)
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この回答へのお礼

詳しい御回答ありがとうございます。
「ペーパーバック」だったのですか…普通に今まで間違えてました…。

お礼日時:2006/09/14 16:33

●外国では本当にペーパーブックばかりなのでしょうか?



目立つところに売られているのは、ペーパーバッグばっかりですね。

●外国には、日本のハードカバーや文庫本のようなものはないのでしょうか?

まずハードカバーですが、ちゃんと売られています。ただし値段が非常に高く、また扱われる店もペーパーバッグとはまったく別の店になります。ただし再販制度がないため、面白くない本はどんどんディスカウントされますし、ハードカバーを扱う中古書店もたくさんあります。このへんの流通制度は、日本よりしっかりしています。ついでに言うなら、海外のハードカバーには、日本のハードカバーの2冊分ぐらいがぎっしり入っていたり、大判だったりすることが多いように思います。
ハードカバーは、力入れて買い、長期保存するもんなんですね。

次に文庫ですが、文庫はまあペーパーバッグに近い感覚でいいんじゃないかと思いますが、ちょうど文庫にあたるものがないともいえます。ペーパーバッグ2~3冊分が文庫っていう感じですから。ペーパーバッグを、単一作品の雑誌だとでも思えばいいのかもしれません。
No1さんも書いておられるように、コレクションする人がいます。これは、雑誌みたいなものなので、コレクションしておかないとなくなってしまうから、でもあります。コレクターでもなければ読み捨てされてしまいます。日本の文庫も、実のところ大半はそうなんですが。

●なぜ日本ではペーパーブックは普及しなかったのか?

私見ですが、最近昔のマンガが新書ぐらいのサイズで安く復刊されてますよね。あれ、ペーパーバッグではないでしょうか? 売られている場所もコンビニだっていうあたりも、かなりペーパーバッグに近いかと。

あと100円ショップで売ってる本。あれもペーパーバッグではないでしょうか。新作や文庫としては売れなくて、でも出さないよりマシっていう微みょーなラインですが。

ラインナップには商売上の問題もあるかもしれません。
ペーパーバッグだと、安く多種類そろえる必要がありますが、それだと作家が食えないんです。

だから古くて、出ないよりはペーパーバッグでちょっと稼ぐほうがマシっていうラインナップになってるように思います。

しかし英語の作品は、英語圏すべてに売れるため、それだけ市場が大きいので、薄利多売が成立します。
アメリカで売ってるペーパーバッグが、安く作れる国からの輸入品だなんてことも、よくあるのです。
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この回答へのお礼

非常に丁寧で詳しい御回答をありがとうございます。
確かに最近コンビニとかでペーパーバックみたいなのを見掛けますね…。

お礼日時:2006/09/14 16:24

私の勘違いでしょうか?日本の文庫本はここで言われているペーパーバック(ブックではないですよね)と


同じものではないでしょうか?
外国でも専門書などはハードカバーのものも
あると思います。外国では小説などを自分の好みに
会う様に揃えて製本してコレクションするのが
ステータスシンボルになっているためペーパーバック
で発行されると聞いた事があります。日本の文庫本の
耳が(上部のみ)残っているのはこの風習の名残と
聞いています
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この回答へのお礼

文庫本とペーパーバック…そういえば同じようなものですね、気付きませんでした。
自分でコレクションを製本するんですか、それもなんか面白そうですね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/14 15:54

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