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先日、ある学会で、知り合いの知り合いらしい(?)慶應義塾大学の特別研究准教授という方に名刺をいただいたので(挨拶程度にしか会話はしていません)、その方の研究歴をJSTのREADなどで検索してみたところ、経歴がわからず(READには現在その職に就いているという記述しかなく)、CiNii等で論文を検索しても査読付き論文は2~3本しか出てこず、常勤の准教授にしては業績が少なすぎるので、一体どういう職なんだろう?、という疑問を持ちました。

特別研究教授という方々もいらっしゃるようなのですが、経歴などを見る限り、元社長とか元秘書官とか、一般的な意味での研究者ではなさそうな方ばかりで、余計に???と思ってしまいました。

客員准教授と同じかな?、と思ったのですが、通常は、他大学・研究機関で常勤の職を持っていて、他の大学等で客員教員をするというのが一般的だと思うので、名誉客員ならともかく、他に職のない客員というのは意味がわかりませんし・・・。何かのプロジェクト専任の任期付き教員と考えても、研究業績が普通の教員に比べて少なすぎるのが気になりますし・・・。学振のポスドク(特別研究員)からの名前の連想で、まさかポスドク?、でも年齢が・・・??、という疑問もわきました(30代後半以上の年齢に見えたので)。

その方とは分野が異なるので、今後お会いすることもないかもしれませんが、ちょっと不思議に思いましたので、どういう職かご存知の方がいらっしゃいましたら、お時間のあるときに、お教えください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3045763.html
たぶん 国立大学のシステムに準拠していると思います。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

なるほど、国立大の特任准教授と同様のシステムとすると(ご指摘くださったページにもあるように)、a)社会的な有名人(例えば作家やジャーナリストなど)を起用する場合、b)研究業績は十分だが就業規則(学則)上雇用できる年齢を超えている場合(定年退職者の再雇用など)、c)常勤教員としては業績が十分ではないか常勤ポストの空きがなく常勤として雇うのが困難な場合(ポスドクとしてはトウが立っている人の雇用など)などの、任期付き非常勤研究員と考えればよいということですね。

この方の場合も、そのどれかということなのかもしれません。(年齢から考えてa)かc)でしょうかね?)

お礼日時:2007/08/12 01:26

http://www.kmd.keio.ac.jp/profile.html
検索の結果が上記のページであり、質問者の考えている方が上記の方であるという断定ないし、推測は全く外し、一般論でなく、具体例を検証するために、上記の教員の方を考えるならば。

教授・准教授という「職業」は、原理的には教授会が認めれば、誰でもなれることになっております。慣習的には、学部→大学院→助教と、大学という組織で育った人間がなることになっております。たとえば、元東大の建築科の教授であった安藤忠雄氏は、圧倒的な権威でありますが、高卒であり、建築科の教授法を習った人間ではありません。学歴がどうであろうと、教授足るべき人間であり、教授会が認めれば教授になれます。
ただ、組織というものは、慣習が無くなると成立しなくなります。しかし、学問が固定的でなく、常に流動的である以上、そして、上記の慶応大学の研究テーマが新規である以上、大学人以外から人間を導入せざるを得ません。
この、慣習と流動性の調和を持たせるために、永続性のある教授・准教授にするのでなく、特任とか特別研究とか付けるようです。企業で言うところの、プロジェクト志向です。
上記の慶応の例ですと、質問者の a,b,c では 完璧に aですね。ただし、社会的有名人というより、大学内に蓄積されいない知識の導入のためのようです。
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この回答へのお礼

再度のご回答、ありがとうございます。

ご指摘のページは私も拝見しました。ここに挙がっている方はa,b,cどの可能性もありかな、と思います。(私が名刺をいただいたのは、この中の方ではないですし、この方たちの経歴ははっきりしていると思いますが。)

>教授・准教授という「職業」は、原理的には教授会が認めれば、誰でもなれることになっております。

私も常勤の教員として大学に在職しておりますので、それは存じております。安藤先生の例もそうでしょうけれども、実学の分野では、研究業績よりも経歴(作品や仕事上の業績)の方が重視されることはあると思います。

>ただ、組織というものは、慣習が無くなると成立しなくなります。しかし、学問が固定的でなく、常に流動的である以上、そして、上記の慶応大学の研究テーマが新規である以上、大学人以外から人間を導入せざるを得ません。
>この、慣習と流動性の調和を持たせるために、永続性のある教授・准教授にするのでなく、特任とか特別研究とか付けるようです。企業で言うところの、プロジェクト志向です。

これについては賛否両論あると思いますが、既に実社会で実績を挙げていらっしゃる人材や若くて将来有望な人材を大学の研究に導入する、ということについては、個人的には良いことだと思っております。ただ、省庁や大企業の退職者を採用する、というのは、自分が、以前、国立研究機関にいたときにいろいろなことを聞いたせいか、別の魂胆があるような気がして好きになれませんし、有名人の場合、どこまでが名誉職でどこまでが実力かわからない人も多いとも思っています。(企業もそうでしょうけれども、大学も本人の実力だけでポストを得られるほどには甘くないですから、仕方のないことはでありますが。)

実のところ、気になっていたのは、名刺をくださった方が、研究業績だけではなく、他の社会的な業績もほとんどなさそう(経歴が不明)、ということで、ポストも含めてよくわからないなーという印象を受けたからでした。(ちなみに、その方の分野もテーマも新しくはありません。)言葉が足りなくて申し訳ありません。

お礼日時:2007/08/12 04:03

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