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実父が亡くなって2年が経ちました。
まだ61になったばかりの父でしたので、この世にも・・・何より家族を愛した父にとって、住み慣れた「家」そして愛する「家族」との別れは、未練もあり無念な死であったと思います。

父の亡き後、残された家族で「お墓」をどうするか検討しつつも意見がまとまらず、気付けば三回忌を迎えてしまいました。

私も弟も、今でも度々夢に父が出てきます。
決して悪い夢ではなく、大好きだった父親が夢に出る事は何の不都合もないのですが、弟とも『もしかしたら、いつまでも家の中にお骨を置いていては、父自身、安心してあの世に行けないのではないか。家庭を愛し、我が家を愛した父ゆえに、そろそろきっちりとしたお墓をつくり、成仏させてあげなければならないのではないか』と。。。

そもそも「お墓」を建てず、永久的に自宅にお骨を置いておく事も可能なのでしょうか?
要は残された遺族の「気持ち」の問題なのでしょうが、果たしてそれで成仏されるものなのかどうか・・・。

私としては、最も愛する家族・家の一番近くに置いてあげたいとの理由から、自宅の裏庭にお墓を建てられれば良いのに・・・と思ってしまいます。
が、それは法律的に無理なのでしょうか?

最近ではネットでお墓参りをする時代にもなり、供養の仕方も様々なようですが、選択肢の幅が広くなったがゆえに、余計に悩んでしまいます。

皆様の経験談やアドバイスをお願い致します。

A 回答 (12件中1~10件)

曹洞宗の僧侶です。


法律上から言えば、遺骨をお墓などに埋蔵せずいつまでもご自宅に安置されていても問題はありません。また、遺骨をお墓に入れなければ故人が成仏できないとする、仏教上の教えもありません。
ただし、現実の問題としては、ご自宅内でいつまでもご遺骨を現状のままで安置するのは困難な場合が多いと思います。よほど注意して管理していても、湿気を吸ったりカビが生えたりして、変形、変色したり独特のにおいを発するようにもなります。
いちばん良いのはお寺さんの境内地にお墓を建立されることだと思いますが、どうしてもご自宅以外の地所でのお墓がピンとこないということであれば、より長期保管に適したかたちにしてご自宅に安置されても良いと思います。
具体的にはパウダー状にして密閉容器に入れるか、セラミック技術でプレート状に焼成することによって、長期の変性を防げるのではないでしょうか。
いろいろな業者さんがありますが、以下のサイトが具体的に方法が分かるように説明されているように感じました。

http://www.eternal-p.com/index.html

参考URL:http://www.eternal-p.com/index.html
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曹洞宗の僧侶の方が、メモリアル物の紹介をされておられますが、この場合、骨壷に残った骨の処分の問題(引き取った業者がどう処理されるか?多分、関係宗教法人への合葬納骨だと思われる)もありますし、お参り(参詣)を考えれば、骨佛など考えられるかですね。

専門家に向かって、私見で、恐縮ですが、在来の曹洞宗の教義として、「お骨を土にすべて返す考え」に対し、メモリアル物で、家庭に残すことをお勧めすることは、理解しがたいです。(檀那寺で、合葬納骨されるのが、ベターで、遺骨を含むメモリアル物は、禅宗系は、作らないのが教義と私は信じています。)ただ、現代的な曹洞宗の教義では、良い?のかもしれませんが。。。

http://www.isshinji.or.jp/index.html

私は、曹洞宗の信徒ですので、浄土宗のPRをする立場ではありませんが、骨佛とは、この一心寺のようなものを指します。一例です。ご参考まで。。

なお、遺骨の合葬と永代供養は、宗派を問わず、多くの仏教寺院が、されてみえますので、一心寺でないと、出来ない訳では、ありませんが、たまたま、ホームページが、立派なので、紹介しました。

参考URL:http://www.isshinji.or.jp/index.html
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http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s1205-5.html

http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9806/s0604-1.html

http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s0922-1.html

http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s0509-3.html

http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9804/s0428-2.html

これらの内容を、散骨をされるなら、十分お読みいただき、散骨、納骨、埋葬の定義の違いを認識され、お願いしたいです。

私見として、日本の住宅事情での、自宅の庭は、難しいと思われます。

参考URL:http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s1205-5.html
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http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s1023-1.html

もっとも、散骨の自由を、認めている意見ですら、この程度ですので、
これを、読まれて、お解かりのように、墳墓法に規定がない=散骨は法令違反ではない=自由だ。というのは、まだ、難しいと思われます。現実的に、日本での散骨実行者が、まだ少ないので、問題が、表になって居ないだけで、住宅地の隣家に、骨が、埋まっているといえば、隣人として、嫌だと言う人、不動産の価値が下がったので、損害賠償請求するなど、問題は出てきます。まだ、まだ、遠慮しながら散骨をしているので、個々、適度の配慮の下の散骨が、行われているが、一般的に、認知されているとは、言いがたいと思われます。少なくとも、住宅地など、人口密集地は、精神的苦痛だとか、不動産価値の低下の損害賠償など、民事訴訟を覚悟しなければなりません。

なお、散骨については、法令整備が、ないのですが、骨の形状がみえないくらい細かく砕くなど、細かい配慮のガイダンスがあり、これは法令ではないですが、狭い日本ですので、この指針には、従った方がベターでしょう。

よって、実際、散骨は、日本では、自由ではなく、自宅の庭ということは、一部の大地主でもない限り、不可能でしょう。

なお、骨の形状が見える状態で、埋葬することは、散骨とは、言いません。
骨の塊のまま、埋めては駄目で、細かく砕かないといけないのです。そのまま、埋めれば、犬などが、掘り返すことも考えられます。最近の許可を受けた霊園墓地は、カロートというコンクリートの区画が墓石の下にあり、そういう事態を防ぐことになっています。

参考URL:http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s1023-1.html
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こんにちは



埋葬に関する法律はありますが、散骨に関しては特に規制がないようです。
埋めなければ埋葬法にはかからないことになります。
庭に散骨して、記念碑を建てるという形でもよいのかもしれません。
壺などに入れて埋葬すると土に返る事はありませんが、
散骨ですと必ず土に返るので、自然にも優しいかと思います。
自治体によって違いがあるかもしれないので、ちょっと調査されるのがよいでしょう。
しかしながら、ご近所への配慮は必要だと思います。
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墓地ですが、お寺、公共団体以外が新しく墓地を作るのは非常に難しいようです。

というより不可能に近いです。まず、墓地にしたい土地の四方の土地所有者などの了解が必要です。
>>>>>これ以外に、周辺に飲用の井戸がないこと。墓地を通った雨水の排水方法、その河川の汚染防止。周辺の土地どころか、墓地の規模におおじて、半径数キロの土地所有者、建物所有者、居住者への、意見書が必要ですし、その土地の地目を、宅地から墓地に変える歴史、文化的な相当の理由。墓地は、納骨借地ですから、おおむね33年ごとに、次の人が、その墓地に埋葬されうる合理的理由(無縁墓になってしまう)が必要ですし。、管理母体が、地方自治体か宗教法人以外は、原則、駄目です。末代のどなたかが、土に返す必要があります。公共の墓地、寺院墓地、納骨堂など、残された遺骨をご存知の方が存命のうちに、丁寧に埋葬するべきです。自宅に置く=一時保管=誰かが、埋葬する。以外にないのですよ。
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参考アドレスがもれました。


参考:墓地経営許可について
  http://www.city.okayama.okayama.jp/hofuku/eisei/ …
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 「二墓制」、やはり続いている地域があるんですね。

実は実家のある地域もそうです。町の中で一箇所だけ「二墓制」しています。
 うちの地域は明治期に参り墓、埋葬墓に分けたと聞いています。それまではそれぞれの持っている畑などの片隅に墓を作っていたそうです。
 今は他の地域の影響もあって埋葬墓を利用し普通の納骨式のお墓にする家が多くなってきました。
 さて、墓地ですが、お寺、公共団体以外が新しく墓地を作るのは非常に難しいようです。というより不可能に近いです。まず、墓地にしたい土地の四方の土地所有者などの了解が必要です。
 岡山市の例ですが、詳しい内容は「墓地経営許可について」で確認してください。
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 うちの親戚の家(宮崎県)の庭に墓があります。

ただし,この墓はお参りするための墓であり,遺骨は村の共葬墓地に埋葬されています。いわゆる「二墓制」の文化が残っている地域です。
 庭に墓を建てても,遺骨を埋葬することはできません。
 いつまでに埋葬しなければならないという法律はありません。土葬の時代ですと,亡くなった翌日には埋葬したのですが,火葬になってからは,三回忌までは自宅に安置しておき,三回忌法要に合わせて埋葬するようになりました。それがだんだん短くなって,四十九日法要の時に埋葬される方が多くなりました。
 遺骨をずっと自宅に置いておくことはできますが,問題を先延ばししているだけです。子の代まではなんとかなっても,孫・ひ孫の代にそのツケが回ってきます。いずれはどこかに埋葬しなければならないでしょう。
 私の住んでいる地域(京都)では,「遺骨は土に還す」という考え方があり,埋葬するときも,骨壷から遺骨を取り出して埋葬します。ですので,早く何らかの方策を講じて,埋葬されるのが良いと思います。
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「墓地、埋葬等に関する法律」により、現状では、自宅の庭に、埋葬することは、出来ません。

基本的に、墓地として登記された土地以外への埋葬は、違法行為です。これは、公衆衛生上の問題もあり、伝染病予防の観点もあります。

なお、自宅に、骨壷が、置けるのは、保管ではなく、一時保管行為です。一時保管は、構いませんが、永久保管は、納骨行為にあたり、これも、原則、禁止です。

散骨も、住宅地では、無理でしょう。人口密度、3,000人以上のところへの、散骨も無理です。山林などは、土地の、所有者の許可並び、保健所等の許可が必要です。海も公海は、OKですが、近海は、駄目です。公海の場合も、届け出が必要です。殺人して、公海に、遺棄する訳には、行きませんので、ですから、住宅地への埋葬は、不可能です。

なお、地方で、墓石状のものが合っても、参り墓、埋葬墓と、2つ作る風習の地方もあり、参り墓への埋葬は、出来ません。あくまで、記念碑です。
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