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みなさんがモーツァルトの作品で魅力を感じるところを教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

どういう意図でこの質問をされたかわからず、もしかしてこれが大学の課題か何かだったとしたら、こんなこと書いてよいのかどうかはわかりませんが。



私がモーツアルトの音楽に感じることを一言で表すとすれば、それは「天才」であります。

相当な努力家であり、映画「アマデウス」のような映画で誇張されるほどの奇人でもなく、かなり常識人だったと私は考えてはおりますが、そんなものを全て飛び越えて、彼の代表曲には、「神が乗り移った」としか思えないような音の流れを感じてしまうのです。

まるで「きらきら星」を口ずさむかのように、勝手にメロディーが湧き出てきているかのような旋律。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など聴いていると、彼が頭の中で考えていたのは、実は最初の4小節だけだったのではないかと勘ぐりたくなってしまうほど、よどみなく、無駄がなく、延々と曲が「流れて」いきます。
しかも、ただ単調に流れるのではなく、節目をもったり、ブレイクしてみたり、跳ね上がってみたり。

…述べ始めるときりがありません。バッハ、ベートーベン、ブラームスたちが深い哲学感と緻密な構成力、主張をもって、「偉大なる文化遺産・芸術」と呼ぶにふさわしい音楽を作っていったのに対し、モーツアルトの音楽には、全くその気負いが感じられないのです。

ところが出来上がった作品こそ、「神の声」。

私が「天才」と感じる所以が、そこにあります。
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えーと回答された方に口をはさむのは良くないというのはわかっていますが。


モーツァルトは貴族じゃありません、浪費家です(笑)。

くたばれPTAのモーツァルトのショート・ショートは笑いました。
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私は数少ないアンチ・モーツァルトですが、一言。



モーツァルトの一般的な魅力として、
「万人うけする」
というものがあります。
フランス人の演奏するベートーヴェン、ドイツ人の演奏するラヴェルは聴けるものではないそうです。
しかし、モーツァルトについてはフランス人が演奏しても違和感がない。何故か。
理由は、彼が幼少期にヨーロッパ各地を転々と旅することができ、それが後世の作曲に影響を与えたから、ということだそうです。
フランスにも行けたから、フランスの感覚もモーツァルトの作品に盛り込まれているのですね。
同じ古典派に属するハイドンとは違います。

あと、彼は恵まれた貴族だったんですよね。
夜遊び火遊びしたい放題ってんだから、私には想像もつかない超貴族!
そこに作曲の源泉があるのかもしれません。

私は軽いから嫌いです。
この人をうまく書いたのが筒井康隆かな?
『くたばれPTA』(新潮文庫)の中のショート・ショートにモーツァルトについて書かれていますが、モーツァルトの音楽や思考回路も、たぶんあの調子です。

小林秀雄の評伝については言うまでもないと思います。
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まず、鮮麗されたメロディ、あまり堅苦しくなく聞けるところだと思います。

私は、モーツァルトの作品では、短調のものがすきです。交響曲25番、40番、ピアノ協奏曲
20番、いずれも、悲哀感が、全曲を通して、心を揺さばれる思いです。もちろん明るい曲もいいですね
セレナード、アイネクライネナハトムジーク、
フィガロの結婚などもすきです
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独創性があること。

夜の女王のアリアでノックアウトされてしまいました。
難しいことをさらっとやること。フィガロ二幕フィナーレの流れていくような
展開はすごいと思います。
感情や情景の表現ではない音の音楽も作るし、感情をあらわすときは違和感
なく的確な表現をするところがすごいと思います。
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亡くなってから評価されたというところも、苦労したんだろうなと思い、共感します。


容姿も、好きです(^^;
不純な理由ですみません。
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この前、クラリネット五重奏を聞いていました。

突然、心の奥に迷い込んだような、迷路の中に放り込まれたような気持ちにさせてくれるところが好きです。
理詰めのベートーベンのように、簡単に分析できないところが、好きです。
日本酒や、果物など、モーツアルトを聞かせると美味しい物が、本当に出来るのが、証明されています。
モーツアルトを聞いて、美人になれたらいいのですが、、、
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魅力というか、単純なメロディ(同じ出だしでいろいろ違う曲に発展する)にも関わらずとても凡人には発展できないひろがりを感じる点です。


曲があまり長すぎない点もおおいにプラス評価です。
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転調の展開とハズレのないこと。


そして、数少ないが、沈み込むようなmollの曲。
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小林秀雄の「モオツアルト」に書いてることも少し


踏まえてですが、

モーツアルトのフレーズは基本的にすごく短くて
そのフレーズが自由に変化していきます。交響曲で
言うと第40番の第一楽章とか第41番ジュピターの
第四楽章とかが典型的です。この自在な変化が
すごく心地よいメロディーになってます。

全く思想や信条のないといっていい、純粋に
「美」のみを追求したような音楽ですね。
ちなみに好きな作品は交響曲第40番とレクイエム。
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