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純水に塩化カルシウムを投入して、出来る限り高濃度の塩化カルシウム水溶液を安全に作る方法(手順、分量、注意事項など)を教えてください。

超ド素人なので、どう質問したら良いものかわからないので、今抱いているイメージを以下に箇条書きしてお伝えします。
・1,000リットルと2,000リットルの2種類容器の純水を準備します(常温とは20度位でしょうか?)。
・10グラム/リットルの1%より高濃度の塩化カルシウム水溶液を作ることは出来るのでしょうか?
・常温の範囲の高濃度な塩化カルシウム水溶液を使用(準備)したい。
・塩化カルシウム(0M~?)には種類があって、それぞれ水に混ぜた時の発熱する温度が違うらしい。
・水温が上昇しても、火傷したくないのでお風呂温度(40度位)くらいには抑えたい。
・出来る範囲で短時間に安全に常温範囲の高濃度の塩化カルシウム水溶液を作りたい。
・2種類の容器に使用する塩化カルシウムの種類、重さ(g、kgどちらでも)、平均的な購入価格を知りたい。

宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

>・1,000リットルと2,000リットルの2種類容器の純水を準備します(常温とは20度位でしょうか?)。


容量がデカいですね。プラントですか?
常温は「20℃プラスマイナス15℃(5~35℃)」を指す用語です。
まあ通常時の外気温を想定していれば特に問題ありません。

>・10グラム/リットルの1%より高濃度の塩化カルシウム水溶液を作ることは出来るのでしょうか?
塩化カルシウムの20℃における溶解度は42.7wt%(CaCl2無水物換算で)です。
物性上は調整可能です。

>・常温の範囲の高濃度な塩化カルシウム水溶液を使用(準備)したい。
高濃度の溶液を作って、大きな容器に流し込んで調整したい。ということですか?

>・塩化カルシウム(0M~?)には種類があって、それぞれ水に混ぜた時の発熱する温度が違うらしい。
塩化カルシウムの水和物量に依存します。また、フレーク状(小さな粒状)か粉末状かでも変わります。
溶解する速度が変わるため、発熱速度が変わるためです。(溶ける速さが早い方が単位時間当たりの発熱量が増す。)

>2種類の容器に使用する塩化カルシウムの種類、重さ(g、kgどちらでも)、平均的な購入価格を知りたい。
求める品質(純度)によると思います。純水を使っているからそれなりの純度を求められるでしょうね。
例を挙げると、関東化学製 JIS特級 無水塩化カルシウム(純度95wt%以上) 500g で 2800円です。
同社では10kg単位でも販売していますが価格は問い合わせなければなりません。
(上の価格はネットカタログからの価格です。)

>出来る限り高濃度の塩化カルシウム水溶液を安全に作る方法(手順、分量、注意事項など)を教えてください。
>・水温が上昇しても、火傷したくないのでお風呂温度(40度位)くらいには抑えたい。
溶解熱は物性上の性質なので溶かすという操作をする限り避けられません。
また、温度というのは発熱速度と放熱速度の差の結果です。
なので、塩化カルシウムの添加速度を遅くして冷める時間を確保してください。
十分な溶媒の量を確保して、常時撹拌して、すこしづつ溶解してください。

以上、順番などが煩雑ですが参考まで。
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>1,000リットルと2,000リットルの2種類容器の純水


 純水の価格に比較したら塩化カルシウムの価格なんてただみたいな物です。
 純水1000Lだと、安価な物でも数百万円する。精製水だとその1/10程度かな・・
 純水を使う必要があるのでしたら塩化カルシウムも特級以上になりますから、これも法外な価格になるかと。1000Lと2000Lを定期的に作るとなると数千万用意しないと・・

>10グラム/リットルの1%より高濃度の塩化カルシウム水溶液
 質量/体積濃度ですが、%濃度を使ってはなりません。使いません。
 %を使うときは、g/gとかL/Lのときだけです。なぜなら、120gが溶けた100mLのときは120%になっちゃいますからるね。10グラム/リットルの1%は違う。

 10(g/L)ということです。
 これは御存知だと思いますが、溶解度とは溶解度とは他の濃度と異なり、一定の量の溶媒に溶ける量です。通常は100mLの水とか、100gの水に対する量を言います。また塩化カルシウムの溶解度は温度によって大きく変化します。

 塩化カルシウムの溶解度は、74.5 g/100mL(20℃)ですので、1Lには最大で745g溶けます。

>塩化カルシウム(0M~?)には種類があって、
 塩化カルシウムは結晶水によりCaCl₂・2H₂O、CaCl₂・4H₂O、CaCl₂・6H₂Oが存在します。水和物のほうが安定・・。そのため、水が存在すると水和熱を発しますので、乾燥目的でないのでしたら水和物でよい。
 濃度計算は、結晶水の差し引きがあるので、自身で計算してください。計算が面倒くさいだけで難しくはありません。

 塩化カルシウムは純度を問わなければ、安価な物です。冬には橋の上などに投げてある。(^^)エンカルの値段よりは純水の価格を調べられるべきかと。
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