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とても面白い映画を海外の映画祭で観たので、是非日本で上映してほしいなと思い、いろいろな配給会社でメールで問い合わせたり、電話でリクエストしたりしたのですが、その時、「お金はあるのですか?」といわれ、「いえ。その監督が個人的に好きで上映してほしいなぁと思ったのですが。」というと、「そういうことでしたら、受け付けておりません」といわれました。

リクエストすら受け付けてもらえないってどういうこと?と思ったのですが、よく配給システムというものがわかりません。

まず、配給会社が映画を買い取って、それをさらに誰かに上映権を売るのですか?

詳しい方教えてください。

A 回答 (3件)

配給権とは日本で上映する権利です。

配給会社はそれを興行側(つまり映画館ですね)に売ることになります。

私がかつて配給の流れをまとめたサイトです。http://sprocket.eek.jp/monthsp/month2001Feb-3.htm

たとえると「あの農家の大根はすばらしかった。仕入れてくれ」というリクエストを卸業者にmaruabcさんがした状態になっています。スーパーのような小売りであるならばともかく卸業者にしてみるとスーパー(興行側)がかってくれるのか、客は来るのかということになります。
ただし問い合わせ先としては興行にきいても仕方がないので配給にきくことでいいと思うのですが、リクエストというのはほぼ受け付けてもらえません。そのぐらい額が大きいのです。

もし本気でというのであれば道はあります。自分で会社を興し自分で好きな作品を配給しているインディ系配給会社もいらっしゃいますし(プレノン・アッシュ)、ファンの声をたばねて日本公開の道がなかった作品を配給会社を動かして劇場公開にこぎつけたケース(『ホテル・ルワンダ』)もあります。しかしこれはレアなケースで、相当の覚悟が必要でしょう。

一ファンとしてのお願い程度の覚悟であれば配給会社への問い合わせまでが限界だと思います。

参考URL:http://sprocket.eek.jp/monthsp/month2001Feb-3.htm
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そんなに詳しくはないのですが…


まず、映画を買うとはどういうことかというと、その映画の権利を買う(契約する)ということです。この権利というのは、具体的にはその映画を映画館で上映する権利、ビデオやDVDにする権利、テレビや衛星放送で放送する権利などです。
(※こういったすべての権利が含まれたものをオールライツといいます。中には、劇場配給権のみといった部分的な契約をする場合もあります)
配給会社はこれら(権利)を使うことで収入を得るわけですから、どの映画を配給するかが配給会社にとって重要になります。
映画の場合、「これだったら絶対ヒットする!」という明確な基準がありませんから、配給会社の映画を見極める目(時代・ブームを読むセンス)が問われることになります。
「どの程度売れるのか?」
買い付けはこの誰にもわからないことにチャレンジする難しい仕事と言えます。

まず権利を買うために配給会社はお金を払います。それが回収できるかどうかは上映してくれる映画館がどの程度見込まれるか=ヒットするかどうかに懸かっています。
いきなりどこの誰かもわからないような人がリクエストをしたところで実際にその配給会社の人が観ていない、もしくは観たけれど日本では収入が見込めないと判断したのなら無理でしょう。
『お金はあるのですか?』というのは、自腹を切ってまで配給したいと考えているのですか?ということでは。権利を買うのは面倒な手続があるので配給会社で代理をしてもいいけれど、お金を出すのはあなたですよ、という意味かと思います。
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http://www.cinemaworker.com/12haikyuu.html

上記のサイトを読めば分かります。
配給とは映画を買い、映画館で上映させる仕事です。
配給会社がその作品が日本でヒットするかどうか判断するのです。
質問者さんお勧めの映画の海外での評価が伝われば、少しは注目し、
可能性はあるのではないでしょうか。
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