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ソリストと呼ばれる人たちは、協奏曲やソナタを暗譜で弾きます。それも、レパートリーが多いと何曲も・・・

小さい頃から飽きるほど弾き続けているから? 写真の様に網膜に焼き付ける? 模様や図形の様にして憶える? とにかく全神経を集中して憶えるのみ?

とにかく、いつも見てて(聴いてて)凄いなと思います。 出来れば、経験者の方のお話が伺えれば・・・

A 回答 (9件)

だいたい殆どの方が繰り返し練習して覚えてると思います。


んで変わった暗譜の仕方。自分の先生から教わりました。
"和声進行を把握し暗譜を助ける"という方法です。
「この和音は次はあの和音に解決するんだよ」や「この音から次はあの音に行くんだな」というカンジです。
和声学の基礎を少々知っておく必要ありますが、音大出身の方なら全ての方が必修の授業でやってるはずです。
ただしこれは近現代音楽には通用しないですが......
あとはCDと楽譜を照らし合わせて聴く、書き込みをたくさんするなど自分はしています。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうござました。
>"和声進行を把握し暗譜を助ける"のですか。
確かにロマン派までで、近現代作品の和声には通用しないみたいですね。あらためて、近現代ものを得意としているソリストの凄さ?といったものを感じます。

お礼日時:2006/05/21 14:12

こんにちは、クラリネットやっていた者です。


私は何故すら~っと暗譜出来たのか自分でも良く分かっていないのでそれは上手く説明出来無いのですが…、暗譜した曲達が記憶から溢れ出す感覚が日常でも有ります。
・無意識に鼻歌してる時も有ります「んん~んんん~ん」とか。この場合は他の方のパートもやってしまい、だんだん盛り上がって来て「はぁ!鼻歌してしまった…」と気付きます。
・頭の中で「ドレミ~」で曲が流れると(意識が有る)つられて指が動く事も有ります。
・私は乗り物酔いが激しくバスなどに乗ってる時は出来るだけ寝るようにしているのですが、大抵指が勝手に動いてます(人に知らされて恥ずかしかった~)。夢を見た訳でも無く、意識が有った訳でも無いのですが、ケイレンとは違ってちゃんと演奏しているような動きをしていたそうです。もしや気を紛らせて自分を落ち着かせる為の防御反応なのやもしれません。
・昔の嫌な思い出とそれぞれセットになって出て来る曲達も有ります。いい曲でもそのセットの思い出のせいで苦痛です。嬉しい・楽しい場合は決まった曲は有りません。

このような感じで暗譜した曲達が私を支配しています(笑)もおたま~にしかクラリネット触らないんですけどね。
昔の友人や先生の名前も顔も存在すらかなり忘れてしまい困っているのに…。
ちなみに私は色々な事に対して右脳が発達してると良く言われます、関係有るのかな??長くなりましてすみません。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/21 14:35

#6の回答者です。


御質問の「生まれつきではないでしょうか」と言うのは
例えば人の名前を一度聞いただけで覚えてしまう方い
らっしゃいますよね。
そのように特殊な才能があると言う訳です。ポリーニ
は初見で弾いて即座に暗譜と聞きました。そのように
人間には特殊な才能があるのです。
私は人並みだと思うのですが、親子2代ピアニストで
母は一週間で暗譜を先生に強要され、それを覚えるの
に大変な努力をし、結果死ぬ直前まで暗譜の恐怖を覚
えていてかわいそうでした。
私はそういう環境で育ったせいで、何の訓練も受けず
に絶対音感を持ち合わせています。
しかし悲しいこともあり、自分の弾く曲はほとんど
母の生徒が弾いていて、又異常に耳がよかったため初
見が大の苦手です。
でも、私の暗譜力は友人、生徒お見ていてやはり特殊
と思います。

「ソナタ」が覚えやすいとは、主題、展開部、再現部
となっていてそこのところをきちっと解釈すれば暗譜
は以外に簡単です。

やはり近代物、現代物は大変で複雑な音を全部暗譜す
るのは至難の業です。

40分を越す大曲でも、ロマン派までは暗譜はそれほ
ど苦にはなりません。

あわせ物に関しては、相手があると自分のパートは暗
譜していても相手があることなので基本的に譜は見て
います。

コンチェルトに関しては、オーケストラのパートもピ
アノの一部の流れとしてそれと協奏するのです。
ですのでこれも暗譜はそれほど苦nなりません。
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この回答へのお礼

重ね重ねの御回答ありがとうございました。
暗譜、初見、絶対音感、等々それぞれに秀でたものがある方は確かに演奏する上において、労するところが少ない分だけ単純に羨ましいと思います。しかし、ある本に書いてありましたが、音楽家の世界では絶対音感のあるなしについて語るのは一種、タブーとされている様に、要は演奏された音楽そのものが評価される訳で先のいろいろな才能は良い演奏のために奉仕するものとして(ある意味、エピソードとして)あるのだとも思います。
「ソナタ」・・・なるほど、ソナタ形式として捉えて憶える訳ですね。納得です。
確か、バレンボイムだったでしょうか?ベートーヴェンの全32のソナタ全曲演奏会を全て暗譜で行ったのは・・・最近は結構、暗譜でソナタ全曲演奏を行う演奏家も増えていますね。
アンサンブル(室内楽)や協奏曲の場合については分かりました。

お礼日時:2006/05/21 14:34

私は子供の時から暗譜は何の苦労もありませんでした。


今60代過ぎても暗譜力は多少落ちているだけでまだ
大丈夫です。
流石に新しい現代物は自信ありませんが。
子供の頃は譜読みと同時に暗譜してしまいました。
今年4月に一プロ弾きましたが、暗譜は健在でした。

これは生まれつきではないでしょうか。
リピートして頭でおぼえるのです。指だけで覚えて
も立ち行きません。
何度も繰り返していくうちに覚えるのです。
しかし人前で弾くにはすべての音符を覚えなければな
りません。
その点ソナタは覚えやすいです。
又一度覚えると、、忘れたとしても練習で又よみがえるのです。

若いときは数え切れないリサイタル、その他諸々して
きましたが、流石にもうリタイアいたしました。
それは暗譜力より体力、又若い優秀は人材が多く私
は退け時と思ったからです。

ところで、だからといって私の大の苦手は人の名前を
覚えることです。
多分脳の記憶の位置が違うのでしょう。

音楽としては、弾き始めると頭の中からメロディーが
途切れず出てくるのです。
ちょっと霊媒師があちらから来るテレパシーをキャッ
チするような具合ですかね。
一プロ人前で弾くとですからぐったりします。
お答えとしては全神経を集中して弾くということでし
ょうか。
覚える時は部分から覚えていきますから、全神経張り
詰めることはありません。
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この回答へのお礼

御回答、ありがとうございました。
専門家の方ですね。楽器はピアノですか?
>これは生まれつきではないでしょうか。
>その点ソナタは覚えやすいです。
この二点についてよろしければ今一度、詳しくお聞きしたいのですが?

お礼日時:2006/05/20 10:36

正当なピアノ教育を受けたことのない私なのでどれくらい御参考になるか分かりませんが、小曲(ブルグミュラーとかチェルニー30番くらいとか、まあエリーゼのために程度)だと指が憶えるに任せて問題ないでしょう。

特に子供のころに憶えたものは数年弾かなくても忘れていません。
しかし10分とかそれ以上の曲を、しかも年取ってから憶えるには、指に憶えさせるのは結構大変です。私の場合ブラームスのラプソディー ロ短調に、30代後半になって無謀なチャレンジをして、一応全曲憶えましたが、ほとんど毎日弾いているのに、あるとき突然わからなくなることがあります(翌日はまた弾けたりする)。
あのルビンシュタインは楽譜の映像を記憶していたそうです。無調や多調(ポリトーナリティ)の近・現代曲などは特にそうやって憶えるのが確実かも。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。
そうですね、楽譜を映像として記憶するというのはよく聞くのですが。古典派~ロマン派のコンチェルトやソナタ等は全曲演奏に30~40分かかるのがざらにあります。ある程度のメロディやフレーズは指が憶えるに任せられますが、特に音に幾何学的な感じがするような曲(例えばプロコフィエフ、ショスタコーヴィッチ、ストラヴィンスキーなど)では、映像のようにでもして憶えないと実際、ステージ上ではさすがのソリストといえどもド忘れ(?)するのかも知れませんね。あと、人並み以上の集中力とか。

お礼日時:2006/05/20 09:16

小学生の頃、ピアノ塾で習ってた程度ですが・・・・



オレの場合、曲を練習しているうちに、メロディを覚えるのと同時に指が覚えます。
No.2さんと同じように、
何年か弾いてなくても、弾き始めると指と手が勝手に動いてくれます。
そのとき音が間違ったとしても、メロディを覚えてるので、『この音じゃない』と気づきます。
弾いてるときに和音を間違えたとしても、手が勝手に動いてるので、
鍵盤中のおおよその位置は間違えることはありません。
なので、何度か弾きなおすと訂正できます。

どんな楽器も、体や手や指が覚えてしまうんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/20 08:59

体(指)が覚えて勝手に動いていくという部分もあると


思いますが、音楽を自然とドレミで歌っているという面もあると思います。両方が微妙に融合しているというか・・・
たとえば「エリーゼのために」なら、頭の中では「ティラティラティラティララン♪」ではなくて、「ミ#レミ#レミシレドラ」というふうに流れている(歌っている)のです。
絶対音感(これについては捉え方に幅があるようですが)とも関わってくるかもしれません。
長年音楽をやっている人は、聞いたことのある曲や演奏したことのある曲なら多くの場合は「ドレミ」で歌っている(というか心の中で口ずさむというか。。。表現が難しいです。ニュアンスが伝わるでしょうか?)のではないでしょうか?
ですから「楽譜」として覚えるという感覚とは明らかに違うと思います。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/20 08:59

私は少しかじっただけのもぐりですが……。


それはきっと、体で覚えているのだと思います。
初めの数小節を弾いたら、あとは指が勝手に動いていくのです。気が付いたら弾いていた、というときが何回かあります。
覚えるというよりも、弾いているうちに覚えてしまうのだと思います。
ちょうど、ボーっとしながら帰っていると、いつの間にか家の前にいた、というような状態でしょうか。

私も昔は結構レパートリーありましたが、今思い出そうとしたら、エリーゼのためにやトルコ行進曲など、5曲ほどしか最後まで弾けませんでした。
それでも、私が譜面を思い出す前に指が動いていました。
ちなみに、ピアノから離れて約五年です。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/20 08:58

サックスをしています。



ソロ部分だけでなく、全曲暗譜しているものですよ。
というのも、曲を覚えますよね。CD聴いてても、何度も聴いてるうちに、曲を耳から覚えますよね。それを音で表現しているだけなんですよね。

練習しているうちに、演奏しながらも曲を何度も聴くことになるでしょう?自然に。
で、耳と体が自然に覚える感じです。

ピアノを弾いていた時も同じでしたよ。まず暗譜してからでないと、表現って出来ないもんです。
私は、ですけど。

飲み込んで、消化してから、自分の音を誰かに聴いて欲しい、という感じです。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/05/20 08:57

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