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NaOHをガラス瓶で保存してはいけない理由について調べたところ、主に次の二つの理由が見つかりました。
1 NaOHがガラス瓶を腐食して、ケイ酸ナトリウムがビンと蓋の間に生成し、蓋が取れなくなるため。
2 NaOHがビンと蓋の間から侵入した二酸化炭素と反応し、炭酸ナトリウムがビンと蓋の間に生成し、蓋が取れなくなるため。

僕は1が正しいと思っています。ここで質問なのですが、2の反応はガラス瓶が関与していないので、ガラス瓶ではなくプラスチックの容器を利用しても、起こると思うので、ガラス瓶を使ってはいけない理由になっていないと思うのですが、どう思いますか?
ご回答宜しくお願いします!

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    大学入試でガラス瓶を使ってはいけない理由を、1,2のどちらを書いたら良いか迷っています。
    どちらが良いと思いますか?
    因みに、駿台の問題集では、「Na2CO3が固着して栓が外れなくなるため、プラスチックの容器に保存すべきである。」と書かれていました。
    僕は1の方が正しいと思いますが、駿台の問題集に従って、2で解答した方がよろしいでしょうか?
    ご回答宜しくお願いします!

      補足日時:2017/08/24 15:08

A 回答 (5件)

試験の解答の話であれば、一部だけを取り出したのでは誤解の元です。

前の回答でも書いたように、水溶液と固体では違いますし、どの程度の期間、どのような目的で保管するかにもよる話であり、あなたのように、問題の一部だけを切り取ったのではそういった重要な情報が入ってきません。
また、駿台の解答にしても「プラスチック」と書いてある時点で好ましくないです。NaOHの保管に向いていないプラスチックはいくつもあります。
それと大学入試であれば、1の知識まで求められることはないと思います。高校では習わないからです。その一方で、ガラス『栓』がガラス『瓶』の口に固着するからダメであるというのは、中学校か、もしかすると小学校でも習うようなことかもしれません。なので、大学入試で答えるのであれば2で答えるのが適当だと思います。1を答えること自体は悪くないですか、2を答えなければ正解にはなりません。入試で求められているのは1ではなく2ですから。
それと、「プラスチックの容器に保存すべきである。」ではなく、#3にもありますし、#1でも書きましたように「ガラス瓶+ゴム栓はOKです」という認識での解答が求められていると思います。現に、あなたの高校の理科室の水酸化ナトリウム水溶液の容器も、ガラス瓶+ゴム栓になっているはずです。駿台の解答にしても「「Na2CO3が固着して栓が外れなくなるため」までは良いのですが、それ以下が適切とは思えません。

いずれにせよ、大学入試は基本的に高校までに習うことから出題されますし、習わない知識を求められることはありません。なので、実際のところを確認したいのであれば水酸化ナトリウムを使う実験とかの記述とか図とかを調べればわかりそうなものです。受験生が高校で習わないことにまで気を回すのは無駄が多いです。教科書は受験におけるルールブックですので、必要なことは全て書いてありますし、それに従うのは当然のことです。

それと、固体の水酸化ナトリウムであれば話が違ってきます。上で述べたのは水溶液の話です。固体はポリエチレンかポリプロピレンの瓶に入った状態で市販されることが多く、その瓶で保管します。

佐賀県教育センターの教育機関向けの資料でも、「水酸化ナトリウム水溶液などの強アルカリ性溶液をガラス製 の瓶に保管する場合は,ガラス栓ではなくゴム栓をする。(ガラ ス栓が取れなくなることがある)」と書いてあります。つまり、ガラス瓶に保管しても良いということなので1ではダメで、2が正しいということです。これが大学受験における『ルールブック』に書いてあることです。ただし、1に関してはガラス瓶がダメなのではなく、ガラス栓がダメなんですけどね。
http://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_kiyo/image/0 …
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この回答へのお礼

解決しました

ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2017/08/24 21:49

#2です。

ここに来ると「責任」の問題になります。2はおかしいのですが、駿台は責任を取らないでしょう、しかし問い合わせる意味は有ると思います。我々は匿名なので追求されても責任をとれません、駿台が問い合わせに応じない場合、2とする事になります。ただの責任転嫁で科学では無いのですが、これが出題されないことを祈るだけです。
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2です。



 ガラス瓶=ガラス蓋の栓です。
だから、ガラス瓶+ゴム栓はOKです。

ガラス瓶はNaOHで溶けますので、本来はガラス瓶での保存もダメなのですが、それには栓部分に比べて長い年月が掛かります、炭酸カルシウムが隙間に形成されて密着して栓が取れなくなりますので、ガラス栓の使用はダメだと言われています。
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おっしゃる通り、水酸化ナトリウムはポリの瓶に保存しますので2は関係無い。

付け加えるならケイ酸のナトリウム塩が生ずるため水酸化ナトリウムの粒同士が離れなくなる、底が腐食されて数十年前の試薬瓶は危険だ、昔は試薬瓶の物性が柔だったのでそんな事が起きました。
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NoOHと言っても水溶液と固体で話が違います。

内容からすれば水溶液でしょうか。
水溶液であれば両方とも正しい理由です。ただし現実問題として、ある程度の頻度で使用し、消費するのであれば、やはり瓶を使うのが一般的です。それは、現実問題として、そう言った使用の範囲において1が問題になることは少ないからです。
その一方で、日常的に使用するNaOH水溶液の(ガラス)瓶にはガラス栓はつけません。その部分が2の理由で固着する可能性があるからです。と言ってもCO2が侵入するというよりも、口の部分にNaOHが付着することが主たる理由です。口の近くにNaOHがなければ固着する理由がありません。NaOHは揮発性ではありませんから。学校の理科室とかであればゴム栓を使うんじゃないですか。固着しても開くようにね。なので、2に関しては「ガラス瓶+ガラス栓」を想定した話でしょう。

プラスチック云々に関しては、そのプラスチックの素材にもよる話です。たとえばポリエチレンやポリプロピレンは試薬として販売される水酸化ナトリウムの容器として使われますが、だからといって、それ以外のプラスチックが使えるというわけではありません。
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