No.3ベストアンサー
- 回答日時:
アセチルアセトンは分子内水素結合による6員環のエノール体が形成されやすいです。
これは溶媒の極性が低いときに酸素間の双極子・双極子反発を抑えるためにエノール体になるようです。極性が高い溶媒だとこれがおさえられケト体の形成が有利になるようです。したがってシクロヘキサンだとエノール体が多く、クロロホルムでは極性がやや高くなるのでケト体が増えると考えられます。したがってシクロヘキサンとクロロホルムを混ぜると、それらの比率によってケト・エノールの平衡も変わるのでスペクトルもそれに応じて変わると思います。溶媒によるケト・エノールの平衡定数は英語版のウィキペディアにあったので参考にしてください。
参考URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Acetylacetone
No.2
- 回答日時:
構造がかわっているのかもしれないし、そうでないかもしれません。
あるいは、平衡状態が少し変化したのかもしれません。
・・・としか言いようがありません。
せめて、どのようなスペクトル測定したら、どのように変化したかを書かなければ判断のしようがありませんね。
・・・聞いたからといっても、的確な判断が下せるかどうかは保証の限りではありませんが。
この回答への補足
情報が少なくてすみませんでした;;あと間違えていた所があります
クロロホルムとシクロヘキサンは混ぜず、それぞれを使いました
アセチルアセトンをクロロホルム溶媒に溶かしたときには、240,280nmくらいにピークが出て、シクロヘキサン溶媒では280nmにピークが一つ出ました。
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