非常に近いものを撮ることに優れているデジタルカメラ

デジカメを購入しようと思うのですが、種類が多くて困っています。
ご回答をいただければ幸いです。

用途は、とにかく近くの被写体を撮ります。
つまり度アップの写真です。（だいたい、カメラから50センチ以内です）

１、近くの被写体を撮るのに、向いているカメラ、不向きのカメラ、などはあるのでしょうか？
「向いている」とは、より鮮明に、細部までクッキリ写るということです。
もちろん、最終的には撮影者の腕によるのだと思いますが、同じ人が同じ状況で撮影したとき、という設定でお願いいたします。
（恐縮ですが、デジタルスチルカメラに限らせていただきます。）

２、私は、デザインだけで考えると、今月22日にソニーが発売する「サイバーショット T2」がカワイらしくていいな、と思うのですが、これは他の機種と比べると、近い物を写すのに劣っている、ということはありますでしょうか？

2つ質問させていただきました。
どちらか1つでもご回答をいただければありがたいです。
よろしくお願いいたします。

No.1 ベストアンサー 回答者： x530 回答日時： 2007/11/19 10:49

撮影目的は何でしょう？

実は、コンパクトデジタルカメラの接写機能は画像が歪みます。
『歪曲収差』といいます。
http://aska-sg.net/shikumi/017-20051122.html#03
タバコの箱を画面いっぱいに撮影すると、上下左右が樽のように膨らんだり、糸巻きのように萎んだりします。
花などの自然のものは直線が無く、多少歪んでも気になりません。
しかし、タイルのような人工物だと、直線が曲がっていると気になります。
もしも、直線的なものを撮影される場合は、お店でデジカメを手にとって、「直角・直線」のあるものを上下左右の画面の端っこで撮影して歪みを確認する事をオススメします。
なお、歪曲収差を完全になくす事は出来ません。
何処まで、目立たなく出来るかがメーカーの努力の結果です。
（一眼デジタルカメラ用のマクロレンズは、さすがに良く補正されています。）

１．接写に強いカメラはリコーが強いです。
リコーＲ７、モード切り替えなく１ｃｍまで近づけます。
２．１１月２２日発売なので、試した事が無いので分かりません。
ただ、ＨＰで確認した限りでは、Ｔ２は通常撮影モードでは８ｃｍまで接写できる。
それ以上は、拡大鏡モード（スーパーマクロモード）に切り替える事により１ｃｍまで接写が出来るとなっています。

Ｒ７
http://ext.ricoh.co.jp/dc/caplio/r7/index.html

No.3 回答者： FEX2053 回答日時： 2007/11/19 15:43

50cmは「どアップ」とは言いませんね。

通常の撮影範囲です。
（実際、一眼レフの標準レンズの最短撮影距離は通常45cmですし）

ですので、50cmの撮影なら、大概どのカメラでも大丈夫です。

ただし、「どアップ」でなくても「近接撮影」の部類に入りますので
「被写界深度の狭さ」には注意する必要があります。例えば花などを
アップにする場合、花びらにピントが合っても、おしべ・めしべに
ピントが合ってない、なんてことが「論理的に」発生します。
また風が吹く、持っている手が無意識に動く、などの簡単なことでも
ピントはずれます。

50cmの距離で撮影する場合、問題になるのはカメラの性能ではなく、
あなたの撮影技術ということになります。その位の距離なら、三脚など
でカメラを固定したほうがいい結果が得られることが多いですよ。

No.2 回答者： bardfish 回答日時： 2007/11/19 15:18

>つまり度アップの写真です。

（だいたい、カメラから50センチ以内です）
どのデジカメでも５０センチよりずっと接近して撮影できます。
カタログスペックの「最短撮影距離」を見てみましょう。

>「向いている」とは、より鮮明に、細部までクッキリ写るということです。
どれを買ってもその性能は十分有しています。
クッキリハッキリ写せる人というのは、手ブレ・被写体ブレの原因を理解し対処方法を知っていてそれを実践できる人です。
同じデジカメを使用しても使う人が異なれば結果も違います。
スタジオ撮影以外で同じ状況というのもあり得ません。天候・時間・季節が違えば全く同じ写真を撮ることは出来ず、同じ場所・日時であっても年が変われば草木は成長し光線の具合も微妙に変わります。
それらの不確定要素を全て解決するのが撮影スタジオで、照明などをセッティングし外部露出計を使用して初めて実現できるのです。
個人が自宅でそれに近いすることは可能です。また、カメラの自動露出(AE)はそれらの不確定要素を演算により極力一定に保とうとするのも機能の一つです。その機能について十分理解していれば他の人より綺麗に撮影することが可能です。
ドアップの写真が撮りたいなら、望遠側で最短撮影距離が最も短い機種を選びましょう。「１センチまで近寄れる」を売りにしているデジカメでもカタログをよく見ると広角側であることが殆どです。広角で撮影するとドアップではなくなります。

最後に、性能優先だったらデザインなんて優先順位は最後でしょう。
個人的にはSONYのデジカメは「それ以外に該当製品がない」場合以外買いたくありません。