流動パラフィンに溶けた過酸化水素の量

流動パラフィンをつかった実験をやっています。
過酸化水素水（市販30%）のエマルションを作製した後、
遠心分離によって、油層と水層に分離しました。
水層の体積の減少はほとんどないのですが、
過酸化水素はわずかに流動パラフィンに溶けているようです。

水溶液状態での過酸化水素の定量はわかるのですが、
このように油層にわずかに溶けていると思われる過酸化水素を
定量するにはどのような方法が可能でしょうか？

よろしくお願い致します。

No.1 回答者： doc_sunday 回答日時： 2006/11/21 19:39

硫酸を微量に含んだ水-ｎプロパノール混合液にヨウ化カリウムを溶かし、油相と良く振ってください。

７０度くらいに暖めると良いかも。
生じたヨウ素をチオ硫酸ナトリウム水溶液で滴定します。終点近くではデンプン液を加えてください。
液が完全に混じり合うことはありませんが、充分抽出されていれば気にすることはありません。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
さっそく試してみます。

お礼日時：2006/11/22 10:14