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弟子のベルク、ウェーベルンを含め3人を「新ウィーン楽派」と呼んでいます。
ちなみに「古典ウィーン楽派」はハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの3人です。さて、シェーンベルクの代表作ですが初期の作品は後期ロマン主義の「ペレアスとメリザンド」や「浄められた夜」などでしょう。
やがて彼の音楽的実験は無調(調性の放棄)音楽に傾倒していきます。この頃(1910年頃)の代表作は「グレの歌」です。
そしてその後、彼の傑作「ピエロ・リュネール」(月に憑かれたピエロ)が誕生します。朗読によって語られる物語を室内楽形式で伴奏していくという斬新な手法をとっています。
シェーンベルクを語るときに忘れてはならないものが「12音技法」です。オクターブ内の12の音を均等に用いるために、最初にそれらの音を1回ずつ使った音列を作ります。正確には12音音楽に適した音列には多少の条件があり、音列そのものに工夫を凝らすことも作曲家の腕の見せ所でしょう。具体的に、{作曲に当たっては、音列を1回使い終わるまでは、先に進まない。2回目は、音列をそのまま用いてもいいし、カノンやフーガなどで使われる手法などで音列を変形させてもよい。}ということです。
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