A 回答 (3件)
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No.1
- 回答日時:
350℃の焼きなましだと、確かに溶媒を考えた方がいいですね。
イソブタノール
沸点:108℃
引火点 : 28℃(密閉)
発火点 : 415℃
sec-ブタノール
沸点 : 99.5 ℃
引火点 : 24 ℃ (密閉式)
発火点 : 405 ℃
ですが、どちらも焼きなましで蒸発し、眼をひどく刺激します。
プロピレングリコール
沸点 : 187 ℃(1,013 Pa)
引火点 : 99℃(密閉式), 107℃(開放式)
発火点 : 421 ℃
毒性はきわめて低い。眼への刺激は少ない。皮膚感作性が若干あります。
キシレンと混和するか確認してみてください。
また350℃の金属に触れるとどのような反応をするのかは不明です。
そのあたりは専門家(産総研かなぁ)と相談し確認しながら進めてください。
この回答への補足
ちなみに、ジメチルスルホキシド(DMSO)・・・沸点189℃ 発火温度215℃は割と扱いやすい溶媒だと思うのですが、キシレンに少量添加した場合、350℃で焼きなました時に発火の危険性が高いでしょうか?
少量でも発火温度を超えるとすぐに発火するものなのですか?
350℃での焼きなましは30秒程度行います。
No.2
- 回答日時:
DMSOは高温で分解しジメチルスルフィド、ホルムアルデヒド、メルカプタン等を発生します。
とってもくさいですよ、そして眼も開けられない、鼻がただれる。
すぐに発火するかどうかはわかりません。(運がよければ発火しないときもある)
しかし同じ操作を何度も行っていると、そのうち発火しますよ。
発火すると、キシレンにも引火します。ですから絶対にやめてください。
作業現場を窒素フローし凝集器で溶剤を回収するなどの方法はありますか?
どのみちキシレンが揮発するのは作業環境が良くないですよ。
もし窒素フローなどで酸素濃度が低下するならば、安全性はより高まりますので溶媒の選択も広がると思います。(それでもDMSOは使用しないほうがいいですよ)
この回答への補足
とても危険ですね!
窒素フローの環境が整っておりませんのでDMSOはやめておきます。
調べたところプロピレングリコールは粘性が高く、キシレンと混和しない可能性が高そうです。
あと今考えてるのが酢酸(沸点117℃、発火点427℃)とシクロヘキサノン(沸点155℃、発火点430℃)なんですが、これは大丈夫でしょうか?
それにしても、溶媒を探すのって大変ですね・・・
No.3
- 回答日時:
酢酸は臭気、眼への刺激、皮膚への刺激が強くお勧めしません。
シクロヘキサノンは液体としての毒性は高くないのですが
ガスになると作業環境濃度は25ppm以下となかなか厳しい数値です。
喉と眼への刺激が強いです。
これもやはり使いたくない溶媒ですね。
この回答への補足
そうですか・・・
困りました。
なにかいい溶媒思い当たりませんか?
前にアドバイスいただいたプロピレングリコールは粘性が高いの心配ですが、毒性も低いようですし、キシレンと混ざる可能性もあるのでとりあえずやってみようかと思います。他にいいのが見つからないので><
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