プロが教えるわが家の防犯対策術!

H14年に父親から500万贈与300万借り入れを受け
中古住宅を取得しました。
このとき私はシングルマザーでした。

今回、再婚し、新たに住宅を取得する予定です。
いい物件があったので、先に契約しましたが
ローン借入額が思うより少なくしか借りれず、
私の父親からこのマンションを売ってできるであろう金額
800万を借り入れすることにしました。

売れた住宅の金額から返済することにしていますが
このお金をどこに振り込んでもらうかで悩んでいます。
また、贈与税の対策について考えてます。

売れた住宅のお金は私にはいってきますので
私と借用書を作成し、私が返済するという形にするとして、
今回借り入れた850万は主人の名義の家になりますので
私の口座から不動産の金額として振り込んだ場合
贈与税が発生すると思われます。

この場合夫婦間での金銭貸借表を作成すれば
贈与税は発生しないのでしょうか?

それとも父親から直接主人の口座へ振り込んでもらい、
主人と父親とで貸借表をつくり、家が売れた金額を私が
主人へ振り込んだほうがいいでしょうか?
また、父親から借りるということに問題はないでしょうか?
(以前贈与を受けているので。。。)

ややこしい話で申し訳ありませんが
宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

普通の人は、この場合共有名義で登記して、将来起きそうなめんどうな問題を回避します。



たとえば今回購入する住宅取得価格(売買価格+不動産取得税+登記手数料など諸経費)を3000万円とします。すると、夫30分の22、妻30分の8の割合で共有登記します。こうすると夫婦間の贈与の発生はありえず、贈与税ゼロ、夫婦間の契約も不要です。

特に重要なのは、こうすると、質問者さんに居住用財産の買い替えの特例が適用できて、今の家を売ったときの譲渡所得税も大きく軽減できる可能性が生じると予想します。

不動産は売った金額がそのままフトコロには入らず、高額(?)の不動産譲渡所得税の壁が、質問者さんに立ちはだかります。もし値下がりにより損失が生じていれば、これからの所得税から差し引いて、節税できる可能性もあります。

不動産譲渡所得税が幾らくらいか、値下がりしているなら、所得税の控除額はどのくらいで幾ら節税できるか、不動産会社さんに頼むと計算してくれるでしょう。そうでなければ、その会社の顧問税理士さんを紹介してもらえば、無料で計算してくれるでしょう。

このほか、万一離婚になった場合、将来の揉め事をすべて封じられます。この相談HPでも離婚しようとしたら、「妻の両親から借りた金など返す筋合いない。そもそも、このお金は、持参金相当、もしくは、もらったお金に過ぎない。借用証は税務対策のための形式に過ぎない」と開き直られた、たぐいの問題の相談が何度も寄せられています。共有名義にしておけば、こういう問題は起こりえません。

第一、襲来、夫婦喧嘩しても夫は「この家はオレのもの。出てゆけ!」なんていうせりふを吐くのも夫は不可能になり、かえって夫婦円満にできます。私の男という立場では「結婚後、しばらくして、浮気好き放題、またはDVやり放題して、質問者さんから離婚して欲しいと言わせ、この800万円を我が物にしてやれ」という誘惑にかられないにしても、離婚した方が有利という状況は、妻を大切にしようという意欲を大いに減退させるでしょうね(笑)

よって、私は共有名義にされることを、強くお薦めします。「男を愛することは女の幸福の第一歩にしても、無条件に信用すると手痛い目にあうよ。愛することと金銭のやりとりをはっきりさせることとは、区別したほうが良いよ。」と私は娘に言っています。

>また、父親から借りるということに問題はないでしょうか?(以前贈与を受けているので。。。)

質問者さん、その夫の方どちらから借りるにしても、税務署としては「父親から借りたというのは大嘘。贈与税逃れも口実に過ぎない」と言いたくてしょうがないのです。この税務署に有効に反論でき、借りたのに間違いないという対策が取れていれば、問題はありません。

どこから見ても安全にするためには「大きな文房具屋で売っている金銭貸借契約書を買ってきてこれを必要に応じて修正した契約書を作って書面に残し、何年か経過後に一括返済でなく、毎月分割払いで、この借金を返済し、その事実を残すため郵便為替で毎月父親に毎月の返済金を送金する」とするのが良いようです。

これは私の個人的意見でなく、私がローンの不足分を親・親族から借りたお金で家を建てたときの大手住宅建築会社のアドバイスです。私は税務署のパワーはあなどれないと思い、これを実行しました。この家は親が使用しませんから、親・親族と共有名義にする理由がなく、私名義にせざるを得なかったのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご丁寧な回答をありがとうございました。

ものすごく参考になりました。

共有名義にすることによって連帯保証人に
なりたくなかったのでいろいろ考えていたのですが
今日不動産やさんに聞いたら担保提供者でいいということ
でしたので、それで共有名義にすることにしました。

父親の件は、おっしゃるように税務署対策をしたいと
思います。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/03/15 12:13

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!