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カーボンブラックの評価に、DBP吸油量があり、DBPの数値が大きければストラクチャーが発達しているということですよね。ということは、その数値が大きいということは、パラフィン系やナフテン系のオイルの吸油量も大きいという理解でよろしいでしょうか?

A 回答 (3件)

カーボンブラックの性状評価にいわゆるオイルを使用していないのは、これらのオイルは成分がまちまちな混合物で、標準物質として一定の者が入手出来ないからです。



DBPは合成物ですから構造的にも一定の品質のものが保証されるので試験法としては好適なわけです。

DBPは油性の物質の代用ですから、この数値が大きいことはパラフィン系、ナフテン系オイルの給油量も大きい事になります。

この回答への補足

わかりやすい回答ありがとうございました。
とても参考になりました。
ちょっと補足させていただきたいのですが、
混合物と、合成物の簡単な見分け方というのは、あるものなのでしょうか?
よろしくお願いします。

補足日時:2006/11/23 18:41
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表面積が多いということでしょう。


だから平均粒子径が小さいということです。
一粒一粒は構造的に不規則ですよ。
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DBPはご存じのようにジブチルフタレートですから、アルカンやなナフテンとは多少違いがあると考えた方が良いのではないかと思います。

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