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例えばCMスケールの2度をルートにするとD?ドリアンスケールと呼ばれます。でも、ルートを変えたところでスケールを鳴らす音はDEFGABCDと
通常、1度にして考えてるCMと同じでどのような効果があるのでしょうか。
また、6度をルートにするエオリアンスケールは平行調のAmと同じとして考えてよいのでしょうか?

A 回答 (6件)

例えば、KeyCメジャーで、コードがDmのときに「Dドリアン」を弾いても何の効果もありません。


同様に、KeyCメジャーで、コードがFのときに「Fリディアン」を弾いても面白くありません。スケールの呼び名は違いますが、使う音はCメジャースケールそのままなので、まったく普通のサウンドです。
アドリブの本には、KeyCメジャーで、転調もしていないのに、「ここはDドリアンスケールを使っている…」などと説明していますが、実際に出ている音は、「Cメジャースケール」と同じなので、わざわざ「Dドリアン」と解釈する必要はなく、「Cメジャースケール」でよいのです。(「Dドリアン」と解釈することが間違いといっているのではありません。)「Fリディアン」も同じです。KeyCメジャーなのに、「ここはFリディアンを使っている」、という分析はあまり意味がありません。
「Dドリアン」が効果を出すのは、KeyがCメジャー以外のときです。
例えば、KeyDメジャーのときに「Dドリアン」を使えばインパクトがあることは想像できると思います。
あるいは、KeyCメジャーでFコードのときに、「Fリディアン」ではなく、「Fイオニアン」を使うのです。

「Aエオリアン」は、Amのナチュラルマイナースケールと構成音は同じです。同じなので、KeyAマイナーやKeyCメジャーのときのAmコードで「Aエオリアン」を使っても面白くもなんともありません。しっくり溶け込んで普通です。面白くするには、ここでこそ「Aドリアン」を使うのです。
「Aエオリアン」を使って効果があるのは、KeyEマイナーでのAmコードのときなど、双方の構成音、あるいは音階が一致せずにケンカをするときです。
理論書などでは、KeyCメジャーのダイアトニックスケールを示して各チャーチモードを説明していますが、それは、モードスケールの配列を説明しやすいからという理由であり、「KeyCメジャーのときには、それらを使え!」といっている訳ではありません。KeyCメジャーのときにそれら(の呼称)を使っても何の効果も意味もありません。(それらは結局Cメジャースケールそのものなので、当然です。)
他の人の回答も合わせて読んでいただければ、お判りいただけると思います。

以上、コードの概念によらない「チャーチモードによるアドリブの方法」という意味のご質問ではないと解釈して回答しました。
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この回答へのお礼

返答遅くなりました。申し訳ありません。

keyCメジャーでCメジャースケールを弾くより
ほかのスケールを弾けば曲に変化がつけられますね。
それには一通りモードのスケールを覚える必要があるので
がんばります。

お礼日時:2007/12/02 02:06

No3さんが提示された疑問について、思うところを。



歴史的な経緯を度外視した上で、ポピュラーにおいて「現在こうなっている」という形でのモードの捉え方は、他の皆様方がお答えの通りだと思います。他方で、モードだけを訳すと「旋法」となりますので、チャーチモードとわざわざ言う場合は、「教会旋法」となります。これ、どうも単なる省略ではなく、意味合いが変わってしまうようなのです。

ウィキペディアの「教会旋法」の解説がこちら。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E4%BC%9A% …

この解説にもあるように、他の方々が説明しているような、今日のポピュラーにおけるモードの使われ方は、「その本来の役割以外の場所でも活躍している」結果とでも言うべき、俗に「モード」とのみ呼ばれているものなのだと思います。実際、ウィキペディアでは、別に「モード」との項目があります。

ウィキペディアの「モード」の解説がこちら。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC% …

ですから、わざわざ「教会旋法」「チャーチモード」と言う場合は、それが今日ポピュラーで使われているモードとしてのあり方ではなく、より歴史的に「当初どうあったのか」を問題にするときに使われる言葉のように思われます。

元々のご質問を見た限りでは、いわゆるモードを問題にしているのであって、チャーチモードを問題にしているわけではないように見受けられます。

No3さんの示された話は、当方もよく分からないのですが(^_^; 歴史的に見て当初のチャーチモードがどうだったか? と言う話に絡んでいるものと思われます。うろ覚えですが、各旋法の終始音として使える音が2つあって、どちらを終始音として採用するかで「正格」と「変格」に分類されること、今日のモードと違って、ピッチクラスの考え方を取らない(よって、オクターブを超えた上行、下行をせず、1オクターブの範囲に収まる音しか使わない)ことから、声部と各モードにおけるそれぞれの格とが、ほぼ固定されていたことに、関係のある話だと思います。グレゴリオ聖歌で聞かれる音楽が、その例になるかと。

質問者さんは、そういったことは問題にしていないものと思われます。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AC% …
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この回答へのお礼

参考URLのウィキペディア拝見しました。
事細かく書かれてますが、難しいですね。
他にも作曲家の生涯や音楽の歴史など掲載されてるので
とても勉強になります。

お礼日時:2007/12/02 02:10

モードの実用的な使い方としてはリハーモナイズされている曲に対してそのコードにどんなスケールを適応したらいいかという所がポイントだと思います。


例えばハ長調で全てダイアトニックコードであれば全てCメジャーのダイアトニックスケールでいいと思います。(但しアボイドノートに気をつける。)
しかしNDCや一時的であっても転調と取れるコード進行の時はスケールをどうしたら良いのか?となります。
そこでチャーチモードが出てくるわけです。(ダイアトニックでないノートが出てくるので。)

ちなみに各モードのスケールは音程差の組み合わせで覚えましょう。ドリアンなら「全、半、全、全、全、半、全」と覚えましょう。
DドリアンだろうがEドリアンだろうが音程差の組み合わせは同じです。

ところでチャーチモードとは元々は和声の無い時代のスケールですが和声もなく同じ構成音の他のモードをどう区別したのでしょうか?
各モードには特性音がありそれを意識してメロディーが作られていました。その特性音により同じ構成音でもどのモードなのかを区別していました。
(もちろん曲全体を見れば終止音も重要です。)
特性音は今のアボイドノートに当たるので現在のモードの使い方は当時の物とは全く別物という事になります。
ジャズの発展と共にアベイラブルノートとしてうまく発展したものですね。
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この回答へのお礼

返答遅くなりました。申し訳ありません。

>NDCや一時的であっても転調と取れるコード進行の時はスケールをどうしたら良いのか?となります。そこでチャーチモードが出てくるわけです。

チャーチモードの使い方が見えてきました。

お礼日時:2007/12/02 01:59

 回答したほかの方への質問も含んでいるのですが、


 チャーチモード、と、いうくらいですから、男声・女性・子供の声、
 で、歌うことが、不文の前、条件なのではないでしょうか?

 つまり全体の音程を上げれば、男声は下のパートに回る。
 逆に、全体を下げれば、男声が上のパートになる。

 男声が下になれば、女声が上で、天上の軽やかな音楽になる。
 男声が高いパートになれば。神の力つよさ、とか、悪との戦い、
 なんかの歌になる。
 とか、まあ、想像で、、実際の歌を聴いたことがない……のですが、
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この回答へのお礼

返答遅くなり大変申し訳ありませんでした。

チャーチモードについてこのような回答が来るのは
予測していませんでした。

質問内容に足りない部分があるようですね。

CMスケールのトニックが変わってもスケール自体は同じだ
ということに疑問を抱いております。
主要三和音が変化するなど、それ以外に意味があるのか、

いまだ模索中です。

お礼日時:2007/12/02 01:50

なんていうか、CドリアンとDドリアンでは、ルート音が違いますからそもそも直接比べるのも大変です。


Cアイオニアンのドと、Dドリアンのドは、つまりスケールの関係でいえば、
Cアイオニアンのドと、Cドリアンのシ、との関係ということです。

CアイオニアンとDドリアンが、構成音が全く同じ、という事実は重要なことではあるので、それを忘れてはまずいのですが、
実際上は、そのことをあんまり意識しすぎると、なかなかスケール自体をちゃんと覚えられません。
Cアイオニアン、Dドリアン、Eフリジアン…
て感じでまとめて覚えるのではなくて、
Cアイオニアン、Cドリアン、Cフリジアン…
て感じでルート音が同じスケールをまとめて覚えてください。
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この回答へのお礼

>Cアイオニアン、Cドリアン、Cフリジアン…
て感じでルート音が同じスケールをまとめて覚えてください。

それを覚えるのには大変ですが、瞬時に曲に適応したスケールが
だせるならやってみます。

お礼日時:2007/12/02 01:41

チャーチモードの各スケールについては、トニックが異なることだけでもそれぞれの構成音の機能が変わります。

各構成音について、何の基準も持たない単なる音程として捉えるのではなく、スケール上での位置付け・トニックとの関係を元に、それぞれの音程の機能について考えるのが妥当でしょう。

Cイオニアン、Dドリアン、Eフリジアン、Fリディアン、Gミクソリディアン、Aエオリアン、Bロクリアンの各スケールは、構成音だけを見てしまえばまったく同じ物とみなせてしまいます。しかし、実際にはトニックが異なることで、各構成音のトニックに対する相対関係などから、それぞれのスケールのそれぞれの構成音にはスケールごとに違う意味合いが付加されます。同じ音で構成されていても、それぞれの音程が持つ機能や役割は異なります。
これについては、メジャースケールとナチュラルマイナースケールの関係についても同じことが言えるでしょう。例えばCメジャースケールとその平行調のAナチュラルマイナースケールについては、構成音は一致しますが、それぞれの音が持つ役割は異なります。CメジャースケールにおけるCはトニックですが、AナチュラルマイナースケールにおけるCはトニックではなく、短3度の音程になり、このスケールがマイナースケールであることを決める根拠となります。同じ音程でも、スケールが違えばその役割が変わるということは、こうしたことからもわかると思います。
チャーチモードの各スケールに関しても、同様のことが言えます。同じ音程で構成されていても、そのスケールの中心となるトニックとの相対関係によってそれぞれの構成音には機能が付属することになります。CイオニアンのDと、DドリアンのDは、音程だけを切り出せば同じ音ですが、スケールの構成音として捉えればまったく別の機能を持つ音程になります。そうした、各スケールの機能と関連付けて捉えるのが良いでしょう。
なお、チャーチモードのスケールに関しては、Cイオニアンスケールと構成音が同じスケール群だけを見るのはあまり実効的ではないかも知れません。それぞれのモードについて、トニックを移動させて捉えてみることも大切でしょう。例えば、Cイオニアンに対して、Cドリアンスケール、Cフリジアンスケール、Cリディアンスケールなど、トニックを固定してそれぞれのスケールを再構成して見直してみるのも良いと思います。
また、こうした機能の違いに関しては、スケールだけでみるのではなく、バッキングのコードとの関連性を絡めて捉えるのがよりわかりやすいかも知れません。


エオリアンスケールのことについては、メジャースケールに関してイオニアンスケールがそれと一致するのと同様に、ナチュラルマイナースケールに関してそれがエオリアンスケールと一致する物と捉えることも可能ではあると思います。

参考まで。
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この回答へのお礼

1週間も返事できず、大変申し訳ありませんでした。

ダイアトニックコードのルートを変えるとそれぞれの
名称としてイオニアンなどと呼ばれていて、
トニックが変わるということはそれに対してのドミナント、
サブドミナントも変わってくるということに
なる・・と言ったらそれまでなのでしょうか。

いまだチャーチモードの本質となる、
重要な部分を完全に理解できてないのが現状です。
lead1976さん含めたくさんの質問が送られてきたのに
対して充分な返答ができないことを深くお詫びいたします。
また、今後の質問でこのような事態が起きないようにもっと勉強します。

今回のアドバイスを参考にチャーチモードの本質を解こうと頑張っていきます。

お礼日時:2007/12/02 01:35

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