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「ブレーキパッド」「当たり」「当たりを出す」などで教えてgooやgoogleで検索しましたが納得できる結果が検索できなかったので、皆様の知識をお借りできればと思います。

ブレーキパッドでいわゆる「当たりを出す」とは、具体的にどのような状態を言うのでしょうか?

「物理的にパッドが新品の状態から○○な状態になるから、効きが(使用感が?)良くなる」と言うような回答を探しています。

似ているものでエンジンの慣らしが挙げられると思います。

現在の技術で作られたエンジンはすでに納車時でメーカー側も公式に「慣らしは必要ない」と言っているにも関わらず、慣らしはすべきと言う意見も根強いかと思います。慣らしは元々精度の低かった古い時代の話で、現在は根拠がない「感覚的なもの」と僕は思っています。

感覚的なものなのか、物理的な事実があるのか。そのあたりご存知の方、ご教授頂ければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

感覚的なもの、という意見もありますが


敢えて逆意見で(笑)

当然ですがどんなに研磨技術が上がっても
真っ平らってのは相当難しいものです。
シリンダー内の壁にも昔ほどではないにせよ
やはり微弱な凹凸は存在します。
これをピストンにより「より平らに」するのが慣らし運転。
某メーカーのRを冠した車種でも
慣らしの後のオイルは「色が違う」そうです。
そこまで専門家ではないので「話」レベルですが・・・。

ちなみに質問本体の当たりについてですが。
ブレーキとは物に物を「押し当て」て作動するという特性上
ベクトルとして2つの方向が存在します。

・初期制動が強くて熱に弱い
・初期制動が緩やかだが熱に強い

この方向をしっかり出してやるのが当たりを出す、かと。
構文になぞらえると

物理的にパッドが新品の状態から安定的な(パッド面の)状態になるから、使用感が良くなる

・・・ということになると思います。
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この回答へのお礼

エンジンならしについて。

そうですね、感覚的なものとあまりに言い切っている事に、自分で読み直して恥ずかしくなりました。。。

おっしゃるとおり、微弱な凹凸は存在すると思います。昔に比べればそこまで念入りにする程ではなくなった、と言うべきですね。訂正いたします。

また、パッドに関しても分かりやすいご回答ありがとうございます。(構文にも当てはめて頂きありがとうございます)

具体的にイメージできました。ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/05 23:39

元整備士ですが分かる範囲でお答えします。


新品のブレーキパット・ブレーキローターは平らに見えますが若干の凹凸はやはりあります。
ローターの凹凸に合うようにパットが減ったときがブレーキの当たりだと思います。
またブレーキパット交換などを行ったときはブレーキローター表面がかなり凹凸になってるとおもわれますので、パットがそれに合わせて磨耗するまで制動力は激減します。
もしパット交換などをした際は早めのブレーキを心がけてください。
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この回答へのお礼

逆に、ローターを交換した時も注意が必要と言えそうですね。ただ、ローターを交換するならパッドも同時に(僕なら)交換すると思うので、どちらにせよ要注意と思いますが^^;

なるほど、そうですね。凹凸面がローターと一致=接触面が最大になれば、より大きい制動力が得られる・・・と。

的確なご指摘ありがとうございます。まさに先日パッド交換しましたので気をつけようと思います。

ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/05 23:43

>ブレーキパッドでいわゆる「当たりを出す」とは、具体的にどのような状態を言うのでしょうか?



 ブレーキパッドをブレーキディスクの僅かな撓みやひずみに100%
に近く未着させる事を「あたりを出す」と言うのだと思います。

 車のエンジンのシリンダーやピストンやリングなどの精密せいを必要とする部品もコンピュータ化した精巧な精密機械で研磨やボーリングなど様々な工程を経て作られていて、たとえば研磨の場合新品の砥石の時と交換寸前の時と微妙に誤差が有ると言いますその後差を滑らかに馴染ませることでよい性能を発揮させるものが、「慣らし」だと聞いたことがあります。

 拳銃でも製造の段階でパーフェクトの物は「ワンオフザサウザンズ」といわれ千丁に一丁だそうです。

 参考にならないかも知れませんが。
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この回答へのお礼

パッドに関してのみならず、図らずして二重質問風になってしまったエンジンについても解説いただいてまことに恐縮です・・・。

やはりパッドがより多く密着する事で本来の性能を引き出せるのですね。

拳銃についても興味深いお話ありがとうございます。組み込み物?についてはやはりこのような事はそれぞれ有得るのでしょうね。どんなに精密に製造されても僅かな差は生まれるでしょうし。

大変参考になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/05 23:50

追記


エンジンの当たりとは、昔はピストン・ピストンリング等エンジンの部品を作る際バリが多く、またそれを処理しきらないままエンジンを組んでいた為、それをエンジン自体に悪影響を及ぼさない程度の回転数でバリを取る必要があったからです。
新車状態で○○○km走ったらエンジンオイルを交換しましょうと言うのはオイル内にはがれたバリが混入する為です。
今では加工技術が向上し昔に比べるとそう慣らしはいらないと思いますが、やはり多少の鉄粉等は出てきます。
ディーラー等で新車から1000kmとか言われるのはこの流れを汲んでいるためだと思われます。
乱文失礼しました。
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この回答へのお礼

貴重なお話を頂けて、大変ありがたく思っております。

最初に訂正いたしましたが、やはり

>今では加工技術が向上し昔に比べるとそう慣らしはいらないと思いますが、やはり多少の鉄粉等は出てきます。

この部分は異論なく思います。慣らしと言う慣らしはそこまで必要ないが、やはり新品時は慣らし同様の現象が昔と程度の差こそあれど起こっている、と。

ますます自分の質問文が恥ずかしくなってきます。。。

正確な情報をありがとうございました!

お礼日時:2007/03/05 23:54

昔は 焼きを入れる(=熱を加える)ことで、本来の性能を出していた時代があったようです。


現在は、そう意味の焼入れは不要ですが、皆さんおっしゃるように
物理的に接触面を馴染ませる必要はあると思います。
あと、カーボンなどが配合されたパッドにした時には、ローターに
カーボンの皮膜ができる前と出来た後では、効きが全然違うことは経験しています。
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この回答へのお礼

焼きいれと言うものがあったのですか・・・。社会人になって数年経ってからようやく二輪免許を取得したので、バイクについては本当に知識が浅く色々と教えていただく情報が全て新鮮です。本当にありがとうございます。

やはりローターとの物理的な接触面の一致が最大限に性能を引き出す。それが「当たり」であると言うことですね。

カーボン含有パッドについての貴重な情報もありがとうございます!今はそのような高性能なパッドを組んでいないので確認できないのですが、将来色々なタイプの二輪に乗ってみようと思うので確認する機会は巡ってくると考えています。

ありがとうございました!

お礼日時:2007/03/06 00:00

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