誕生日にもらった意外なもの

タイトル通りなのですが、髪の毛が傷んでいない状態というのは枝毛や切れ毛もないという事ですか?
逆に、枝毛・切れ毛があるのは髪が充分傷んでいる事になるのでしょうか?

ふと疑問に思い、知りたいのでどなたか教えて下さい。

A 回答 (2件)

髪の毛の傷みというのは,実は,2種類あります。


一つは,キューティクルが開いてしまっている状態で,これは,手で触れますとゴワゴワしたりザラザラしたりしますので,比較的,わかりやすい傷みです。
もう一つは,髪の毛内部のタンパク質が少なくなってしまうもので,これは,自覚出来ない場合もあります。

枝毛や切れ毛の場合,直接的原因は,髪の毛内部に由来します。
一つは,タンパク質が少なくなったために,タンパク質同士の結合が弱まってしまうためで,もう一つは,タンパク質同士を結合する際に水分が必要になりますので,その水分が少なくなりますと,結合が弱まってしまうため,つまり,どちらの場合もタンパク質の結合(シスチン結合)が弱くなってしまい,まず,切れ毛になります。
切れ毛の場合,キューティクルはそのまま残ってしまいますので,髪の毛の先端は,顕微鏡で見ますとギザギザになっているのがわかり,そのギザギザがあるために何らかの力が加わったとき,クラック(裂け目)が入り,クラックが広がることで枝毛に発展します。

キューティクルが開いたままになっていますと,まず,髪の毛内部の水分が蒸発しやすくなり,水分保湿率が低下しますので,タンパク質の結合力は弱くなりますし,また,キューティクルが開いている際に髪の毛が濡れますと,タンパク質が髪の毛の外に流出してしまいますので,さらにタンパク質の結合力は低下してしまいます。
パーマやカラーをしたり,体内に吸収されている栄養が不足するなどによって,髪の毛内部のタンパク質が減少しますと,それ自体でタンパク質の結合力は低下しますし,また,髪の毛内部のタンパク質が減少しますと,水分保湿力が低下してしまうため,タンパク質の結合力はさらに低下してしまいます。
ですから,どちらの傷み方をしても切れ毛や枝毛になりやすいわけですね。

さて,質問の回答ですが,「切れ毛や枝毛があるということは髪の毛が傷んでいると言えますが,逆に,切れ毛や枝毛がないからと言っても髪の毛が傷んでいないとは言えません」となります。
切れ毛や枝毛になるということは,かなり髪の毛が傷んでいる状態ですので,そこまで酷くならなくてもキューティクルが開いてしまっていたり,髪の毛内部のタンパク質が少なめになっていたりすることがありますので,これが正解だと思いますよ。
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この回答へのお礼

とてもご丁寧な回答頂き、ありがとうございました!

お礼日時:2007/12/26 23:27

こんばんは!


私が思うに質問者さんのおっしゃる通りだと思います。
今、胸下のロングで、やはり枝毛があるんですが...
友達に毛先つかまれて「うわ~痛んでるね~」って言われます...(ちょっとひどい;)

枝毛や切れ毛は、カラーリングやドライヤーの熱で、キューティクルがはがれ、髪本体が露出し、裂けたり脆くなったりするのが原因なので、実際「痛んでる」のだと思います。

乱文失礼致します。m(__)m
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございました!

お礼日時:2007/12/26 23:26

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