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身内が肝細胞癌になりました。
B型肝炎を背景とする肝硬変を伴わない肝細胞癌と診断され、癌以外の肝機能は良好という
ことでしたのでTAE治療を2度受けましたが、1ヵ月後のCTで肝内転移、肺転移を指摘された上、
この時肝硬変も発症していることを初めて聞かされました。このような状態ではもう治療法もない
ということです。通常、肝炎→肝硬変→肝細胞癌という経過を辿るものと認識していましたが、
肝細胞癌になってから肝硬変になることなどありえるのでしょうか?
癌が発覚した時には本人も家族もかなりショックを受けましたが、肝硬変を通り越しているケース
で癌以外の部分の肝機能は良い状態という言葉にすっかり安心し、癌の進行さえ食い止められ
れば何とかなると思っていたのでまさか癌を患ってから肝硬変になるなど予想もしていませんでした。
肝硬変がわかってからはみるみる全身状態が悪化して肝不全との診断も下され余命いくばくもないと…
この経過は肝臓癌の病態として自然なものですか?
そして、肝硬変はほんの数ヶ月で発症するものなのでしょうか???まったく理解が出来ません。

A 回答 (2件)

CTでの形態異常は肝硬変がある程度進行しないとはっきりしません。

しかもウイルス性や自己免疫性、アルコール性などでは、形態が微妙に異なってきます。CTでの形態が正常でも、肝硬変というのはありえます。後出しじゃんけんになりますが、ここで形態正常範囲内=肝硬変なしと直結させたのは適切でなかったのでしょう。

>肝硬変ではGOT>GPTというのが一般的だと思っていたのですが…。
それを金科玉条のごとく、絶対視することはまずないと思いますよ。
肝機能の評価は、カルテに記載があったかもしれませんが、Child-Pugh分類であったり、Liver damage分類であったりを利用することが多いです。これは血液検査ではGOT、GPTはまったくあてにせず、ビリルビンやアルブミン、ICG試験などから判断されます。このほかに、肝性脳症であったり、腹水などの所見で肝機能、肝予備能を評価します。
これらがよかったのであれば、正常な肝臓の形態と併せて、肝硬変なし、肝細胞がんのみ、GOTやGPTの上昇は肝細胞がんによる幹細胞の障害と評価してしまったのかもしれませんね。こういう解釈も可能ですから。

>肝硬変と診断されたのはTAE治療後のCT検査によって明らかに
なったものです。
TAE時に撮影されるCTすなわち、CTAPやCT(H)Aでは、血管系の詳細な評価が出来ます。肝硬変では、形態以上に血管系の異常がでることもあり、これらの情報を付加して肝硬変と診断に至ったのかもしれません。
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この回答へのお礼

形態が正常でも、肝硬変というのはありえるんですね…素人知識では
肝硬変=肝臓の表面が凸凹して硬くなる と考えがちなので勉強になり
ました。

TAE治療後の画像診断で肝硬変と診断された時は形態に凹凸があった
模様です。最初の診断で形態は正常範囲内だったものの、やはりギリギリ
の範囲であったのだろうと思います。癌発覚時に比較的良好だった肝機能
も腫瘍の増大とともにじわじわと機能低下し、とうとう肝硬変に至って
しまったのでしょうかね…

何度も回答いただき、ありがとうございます。

お礼日時:2007/10/29 20:59

「B型肝炎を背景とする肝硬変を伴わない肝細胞癌」との診断はどのようになされたのでしょうか?生検(肝臓に針を刺して組織を採取する検査)などをされたのでしょうか?


「この時肝硬変も発症している」これの診断はどうやってされたのでしょうか?

どちらかの診断に誤認があるように思います。おそらく初診時の検査での誤認であるように思います。
多くの場合、肝硬変は急速に進むものではなく、時間をかけて完成されていくものだと思います。質問者さんの認識されておられるようなものが大部分だと思います。急速に進むものは、劇症肝炎後でもなければ考えにくいように思います。
治療後に肝内転移(多発肝癌と区別はむずかしいですが)、肺転移が出現して、肝機能低下、肝不全というのは病態としてありえる話ではあると思います。
もしも、初診時の肝硬変はないという診断が生検か腹腔鏡によってなされたものでなければ、当時から肝硬変はあったのではないかと思います。ただし、肝硬変と診断していたとしても、治療法は変わっていないように思われます。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
肝硬変を伴わない肝細胞癌と診断されたのは、CT検査の結果後です。
生化学検査でもその頃はGOTが77,GPTが107と上回って
いました。肝硬変ではGOT>GPTというのが一般的だと思って
いたのですが…。
先日、カルテ開示したところ、検査所見で『肝の形態は正常、形態は
正常範囲内。』との記載もありました。
今思えば形態が正常範囲内であっても肝機能の数値は高かったので
肝細胞のダメージ度は肝硬変と診断される手前だったというならば
納得もいくのですが、そういった説明は全くされなかったので癌を
発症した数ヶ月後に肝硬変と診断されたことが理解に苦しんだと
いうことなんです。
肝硬変と診断されたのはTAE治療後のCT検査によって明らかに
なったものです。また、この時の肝内転移はTAE治療後の周りを
取り囲むように右葉広範囲に拡がった多発肝内転移でした。

補足日時:2007/10/25 20:17
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