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経済のケの字も分からない者です。
吸収合併、傘下におさめる、資本提携、子会社化。
これらの用語の違いって何でしょうか。

それまで働いていた社員はどうなるのですか。
またメーカーの場合、今までの商品のコンセプトは維持されるのでしょうか。

ひょっとしたら、頓珍漢なことを言っているかもしれません。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

A社 B社 があったとします。



吸収合併 
 A社とB社が、同じ会社になることを合併
 対等の立場だと 対等合併
 A社主導で合併することをA社がB社を吸収合併した といいます。
子会社化
 B社の株式をA社が51%以上取得した場合、A社がB社を子会社化
 したといいます。
傘下におさめる
 子会社化ににていますが、この場合 株の何%ということは
 特に決まってなく、A社の影響力が及ぶような形になった場合
 A社のはB社を傘下におさめた といいます。
資本提携
 株式の何%を持った場合に資本提携といいます。
 A社 B社ともお互いの株式を持つ場合 株の持ち合い
 A社がB社の株の何%かを持つ 資本参加
 といい 出し方でよって資本提携の形がかわります。

社員に関しては、そのことだけで、特に変わりません。
吸収合併以外 会社は存続します。
吸収合併の場合も、社員も新会社に行きます。
ただ、その後 通常業務効率化をします。
例えば、銀行を例にすると、 みずほは第一勧業銀行、富士銀行
が合併しました。 そうすると、同じ駅に2つの支店があるという
非効率なことがおきるので、そのうち片方のお店を閉めるという
ことをします。 業務の効率化です。その際に余剰人員がいれば
リストラということもありえます。
メーカーでも、重複していて 非効率な場合 片方の工場をしめる
ということがおきます。
その場合は、配置転換、リストラとなることがあります。

商品コンセプトは、通常維持しますが、
同じ商品があったら、売れていないコンセプトの方は
辞めちゃうことがありますね。

ケースバイケースですけど・・・・

 
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この回答へのお礼

詳細な解説ありがとうございます!
難しいですがなんとなく分かってきました。
やはり株式取得に重要な意味があるのですね。
社長がいても、株主が反対すれば従わざるを得ないという様な?
株主と経営者と経営方針の関係が今ひとつ分かっていません。

ところで、A社がB社の子会社になった場合、
A社の社員はこれからもA社の社員で、B社に移動になることはないですよね。
A社の社長も、A社の社長のままですよね?
吸収合併された場合、A社の社長だった人はクビになってしまうのでしょうか、
それともB社のある程度の役職に着けるのでしょうか?
質問ばかりですみません。

お礼日時:2007/04/29 19:52

> ところで、A社がB社の子会社になった場合、


> A社の社員はこれからもA社の社員で、B社に移動になることは
> ないですよね。
A社の社員は、A社の社員ですが、
B社に出向することはあります。B社に転籍もあります。
B社に転籍する場合は、本人の許諾がいるケースが多いです。
この場合親会社に行くのは、通常条件がいいはずです。

> A社の社長も、A社の社長のままですよね?
そういう場合もありますし、B社から社長を送られる場合もあります。
B社が株を握ってますので、B社の意向で、社長はかえられます。
A社を子会社化した事情によります。
もともと系列だった所で、持ち株比率を引き上げて、子会社化
した場合だと、もともと親会社の意向の人事ですから
子会社化したからといって、あまり変わりません。
そうではない場合、社長を代表権のない会長にあげて、
新社長は、B社からということもあります。
ケースバイケースです。

> 吸収合併された場合、A社の社長だった人はクビになってしまう
> のでしょうか、
> それともB社のある程度の役職に着けるのでしょうか?
合併の際の力関係ですね。
対等に近ければ、会長にとか
そうでなければ、取締役とか
救済の為の合併だと、社長は引退 ということになります。
ケースバイケースです。
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この回答へのお礼

再び詳細な回答ありがとうございます!
だんだん見えてきました。
株を握られていると、社長を変えることができるというのが
一番の驚きです。
このご回答は、ニュースを見るときとても役に立ちそうです。
ありがとうございました!

お礼日時:2007/04/29 22:13

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