
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
熱力学的に進行する = 反応の自由エネルギー変化が負である
問題の反応が進行するかどうかは,入手可能な熱力学データから,反応の自由エネルギー変化を計算して考えればよい.
自由エネルギーや熱力学は化学に限った話ではないので,機械系でも電気系でもやるはず.土木・建築系は知らんけど.
熱力学には時間の概念がない.熱力学的におこるはずの現象であっても,実際に観測されるかどうかは別の問題である.その現象が1億年かかっておこるような変化なのか (そのような変化は現実にはおこっていないようにしか見えない),1秒で完了するようなものであるか,熱力学は何も情報を与えない.
この回答へのお礼
お礼日時:2008/01/19 14:31
自由エネルギー変化が負になればその反応進むのですね(熱力学的に)。分かりました。ちなみに熱力学データはどこから入手するんですか?図書館の化学本からですか?サイトからでも調べられますか?
No.3
- 回答日時:
熱力学データは図書館で化学便覧とか CRC Handbook of Chemitry & Physics とか Lange's Handbook とかのデータ集を探す.それらのもとになった出典にも注意すべきである.
なんでもサイトじゃなくて,きちんとしたデータ集にあたるべき.

No.2
- 回答日時:
グルコースは「解糖系」で「エムデン-マイヤーホフ経路」を通る場合、二分子のATPと二分子のNADHを生じます。
出来るのは二分子のピルビン酸です。↓(172キロバイト)http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/3/30/Gl …
ここで生じたピルビン酸はアセチルCoA(アセチル補酵素A)となりこのときにもNADHがピルビン酸当たり一分子出来ます。
ピルビン酸+NAD++SH-CoA → アセチルCoA+NADH+CO2↑
生じたアセチルCoAはミトコンドリア内のTCAサイクル(tricarboxylic acid cycle)↓(387キロバイト)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/ …
によってアセチルCoA一分子当たり3つのNADHと1つのFADH2を与えます。(このとき二分子の水が必要)(一分子のGTPも出来る)
でNADH(FDAH2も)はH2に相当するので一分子のグルコースから水素は12分子出来ることになります。
つまり、酵素系はご期待の「水蒸気改質」を体温で発熱的に行っているのです。(ATPとGTPまで出来る)
生物って偉い。ミトコンドリア万歳。
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