あなたの習慣について教えてください!!

分子軌道法と量子化学(力学)はどういった関係にあるんでしょうか?分子軌道法は量子化学で説明されるのではないのですか?量子化学で結合している教科書も、このことを分子軌道法で説明すると、、なんてサブタイトルで別物のように書かれていますがなぜでしょうか?

A 回答 (5件)

量子力学というのが大本にあります。


量子化学というのは、量子力学を化学の分野に適用した場合の呼び方だと考えればよいでしょう。
原子・分子の構造や電子状態、化学反応について、量子力学の理論で説明しよう、というものです。
分子軌道法は、量子化学という学問分野の中の一理論です。
分子の電子状態を、分子軌道という概念で説明する方法です。
枠組みとしては、
量子力学>量子化学>分子軌道法
ということです。
    • good
    • 0

私は、量子化学研究室出身で卒業研究に分子軌道法を用いた原子・イオンの散乱をしました。

    • good
    • 0

#1のお答えにあるように量子化学はTOE(Theory of Everything)を目指す相対論的量子力学から見れば、古典論的初等量子力学のさらにそのうち水素類似原子の時間を含まない薄皮です。


そして有機化学や配位子場理論で使われる分子軌道法は一応対称性を考慮したモデルで、深いレベルにある電子についてはほとんど扱われません。せいぜいフロンティア電子理論のレベルです。
m(_ _)m
    • good
    • 0

 量子化学は分野、分子軌道法は方法を示しています。



 したがって量子化学の分野に関する現象を分子軌道法で説明するということになります。量子化学の現象を説明する方法にもう一つ原子価結合法というのもありますが、分子軌道法の方が優れているために最近ほとんど使われなくなりました。しかし原子価結合法というのもあるため”分子軌道法で説明”するというサブタイトルが必要なのだと思います。
    • good
    • 0

追記しますが、初等レベルでは量子力学と量子化学ってやってること同じじゃないか、と感じると思います。


それはそうで、元々量子力学は原子や簡単な分子の電子状態や構造を説明するために今世紀初頭に作られたものです。
しかし、有機化学・無機化学をやる人間は、普通は並進運動や散乱、Dirac方程式などの相対論的量子力学はやりませんし、素粒子もやりません。現在の理論化学をやっている人なら、相対論的量子力学も学習されているとは思いますが、それでも普通は素粒子は対象にしないでしょう。
やはり、量子力学という学問体系の中の一部門が量子化学なのだ、と考えたほうが良いでしょう。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!