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普段自分が食べている肉がどのような工程を経て手元に来ているか興味があり、質問させていただきました。

鶏は逆さづりにして頚動脈を切るという方法である、ということは下記ページや動画などで確認できたんですが、牛、豚、馬などについては確認できませんでした。

「消費」の裏側
ttp://www.kyoto-seika.ac.jp/education/humanities/env/resource/stu_repo/shimizu/content_01.html

宜しくお願い致します。

A 回答 (6件)

 獣医師です。

と場勤務ではありませんが、採血や採材でよく行きます。

 と場によって方法が違うこともあるようなのですが(あまり大っぴらには話題にしないので)、私が見ている方法をかいつまんで。

 牛は専用銃で頭蓋に穴を開けるところまではNo.2さんの回答のとおりですが、ワイヤーで脊髄まで破壊すること(ピアッシングといいます)は、BSEの汚染を広げる恐れがあるので今ではどこでもやっていないはずです。その後放血するのは同じです。

 豚はいわゆる電殺ですね。
 高圧電流が流れている電極を押し当てて感電させ、硬直したところを頸動脈を切って放血殺します。
 東京の芝浦と場では炭酸ガスを使っているようですね。確かに芝浦の規模で電殺だったら日が暮れてしまいそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そういえばニュースでやっていました。(^^;
ということは、ピアッシング無しでも銃だけでも牛の動きを抑えられる(脳震盪?)ということでしょうか。

電気ですか。動きを止めるにもいろいろあるんですね。でも血飛沫あげながら暴れるようなことは避けてるんですね。エゴかもしれませんが、ちょっと安心しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/19 00:07

こんばんは。

畜産学科出身のものです。
質問を拝見させて頂き、是非お勧めしたい本がありましたので、
回答させて頂きました。

「世界屠畜紀行」内藤旬子 解放出版社
最近、密かにヒットしているらしく大手書店で平積みされていたり、
最近はTVでも紹介されていました。

畜産出身ということで、学生時代は各々の家畜がと殺され、
食肉となる過程を生の映像もふまえて学びました。

今回ご紹介した本は、イラストルポライターの方がとても繊細なスケッチと説明などを踏まえて
世界のと畜について書かれた紀行ものですので、一般の方にお勧めだと思います。
もしご興味がありましたら、ご一読下さい^^
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この回答へのお礼

ご紹介ありがとうございます。
聞いてみるもんですね。質問するまではと蓄という言葉も知らなかったんですが(^^;(とちく?とちくば?と読んでいました。これでとさつと読むとは。漢字変換でませんし)
非常に興味深いです。世界というところがまたそそられますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/19 23:28

 Jagar39です。



>ということは、ピアッシング無しでも銃だけでも牛の動きを抑えられる(脳震盪?)ということでしょうか。

 そういうことです。頭蓋骨に穴が開いてしまうので、ただの脳震盪程度のダメージではありませんが、放置するとやっぱり復活してしまうでしょうね。

>でも血飛沫あげながら暴れるようなことは避けてるんですね。エゴかもしれませんが、ちょっと安心しました。

 もちろん不動化してから放血するのは、動物に与える苦痛を最小限にするという意味もあるのですが、それ以前に暴れられたらとても危険だからです。
 刃物(それも半端じゃなくよく切れる刃物)や電殺器などの物騒な"凶器"を持った人間が密集する中を連係プレーによってと畜&解体されていくわけですから、そんなところで豚やまして牛が暴れた日には、死人が出てしまいます。

 私は獣医師なので病理解剖はよくやります。
 こちらはと場とは異なり、"病気の動物"を解剖するわけですから、物理的な危険以外に生物学的な危険(つまり感染)も想定されるわけで、やはり放血殺前の不動化にはとても神経を使います。(死んだ状態で入ってくる検体は良いのですが)
 ま、床は血液や体液で濡れていて滑りやすいし、その中を刃物持った人間が数人、狭いところで仕事するわけで、不動化に失敗して暴れられたらほんっとにヤバイです。
 なので確実な不動化は、動物のためだけでなく人間のためにも是非とも必要なわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とてもリアルに良く分かりました。
あーなるほどあーたしかにと言いつつ読ませていただきました。
解体する側のストレスを考えても、これから解体されるであろう牛君達への影響(ストレス・パニック?周囲にいるのかな?)を考えても、解が速やかな"不動化"になりますね。
それにしても半端じゃなく良く切れるって。。。

いくつかご回答頂いている内に、「自分が家畜だとしたらどのと畜方法が良いか」という妄想に入りました(^^;
一番良いのはやはり専用銃ですね。 バーン、サクッ、ポックリというのは楽で良いんじゃないかと。少なくとも癌で散々苦しんだ上に延命措置でさらに苦しむというよりは何倍も良いような気もします。余談でした。m(_ _)m

貴重なお話ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/19 22:45

 豚はゴンドラに積んで二酸化炭素が充満している層に下ろします。

意識不明になった後に胸を切り開いて放血します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

さすがに豚ぐらいの大きさになると、暴れないようにしてから切開するんですね。(勝手に解釈しました)
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/18 23:28

豚はしりませんが、牛は専用の銃を眉間に当て発砲し 頭蓋骨に穴を開け、


次にその穴から長さ2M位のワイヤーを突っ込み脳を経由し脊髄通し神経をマヒさせる。
その後 喉を切り開きそこからナイフをいれ、動脈を切り 血を流す。
ちなみに銃で打って放置しておくと 牛が狂ったように暴れだすそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

やや凝った感じがしますね。そこに落ち着いた経緯が知りたくなりました。
ほ、放置はかわいそうです(T.T)
詳細で貴重なお話ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/18 23:02

と畜場のHPです。

ご参考まで。

参考URL:http://www.shijou.metro.tokyo.jp/syokuniku/kisot …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

求めていたページです!食肉市場に行けばよかったんですね。何故気が付かなかったんでしょう○| ̄|_
ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/18 22:17

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