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混融試験について詳しく教えてください.

A 回答 (2件)

混融試験とは、2種類の未知の物質が同一のものであるかどうかを調べる方法の一つです。


例えば、AとBという物質があり、それぞれを等量、均一に混ぜ、毛細管にいれて融点を測ります。
もし、同一のものであれば融点は1ポイントですが、違う物であれば2ポイント以上でてきます。ただし、A,Bそれぞれの融点も測定し、おのおの1ポイントであることも確認する必用はあります。
他にはAという物質(純品)と合成してできたものBが同一であるかというやり方もあります。
非常に融点が接近している場合、温度の上げ方をゆっくりにしないと違いを見落とすこともありますので、特に差が見られなかった時は必ず再検査をして下さい。
更に混合比を変えても見て下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
よく調べてありますね。
どこで調べたのか知りたいです。

お礼日時:2002/06/08 00:36

赤外吸収スペクトル(IR)とかNMRなどが普及していない時代には有機化合物の同定手段としてよく使われました。

異なる物質を混合すると融点降下するので、確かな標準と混合して融点を測定し降下しないことで確認したものです。
同定したいものが液体であるときは融点の明確な誘導体をつくります。
後で質問されていますがカルボニル基のあるものはフェニルヒドラゾン、オキシムなど、アミン類にはピクラートとかアセチル化などが使われます。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
もう一つの回答に比べるとレベルが高いですが
それとなく分かりました。

お礼日時:2002/06/08 00:33

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