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以前はテイラー展開で教えていただいたのですが、複雑すぎて私には難しかったので、再投稿します。

√(100+x)の近似値として10+x/20をとることができる。
誤差の限界を調べよ。

テイラー展開を使う方法以外にありましたらお願いします!

A 回答 (4件)

またお会いしました。

(笑)

xの範囲は、0<x<t でしたよね?

まずは、復習のため、
前回提示した、テイラー展開でない方法を再掲します。

--------------
100+x = 100(1 + x/100)

ここで、1 + x/100 は、
1+x/100 = (1 + x/200)^2 - x^2/40000
なので、x^2/40000 が十分小さければ、
1+x/100 ≒ (1 + x/200)^2
よって
100+x ≒ 100(1 + x/200)^2
 = (10 + x/20)^2
よって、
√(100 + x) ≒ 10 + x/20

上記の計算途中に現れた
「x^2/40000 が十分小さければ」
のところが、題意ですね。

-------------------
以上で復習終わり。

A=(1 + x/200)^2
と置いて

近似前÷100は、 √(A - x^2/40000)

近似後÷100は、 √A

両者の比は、
近似前/近似後 = √{(A - x^2/40000)/A}
 = √(1-x^2/40000A)
 = √{1^2 - x^2/{40000(1+x/200)^2 }
 = √{1 - x^2/(200+x)^2}
 = {1 - x^2/(200+x)^2}^(1/2)
 ≒ 1 - 1/2・x^2/(200+x)^2
 = 1 - 1/2・1/(200/x +1)^2

1/2・1/(200/x +1)^2 の部分が誤差(1に対する比)なので、
|x|が大きいほど誤差が大きい、ということを示しています。

0<x<1 ですから、xの最大値は、せいぜい約1。
x=1を代入すると
誤差(1に対する比) < 1/2・1/(200/x +1)^2
 = 1/2・1/(200 +1)^2
 = 0.0000124 (=0.00124%)


#2さんのご回答と一桁違いますが、
私の回答は誤差の比、#2さんのご回答は実際の値、でのそれぞれの誤差だからです。
√(100+x) は、約10ですから。
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>√(100+x)の近似値として10+x/20をとることができる。

誤差の限界を調べよ。

√(100+x) = a とし、10+x/20 = b としましょう。近似誤差(e)は e =b-a になります。

 b^2-a^2 = 100+x+(x^2/400) - (100+x) =(x^2/400) = (b-a)(b+a) = e*(b+a)
つまり、
 e = (x^2/400)/(b+a)
で誤差評価できます。

b≒a の場合なら、
 e≒(x^2/400)/2a =x^2/(800a)
誤差率なら、
 e/a = x^2/(800*a^2)

たとえば x=10 のとき、
 b = 10+0.5 =10.5
 e≒(100/400)/20≒0.012
 e/a≒(100/400)/200≒0.0012
という概算。
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 まず、前回と同じ条件(0<x<1)ですよね。



 テイラー展開を使わないのでしたら、単純に、元の式と近似式との差の絶対値が最大になるところ探して、これで押さえてはいかがですか?
 この差の関数をh(x)とでもおきますと、
  h(x)=√(100+x)-(10+x/20)
  h(0)=0、h(1)=-1.24*10^(-4)
となります。ここで、h(x)の変化の傾向を見るため、微分を取りますと、
  h'(x)=(1/2){1/√(100+x)-1/10}
となりますが、0<x<1の範囲では、h'(x)は負になるので、h(x)は0<x<1で単調減少関数だと分かります。
 さて、h(0)=0でしたので、差の絶対値|h(x)|を考えますと、0<x<1で単調増加になり、|h(1)|が上限になりますので、
  |h(x)| < |h(1)| = 1.24*10^(-4)
の不等式が成り立ちます。
 |h(x)| は元の式と近似式との差の絶対値ですので、これが誤差そのものですから、誤差の限界は、1.24*10^(-4) となることが分かります。(前回よりも1桁よい値ですね。)


 ちなみに、前回の剰余項の上界の押さえ方は緩めでしたので、一般に数値計算で使われるラグランジュの剰余項を用いて、誤差の限界の計算を書き添えておきたいと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B0%E4%BD%99% …

 ここでは、2次の項で打ち切りましたので、元の式をf(x)とおくと、剰余項は R_2 となり、次のように表されます。
  f(x)=√(100+x)
  f'(x)=(1/2)・1/√(100+x)
  f''(x)=(-1/4)・1/(100+x)^(3/2)

  R_2=(1/2!)・f''(0+θx)・x^2
    =(-1/8)・x^2/(100+x)^(3/2)
 ∴|R_2|=(1/8)・x^2/(100+x)^(3/2)
 ここで、g(x)=x^2/(100+x)^(3/2) とおきますと、
  g'(x)=x(x+400)/{ 2(100+x)^(5/2) }
となり、0<x<1の範囲で g'(x) は常に正ですから、この範囲でg(x)は単調増加することが分かります。
 したがって、|R_2|=g(x)/8ですから、|R_2|も0<x<1で単調増加することになり、上限が g(1)/8 ということになります。
 そこで、これを計算すると、
  |R_2| < g(1)/8 = (1/8)・1^2/(100+1)^(3/2)=1.23*10^(-4)
となり、これが誤差の限界ということになります。
 ちなみに、この値は、前半のテイラー展開を使わなかった誤差の評価とほぼ同じ値で、前半の方法でも十分に精度の良い誤差の評価ができたことがわかります。
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誤差ってのは「近似値 - 真値」の絶対値なんだから, その最大値を評価すればいいだけ.

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