赤ちゃんの性別の決定要因

Question

赤ちゃんの性別の決定要因はと言う他の方の質問に・・・高校の生物の授業では、子ども性別を決定する性染色体について卵子はX染色体のみによって構成されており、精子はX染色体またはY染色体によって構成されていると教えていると思います。(これが一応正しいとされているはずです。)

そして、卵子のX染色体と精子のX染色体が結合すると女性になり、卵子のX染色体と精子のY染色体が結合すると男性になります。

従って、質問のとおり性別の決定要因には卵子は関与していないことになります。
と、回答されてますが、それではなぜ病院の産み分けでは女性の子宮を酸性やアルカリ性にするのですか？精子が反応して変化するんですか？そうすることでの産み分けの確立はどれくらいなのでしょうか？素人なのでわかりやすく説明してください。

ameyo · Accepted Answer

こんにちは。

性別決定のメカニズムは書かれていることで正しいですよ。

>それではなぜ病院の産み分けでは女性の子宮を酸性やアルカリ性にするのですか？精子が反応して変化するんですか？

X染色体を持つ精子は酸性に強く、Y染色体を持つ精子はアルカリ性に強いためですね。受精の場である卵管采にまで到達する精子の比率を望む性のものに偏らせるためにそういう方法が考えられています。

>そうすることでの産み分けの確立はどれくらいなのでしょうか？

理論的には正しいように思えますが、それだけじゃ実際には．．．無作為で50:50のものが60:40にもならないでしょうね。

chie65536 · Answer

男性側で「Ｘ染色体の精子だけ増やして射精」とか「Ｙ染色体の精子だけ増やして射精」とか「Ｘ染色体の精子だけ減らして射精」とか「Ｙ染色体の精子だけ減らして射精」とかは不可能です。

射精した瞬間は「Ｘ染色体の精子も、Ｙ染色体の精子も、いつも条件は同じ」です。どっちかが極端に減ったり増えたりはしません（元々、数はどちらかが少し多い筈です）

卵子に届いて受精するのは「Ｘ染色体の精子か、Ｙ染色体の精子か、どっちか１つ」です。

つまり性別を偏らせるには「射精してから精子が卵子に届くまでの間」が勝負になるのです。

「射精してから精子が卵子に届くまでの間」に、精子は女性の子宮を通ります。言い換えれば「子宮の状態が勝負の分かれ目」なのです。

「射精してから精子が卵子に届くまでの間」、つまり「精子が子宮を通り抜ける間」に「Ｘ染色体の精子だけ減らす」とか「Ｙ染色体の精子だけ減らす」とか、そういう環境を作ってやるのです。

とは言え、確実では無いし、男性側に「家系で、Ｘ染色体の精子だけメッチャ元気」とか「家系で、Ｙ染色体の精子だけメッチャ元気」とかの「遺伝的要因」があれば、産み分けは無理です。

spring-aroma · Answer

Ｙ（の染色体を持つ）精子は酸に弱く、Ｘ（の染色体を持つ）精子はアルカリに弱いそうです。
膣の中は酸性ですが排卵日付近にはアルカリ性になるそうです。酸性の場合、Ｙ精子が減少するため男の子を希望する場合は膣をアルカリ性に、女の子を希望する場合はより酸性にするとＸ精子の方が若干優位になります。ちなみに、子宮内はアルカリ性です。
また、Ｙ精子は移動のスピードが早いのですが、寿命が短いです。Ｘ精子は（Ｙ精子に比べ）寿命は長いですが動きが遅いです。ただし、数はＹ精子の方が多いです。
なので、男の子を望むなら排卵日当日に、女の子なら３日前に、という方法もあるようですね。
成功率は男女問わず見てみると７０～９０％のようですね。
http://www.ishiguro.or.jp/infertility/umiwake.htm

赤ちゃんの性別の決定要因

こんにちは。

男性側で「Ｘ染色体の精子だけ増やして射精」とか「Ｙ染色体の精子だけ増やして射精」とか「Ｘ染色体の精子だけ減らして射精」とか「Ｙ染色体の精子だけ減らして射精」とかは不可能です。

Ｙ（の染色体を持つ）精子は酸に弱く、Ｘ（の染色体を持つ）精子はアルカリに弱いそうです。

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