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ガウスの法則の典型的な問題で、
無限にのびる直線に一様に分布している電荷の電場の
大きさを求める問題です。
まず、円筒形を考え、上面と底面は電場が対称性から打ち消しあう、
斜め方向も同じように打ち消しあう、
ここまでは理解できます。
問題は、残った直線に垂直な放射方向、これらも360度方向に
出ているので打ち消しあって、結局、電場はすべて0ではないでしょうか?
なぜ、これだけ残るか教えて下さい。

A 回答 (3件)

No.1です。


上面と底面方向が打ち消しあう理由は、まさにNo.2さんの回答通りだと思います。

『無限に伸びる』直線なので、例えばある円筒(円筒1とする)を想定すれば、
円筒1の上側に、円筒1と全く等価な円筒2を作れるはずです(円筒1の上面と円筒2の底面は面共有にする)。

それぞれの円筒に対してガウスの法則を適用してやれば、
『円筒1の中の線状電荷によって作られる、円筒1の上面から円筒1の外部へ出て行く電場』と、
『円筒2の中の線状電荷によって作られる、円筒2の底面から円筒1の内部に入ってくる電場』
は打ち消します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/27 20:38

>上面と底面方向が打ち消しあうのは何故でしょう?…



想定した円筒が有限長ですね。

上面(底面)では、その外側と内側とのどちらにも半無限長の一様な電荷分布があり、その面に対する両側からの電場の垂直成分は
互いにキャンセルしあう、ということだと思います。

その結果、円筒側面に対する垂直成分(つまり、直線に対する垂直成分)だけが残る、というわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2007/06/27 20:37

電荷は電場(電気力線)の沸き出口となっています。

(電荷がプラスとした場合)
直線状に一様に分布している場合も同様で、この直線から電気力線が湧き出しているのです。
例えば下のようになりますが(直線を中心に電気力線が出ている様子)、電気力線は打ち消しようがありません。
←|→
 

この回答への補足

回答ありがとうございます。
それでは、逆に、上面と底面方向が打ち消しあうのは何故でしょう?
よくわからなくてすみません。

補足日時:2007/06/24 21:33
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