プロが教えるわが家の防犯対策術!

プランターで、黒土に生ゴミ(鶏糞、ぬかを加えたモノ)で、堆肥作りに挑戦中です。
けれど、ウジが湧いてしまいました。
この対策として、プラスチックのプランターの上部をビニールで覆い、密閉し、
ベランダの日差しのよく当たる場所に、3~4日、放置しておくと、ウジは死滅する事は判っているのですが、
ここで、質問です。

ウジと一緒に、生ごみを分解して欲しい、鶏糞に含まれている微生物も死滅してしまうのでしょうか。
それとも、3~4日なら、嫌気性発酵をし続けて、生き続けてくれるでしょうか?

A 回答 (6件)

 細菌には嫌気性菌と好気性菌があり(厳密には他にも通性嫌気性菌とかありますが)、堆肥化の際に活躍するのは主に好気性菌です。


 なので密閉すると好気性菌も死滅してしまい、変わって嫌気性菌が増殖し、「堆肥」とは違うモノになってしまいます。「違うモノ」とは、材料によりまちまちですが、たいてい強烈な臭気を放つものになります。メタンガスなどが産生されるので。

 ウジ対策としては、最もシンプルなのは堆肥の切り返しを行い、堆肥化を促進させることです。堆肥化の際に温度が上昇するので、それでウジは死滅します。
 プランターでそこまで温度が上がるのかは微妙で、よく判りませんが・・・ほとんどトン単位でしか熱かったことがないので、少量の場合にちゃんと温度が上がるのかが微妙です。上がらなければ堆肥にはなりませんけど。

 もしくはウジ用の殺虫剤を散布するか、ですね。

この回答への補足

切り返しとは、
鶏糞、ぬか、投入して、土を回転させて、酸素を沢山取り入れるようにしてますが、これでよ良いですか?

補足日時:2006/11/22 11:58
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この回答へのお礼

好気性菌も、やはり蒸し風呂で、死滅ですか・・。
2日前まで、ウジが元気に動き回って居たのです。腐敗臭がツンと鼻に付いていました。
生ゴミが多くて、上にかぶせる土も少なくて、使えるプランターも少なくて。その時、好気性菌も1部、死んでいたかもしれませんね。。
それに、プランターを増やし、堆肥作成中の物を、半分ずつに分け、鶏糞、ぬかを大量に増やして、よくかき混ぜて、2日で、臭いがほぼ、消えました。 あとの悩みは、ウジ、だけなのです、、、。

お礼日時:2006/11/22 19:37

 すみません。

No.1の補足です。
 発酵自体は嫌気条件下で行われます。なのでウジの死滅のためにビニールシート等を被せるのは、大量糞尿の堆肥化でも行われることです。

 なので3-4日で生き続けるか、というのは、元々の堆肥量にある程度依存するかと。
 極めて少量なら、嫌気性菌が増殖して優勢菌が交代してしまうかもしれません。
 また元々鶏糞は水分量が多いので、嫌気状態になりやすいです。ぬかを混ぜているのは水分調整の意味合いもあると思うのですが、水分調整が上手くいっているのなら、切り返すだけで堆肥化は十分促進されると思います。

 せめて、ビニールで密閉する前に、一度よく切り返しておくことはお勧めします。多分大丈夫だとは思いますが、なんせこういう少量堆肥を扱ったことがないので、よく判らないことも。

この回答への補足

すみません。
切り返しは、せっせとやっているので、
今朝くらいから、切り返すとき、気温が低い為でしょう、湯気が上がるほどに、土が温かいです。
しかし、虫は生きています。元気は落ちているようです。
体色が褐色で、さなぎに近い状態なのか、
細かい毛が生えているものも居ます。
白くて、伸びやかな虫は、数匹しか居ません。
・・・新たな虫の誕生は無いようです。

しかし、これは、やはり退治するには、ビニールで密閉、しか無いでしょうか。。?
(殺虫剤は使いたくないのです。)

そこで、また、質問です。
生ゴミが発酵、分解されてから、密閉。日差しで、酸欠、蒸し風呂状態をすると、
肥料として、良くないものになるでしょうか。。。?
酸欠、蒸し風呂の後、鶏糞を入れる等、して、土を活性化、しないと
肥料として、使えないものでしょうか?

補足日時:2006/11/22 15:11
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>切り返しとは、


>鶏糞、ぬか、投入して、土を回転させて、酸素を沢山取り入れるようにしてますが、これでよ良いですか?

 そうですね。「土を回転させて」の部分が「切り返し」です。
 切り返しの際に必ずしも新しい資材(鶏糞やぬか)を投入する必要はないのですが、逆に投入する際は切り返しは必須作業になりますね。
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この回答へのお礼

わかりました。
ありがとうございます。^^

お礼日時:2006/11/22 14:01

 先入観があったのですが、鶏糞って生のモノを入れているんですよね?普通はそれしか考えられないのですが、家庭菜園用なら乾燥鶏糞を副資材として使うのももしかしたらありなのかな?と思ったので。



 で、生の鶏糞を使っているという前提で考えますと、ウジの元であるハエの卵は、その鶏糞に産み付けられていた可能性が高いです。
 なのでせっかくウジを殺しても、その後に鶏糞を入れるとまた・・ということになりかねないですね。

>体色が褐色で、さなぎに近い状態なのか、
>細かい毛が生えているものも居ます。
>白くて、伸びやかな虫は、数匹しか居ません

 "毛が生えている"のはヒメイエバエの幼虫かも。もしかしたら鶏糞を調達している養鶏農家は高床式の鶏舎(2階に鶏がいて、糞は階下に落ちる)なのでしょうか?
 白くのびやかなウジは、まずイエバエの幼虫でしょう。

 ヒメイエバエの幼虫は乾燥に強いので、温度を十分に上げないと生き残られてしまう可能性があります。イエバエの幼虫なら切り返しを繰り返して水分を飛ばすだけで死んでくれるのですが。
 今、手元に資料がないので"嘘"になるかもしれませんが、ハエは孵化してから10-14日程度でサナギになるはずです。サナギになると焼却するくらいしか殺す手段がなくなります(当然堆肥も終わり)。

 鶏糞を補充しつつ堆肥化しているとすれば、ウジもいろいろな発育段階のものがいると推察できますので、ここはやはりビニール密封作戦が有効かもしれませんね。

>生ゴミが発酵、分解されてから、密閉。日差しで、酸欠、蒸し風呂状態をすると、
>肥料として、良くないものになるでしょうか。。。?

 堆肥として十分できていれば、数日密封したところで堆肥としての品質は落ちません。水分が残っていたりする状態だと、また資材(鶏糞)を足して切り返さなければならないでしょうが。

 発酵が進んで温度が上がるのは、積み重なった堆肥の表面でも中心でもなく、表面からちょっと奥のあたり、になります。
 なので切り返しもあまりにマメに(例えば毎日欠かさず、とか)やると、その部位の温度が十分に上がる前に切り返しということになってしまうので、結果的にウジも殺せきれず、また堆肥化の進行も遅い、ということになります。
 そのあたりの条件も一度考慮してみてください。

この回答への補足

90日、発酵させた、という鶏糞を使っています。軽いです、乾燥しています。
6リットル、600円位の物です。 この場合もハエの卵、あるでしょうか・・。

補足日時:2006/11/22 18:56
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 あ、やはり鶏糞は市販の乾燥鶏糞でしたか。

もう「完熟堆肥」になっている状態のモノですね。
 だとすると卵は産み付けられていたとしても死滅しています。

 今回のハエ退治も重要ですが、今後の対策も考えなければなりませんからね。毎回ウジの発生に悩むのは大変ですから。
 鶏糞に卵が仕込まれていないとすると、プランターに直接卵を産み付けられている可能性が一番高いですよね。メッシュか何かでプランターに蓋をして、ハエが堆肥に卵を産めないようにするのが良いのではないかと。

>生ゴミが多くて、上にかぶせる土も少なくて、使えるプランターも少なくて。その時、好気性菌も1部、死んでいたかもしれませんね。。

 ですね。つんと鼻につく腐敗臭は、嫌気性菌が産生するガスでしょう。少なくとも堆肥化が順調に進んでいる時は「刺激臭」はしないです。慣れてくれば「良い匂い」とすら感じるような臭気です。

>それに、プランターを増やし、堆肥作成中の物を、半分ずつに分け、鶏糞、ぬかを大量に増やして、よくかき混ぜて、2日で、臭いがほぼ、消えました

 良い手だと思います。乾燥鶏糞は既に菌のエサになるものは少なくなっていますので、この割合が多すぎても具合が良くありません。
 一番堆肥化が調子よく進む配合割合は、経験で見つけていくしかないと思います。

 で、ほぼ堆肥化が終了した(完熟に近くなった)状態で、ビニール袋密閉作戦をやれば、ウジも死んでくれて堆肥にも影響がなく、ベストなのではないでしょうか。

この回答への補足

すみません。もう一つだけ、質問です。
ぬか、は、菌のエサ、、、なのですか?
どういう意味があって、加えるのでしょうか・・・?

補足日時:2006/11/22 22:45
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この回答へのお礼

ありがとうございます^^
いろいろ納得です!
度々のご回答、ありがとうございました!!

お礼日時:2006/11/22 22:42

>ぬか、は、菌のエサ、、、なのですか



 ヌカ自体も菌のエサにならないわけではないのですが、むろんメインディッシュは「生ゴミ」です。
 ヌカを加えるのは水分調節と通気性確保のための副資材という意味合いからでしょう。

 大規模な堆肥づくりでは、オガクズとかもみ殻がよく副資材に利用されます。つまり比重を軽くして"すかすか"な状態にし、内部まで空気が通りやすくするわけです。
 堆肥作りをずーっと研究しているような先生は、「水分調節じゃなく、大事なのは比重調節なんだ」とよく言います。
 比重調節、ということであれば、例えば土に返らない発泡スチロールの粒でも良いのでは、と考えた人がいて実験してみたら、まことに調子よく堆肥化が進んだとか。
 ただし、堆肥化した後で発泡スチロールを回収しなくてはなりませんが・・・

 水分が多いと空気が中まで入らないので、水を吸わせて「隙間」を造り、空気を通す、というのが基本的なヌカの役割です。
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この回答へのお礼

「生ゴミ」、はメインディッシュ^^ そうですよねぇ
確かに、メインディッシュです。良い響き、ですね^^
感動してしまいました。^^

>ヌカを加えるのは水分調節と通気性確保のための副資材
・・・思いっきり、納得です!
 土が水分で重くて困った時に、判らないままに、私、ぬか、を投入してました。(だって、鶏糞では、割高でもありますしね(^^)

細かいところまで、いろいろ教えて頂き、ありがとうございました。
報告です。切り返しを一生懸命していたら、発酵が上手く行くようになったようです。
ジャガーさんのお陰で、ビニール作戦は、最後の手に大事にしまっておく事にします。菌に活躍して貰ってから、最後の手段になったら、そうしようと思います。^^
今、なぜか、虫も減ってきています。切り返しって、大事ですね!!^^
いろいろ、ありがとうございました。
これから、快適土作りを目指したいと思います。

お礼日時:2006/11/23 22:40

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