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Dリモネン(C10H16)による消臭能力を測定しているのですが、
もし消臭対象物質が中和されて消臭能力があると仮定すると、
化学反応式で表すとどのようなメカニズムで中和・消臭されるのでしょうか??

消臭対象物質はアンモニア(CH3)とメチルメルカプタン(CH3SH)、トリメチルアミン(C3H9N)で、気体中(デシケータ内)での測定です。

A 回答 (2件)

> 消臭対象物質が中和されて消臭能力があると仮定する



その仮定の下で機構を考えるのであれば、リモネンには不飽和結合(二重結合)が
2箇所ありますので、強いて挙げるならそこへのアンモニア等の付加でしょうか:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A2% …

二重結合への付加は、

\    /
  C=C
/    \

   ↓ + NH3

   | |
H-C-C-NH2
   | |

といった感じです。

*「中和」の定義については、wikiで「相殺」と同義とされているものを前提としました:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%92%8C


ただ、リモネンによる実際の消臭効果は、化学反応というよりは「より強い香気による
マスキング(=弱い臭気をわかりにくくさせる)」によるものだと思います。
従って、ガス検知管などでの定量では必ずしも効果が確認できないため、官能試験
(=実際に鼻で臭気を確認する)が必要なように感じます(汗)
(例えば、無作為抽出で選んだ複数人に、濃度の違うサンプル数種を嗅いでもらい、
 アンモニア臭がわからなくなったときの、リモネンや比較物質の濃度で優劣を
 判定する、など)
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化学的に考えて、それらのものを単純に混ぜたとした場合に、短時間で反応が起こるとはとても思えません。

仮定に無理があると思います。
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