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 筒井康隆氏の随筆の中に、「・・・人間の行動を左右できるなどと考えるのはニワトリが高下駄履くのに等しい」という表現があります。
この「ニワトリが高下駄を履く」というのは、どういう意味なのでしょうか?文脈から何となく意味は分かりますが、広辞苑にも載っていないので質問させて頂きます。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

ニワトリは、器の小さな人間を比喩していて、その「ニワトリが高下駄を履く」は、その器の小さな人間(無能な人間)が、どれだけ背伸びして人の人生に影響を与えようとしてみても、「出来ないことは、出来ない」という意味だと、私は解釈します。

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この回答へのお礼

奥が深いようで感心いたしました。「『あんたを信用してるからね。』そんなことばひとつで、人間の行動を左右できるなどと考えるやつの思い上がりは、まさにニワトリが高下駄履くのに等しい。甘えるのもいい加減にしろと言いたくなる。…」
という文章なのですが、新しい解釈ができて嬉しいです。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/01 00:06

運動神経が良い人が履いてもよちよち歩きになるのに、普段からよちよち歩きの鶏が履いたら尚更よちよち歩き'どころか'まともに前には進まんだろう、



「何々」「どころか」「何々よりもっと易しい手前のことも」出来ん、

この「造語」の「キモ」となる部分は「どころか」をどううまく少し大袈裟に尚かつ「ピッタリ」と表現するかでしょう?

自分でも作ってみました。

そんなこと、蛇に長靴履かせる様なもんだろう!
(歩けない!)(その前に足がない)
自爆(爆)
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この回答へのお礼

自分も作ってみました。が、書いてしまうと後悔してしまいそうなので、辞めておきます。考えるのに時間を掛けすぎてお礼が遅くなってしまいました。
考えてみると作家というのは、このような奥の深い表現を文章中にサラリと使ってしまうので流石だなと思いました。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/01 22:37

“荒唐無稽”であることを同氏が比喩的に表現したものでしょう。

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この回答へのお礼

質問をさせて頂き、いろいろな解釈ができました。荒唐無稽な内容も多い作品なのですが、改めてその奥深さに感動いたしました。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/01 00:09

多分、筒井氏の造語だと思います。



意味についてですが、20年くらい前、爆笑映像か何かをあつかった番組で、「サンダルを履いたニワトリ」の映像を見たことがありますが、そのニワトリはフラフラになってまともに歩けていませんでした。

高下駄ではなおさらコントロールが効かなくなることでしょう。

そういう意味だと思います。
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この回答へのお礼

造語ですか。コントロールが利かなくなるというのは考えませんでした。サンダルを履いたニワトリですか・・・考えただけで可笑しいですね。ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/31 23:57

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