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投資信託で運用がマイナスにもかかわらず資産を切り崩して毎月分配金を出すものがありますが、なぜ分配金をだせるのでしょうか?
運用がマイナスなら分配金は出せないし、資産を切り崩して払うのは分配金ではないと思うのですが?
運用がマイナスでも分配金がでる仕組み、理屈というか根拠をわかりやすく知りたいです。

A 回答 (4件)

>投資信託で運用がマイナスにもかかわらず(略)なぜ分配金をだせるのでしょうか?



通常分配型の投資信託は、ある程度分配金用にキャッシュを持っていたりしますので、そこから分配します。それ以上に下がり続けていく場合は、保有証券を処分するなどして分配金を作ります。


>運用がマイナスなら分配金は出せないし、資産を切り崩して払うのは分配金ではないと思うのですが?

上のように運用がマイナスになっても分配は出せます。また、資産を切り崩して払っても分配金は分配金です。新興国株式型で多額の分配金を出すファンドの場合は、さすがにその資産を取り崩して分配金を出しているでしょう。
だから、分配金を受取時で損になっている人は特別分配金という優遇(救済)処置がもうけられています。


分配金の出し方も投資信託の方針しだいです。
「分配金を毎月出すことを優先します」
「分配金はなるべく出さず、どんどん運用します」
「利益が出た時は全部分配。利益が出なければ無分配」

どれが自分に合っているかを選ぶべき問題です。「毎月分配」とある投資信託を買うということは、毎月分配が出ることに重きを置いているはずです。例えば、毎月分配金が振り込まれる口座から家賃振込みを考えると、この分配金は安定していてくれた方がいいわけです。こういう人の中には「1月~11月は調子が悪くて無分配、12月にまとめて120万円」よりも「よほど運用が失敗しない限りは、成績に関わらず毎月10万円」が嬉しいという人もいるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
保有証券を処分して、分配金を作り出す...ですか~。
やっぱりこの考えが私にはわからないです。
結局、運用で儲けたわけではなく、単に資産を崩して
分配しているわけですから

お礼日時:2008/02/01 06:03

No.2です。




>保有証券を処分して、分配金を作り出す...ですか~。
>運用で儲けたわけではなく、単に資産を崩して
分配している

「保有証券を売ること=儲けていない」とは限りませんので注意です。
例えば、あるファンドが100億円の株式を保有していて1年後に2倍の200億になったとします。そこで分配金を50億円出す時に保有している株式の1/4を売却して分配金にします。そうすると「保有証券を処分」していますが、「運用で儲けて」います。


>やっぱりこの考えが私にはわからないです。

私は定期的に利払いがある外債を直接買うのと同様に毎月分配を優先するというコンセプトは分からなくはありません。
・毎月分配 ≒ 利払いの債券
・無分配 ≒ 割引債(ゼロクーポン)
しかし、自分の投資スタイルには合わないので毎月分配型は買っていません。
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分配金はファンドマネージャーの判断である程度自由に出せるよん w



投資をするならこの本を読もう

カモ(い○ぐ○)はなぜサルに負けるのか?
藤沢 数希 (著)

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478600538/

本人推薦

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3617281.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
さっそく本を読んでみます

お礼日時:2008/02/01 06:00

投資信託を売っている側の利益は信託報酬から得られます。


信託報酬は日割り計算で毎日運用資産から徴収されています。
投資信託を売っている側にとってうれしい消費者(=カモ)は
信託報酬が高い投資信託を長期にわたって保有し続けてくれる人です。

カモは投資リテラシーに欠けているので
分配金をたくさん出す投信を用いた長期投資は
たとえ分配金を再投資したとしても税の前払いによって複利効果が弱まるので
損になることを知りません。
それどころか、分配金をたくさん出す投信が良い投信だと思い込んでいます。
分配金を再投資せずに受け取っている人たちは
たくさんの分配金が振り込まれていると
得をしたと感じ、満足感を得ているわけです。
しかも分配金から税が引かれていない場合にもそのことを疑問に思わず、
得をしたと感じているわけです。
(実際には分配金から税が引かれていないということは
基準価額が下がっているということなので損をしていることを意味する。)

このようなカモを相手にする商売で企業としての利益を最大にするにはどうすれば良いでしょうか?
とにかく分配金はできる限り払い続けなければいけません。
なぜなら、分配金の振り込みが無くなると、カモの方々が大騒ぎを始めるからです。
分配金を振り込んでいる限り、カモたちは安心して信託報酬を払い続けてくれるはずです。

個人的にはこのような商売の仕方は長期的には無理があると思うのですが、
過去の歴史からカモは次から次へと湧いて出て来てくれることがわかっています。
こういう理由で運用がマイナスであっても分配金を出す投信が後を絶たないのです。

現実には運用がマイナスでも分配金を支払う程度のズルはかわいい方です。
オプションを組み込んだ損得計算が一般的消費者には不可能な金融商品を設計し、
カモたちに大量に売り付けてぼろ儲けするという行為が目立ち始めています。
銀行がよく販売している各種仕組み預金、
豪ドル建てで元本確保をうたっているオプション組み込みの投資信託、
日経平均のノックイン債組み込みの投資信託、
などなど、よくもまあここまであこぎな商売をやるものだと思います。

この類の商品の特徴は以下の通り。

(1) 組み込んであるオプションの適正価格が公開されていない。
金融機関がどれだけピンはねをしているかがわからない仕組みになっています。

(2) 中途解約すると損をする仕組みになっている。
購入してしまうともう逃げられません。

(3) ルールを複雑にすることによって損得計算を簡単にできないように設計されている。
カモを餌食にするための基本ですかね。

最近の日経平均の下落でノックイン債組み込み投信は話題になりましたね。
1年後と1年半後の日経平均(終値)が現在(5日平均)より下でかつ、
1年半のあいだに日経平均(終値)が現在(5日平均)より20%以上下落した場合には、
日経平均連動のインデックスファンドで償還し(ノックイン)、
それ以外の場合には元本+利子で償還する、
という条件で1984年以後の日経平均時系列でバックテストをしてみると、
ノックインする確率は3分の1程度でそのときインデックスファンド
での償還による1年半後の損益は平均してマイナス25%程度です。
このような投信をノックインしない場合の利子が何パーセントなら買う気になれますか?
現実にこのような投信が6%未満の利子で販売されており、
最近実際にノックインが続出しています。
いったいどれだけこの投信で金融機関が儲けているのでしょうかね。
仕組み預金の類の似たようなものだと想像されます。

要するに「金融機関を信用してはいけない」ということです。
本当はマスコミがもっと騒ぐべきだと思うのですが、どうでしょうかね。
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この回答へのお礼

ありがとうざいます。
運用がマイナスでも分配金が出るとは、
私のような素人では考えがおよばないです。
分配金がでる=運用がプラスと思って
しまいますので...
オプションで仕組みが複雑化ですか~
ただでさえ専門用語が多くてわかりづらい投資
信託なのに

お礼日時:2008/02/01 05:59

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