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一概には比べられないとは思いますが、3CCDの50万画素は1CCDだとどれくらいの画素数に匹敵するのでしょうか?
1CCDでベイヤー配列のカラーフィルターだと、RGGB4画素で1色になるので4倍の200万画素程度の実力があると考えてよいのでしょうか?
また、3CCDの場合は原理的にモアレ等の現象が発生しないので画素数以外でも有利な部分もあると思いますが、逆に不利になる部分もあるのでしょうか?
くだらない質問ですが、以前から気になっていたので、どなたか分かる方がいらしたらご教授願います。

A 回答 (1件)

3CCDの解像力を1CCDの画素数に換算するのは、非常に難しいです。



ベイヤー配列の撮像素子から画像を生成する場合、一画素おきにGを多く配置することによって
得られる画期的な補完処理により、解像力の低下を1/3ではなく1/2に抑えることが可能です。

このことから3CCDの50万画素は1CCDの100万画素相当と考えることも可能かと思います。
現実には1CCDにはローパスフィルターが必要ですし、レンズの解像力の問題もあってそう簡単な
問題ではないでしょう。

3CCDで不利になる点はやはり大きさ・重さ・コストでしょう。
3つのCCDが必要ですし、光を分けるダイクロイックミラーも必要になります。
またCCDの消費電力もバカになりませんので、バッテリーサイズはコストや重さに響くでしょう。
CCDの正確な位置決め精度も必要ですし、衝撃や温度変化にも敏感になります。

ビデオカメラでは、解像力に関して高画素化により大きな差はなくなり、むしろ3CCDのメリット
は色再現性にあると言って良いでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
ベイヤー配列でGが多いのはグリーンが他の色よりも輝度が低いからかと思っていました。
解像力の低下を防いでいたのですね。参考になりました。

お礼日時:2007/04/30 20:34

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