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良い港ができるための地理的条件には
どんなものがありますか?
具体的な例付きで教えてもらえるとありがたいです。

A 回答 (4件)

神戸港が大きくなった理由としては、


・背後に六甲連山があり強い北風を防ぐほか、逆に適度な海風・陸風が発生する要件を備えていた。
・西側に和田岬があり、西風と潮流を押さえていた。
・背後に山が迫っており、港の深度が大きかった。
・海底の土質が砂や軟泥のため投錨や抜錨が容易であった。
・潮の干満差が1メートル以下と非常に小さかった。
・大きな川がなく、浚渫する必要がなかった。
などの自然的な要因に加え、
・経済先進地であった西日本地域の物資の集散地としてふさわしい場所にあった(「兵庫北関入船納帳」という有名な古文書があります)。
・大消費地である大阪は川が多く港が浅かったため、大型船は入れなかった。
・六甲山系から取れる天然水(宮水)が酒造に適していた→酒の大産地となった→江戸へ出荷する産物があった。
などの社会・経済的な理由もあったようです。

明治以降は、
・条約により開港場になった→海外からの人・モノ・情報が集まった→相乗効果で使いやすい港へ。
・昔から栄えていた兵庫ではなく寒村の神戸を開港した→比較的自由な港作りができた。
・神戸ビーフ・神戸ウォーターという船客・船員に魅力的な産物があった。
・全国でもいち早くコンテナ輸送に目をつけるなど適切な整備を行った。
ということもあり、神戸港はますます発展して行ったようです。

ただ、神戸港の栄光もポートピア81がピークで、震災で最後の止めを刺され、
ちょっと寂しくなりつつあるのも実情です…。

参考URL:http://www.city.kobe.jp/cityoffice/39/port/port/ …
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外洋からの波を遮る地形


どの方向からの強風も遮る地形
強い風が吹いても波が大きくならない程度の広さ
海底が平らで砂交じりの固い粘土
水深が喫水の1.5倍から2倍
地形的にはこんなところです。
日本の軍港がこのすべての条件をほぼ満たしています。
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No.1の方が非常に適切な回答をされていますが、



1.消費地に近いこと:つまり都市に隣接していること。港があって都市が発展した例も多い
2.深さが深いこと、つまり海から陸にかけて傾斜が急であること:神戸港など。漁港レベルではリアス式海岸内が良港となる
3.天候条件の(高波等)影響を受けない内港であること:京浜港、名古屋港、四日市港、神戸港など
4.複数のバースが設置できること

また、
3は人が住みやすい地形であることから、1と一致することが多い
4は広い平野ということで、1と一致することが多い
2は4と相反する
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いろいろ条件があります。


1.消費地に近いこと
2.深さが深いこと。(大型の船舶が寄航できること)
3.天候条件の(高波等)影響を受けない内港であること
4.複数のバースが設置できること
5.地理的条件ではないが、施設が整っていること
等々が考えられます。
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