No.5ベストアンサー
- 回答日時:
男性社会だからです。
コケティッシュ・娼婦・早熟な少女・聖母
全て男性が女性に望むものの一部分を増幅させたイメージです。
マスコミも芸術も全て男性主導ですから、そうなるのです。
たまに女性作家が活躍しても、しょせん男性社会の枠組みの中での活躍ですから、その女性作家も意識的無意識的にそうしたイメージの生産者にならざるを得ないわけです。
お書きになっている
「女はきれいで男は汚い」
それこそがまさに男性社会の価値観ですね。
本来「きれい」というのは「好き」と限りなく同義語なのです。
誰でも好きなものがきれいに見えるのです。
男性に性的魅力を感じる普通の女性ならば、女性より男性を美しいと感じるはずです。(少なくとも私はそうです。)
にもかかわらず、女性の中にも「女の方が美しい」などと言ってはばからない人がいますが、彼女たちは男性社会の価値観に毒されたかわいそうな女性たちなのですよ。
それだけ男性社会は根が深いのですね。
ただ、男性に対する理想のイメージの類型化が見られる世界もありますよ。
ハーレクインロマンスのような、女性をターゲットにした恋愛小説や、少女マンガ、女性マンガなどの世界には見られます。
冷たいエリートと周囲には思われているけど私には一途な男。
田舎もので粗野だけど私を大事にしてくれる心優しい男。
お金持ちの息子でとてもカッコよくていろんな女と遊びまくっているけど私にだけは本気な男。
全て「私を愛している」というのがセットになるのが、男性社会が生み出した女性の類型とは違う部分です。
これは、男性と女性の生物学的な役目を考えれば納得がいくところです。
男性は極端な話ただ子種を撒き散らせばいいだけの話ですが、
女性はその中から生存に有利な男の子種を選び出して子どもを産んでその男の協力の下育てなければならないのですから。
男は自分のそばにいてくれなければ困るわけです。
それゆえ「私を愛している」というのが類型の必須条件になるわけですね。
というわけです。
そういう一面もあるのでしょうが
現代は少なくとも、女性が自己表現しても
法的な束縛は無いわけでその中でも
男性が女性に期待するほど
男性に対する類型が生まれないのは何故だろう
と思ってしまいます。
ハーレクインとか一部の少女漫画は
類型と言えなくもないかもしれないですね。
No.4
- 回答日時:
>また、男性にはこういった類型が発展しづらいのは何故でしょうか?
恐らくですが、女性はとらえどころが無いからじゃないかと。
つかんだ と思っても次の瞬間、もう手をすりぬけており、男はそういうものに翻弄されたいという本能があるからじゃないかと。
例えば西洋のある宗教では、神を超越した者、永遠に理解することができないものとして崇拝対象にしていますよね。
理解するに至れないのだから終わりが無い。
つまり永遠に宗教をやっていけるので、安心感があるわけです。
2千年ほどまえのある書物がエジプトから出てきた。
そこにこんなことが書いてある。
<我は最初にして最後なる者ゆえ。
我は誉れある者にして侮られし者。
我は娼婦にして聖なる者。
我は妻にて処女。。。。
我は石女にして多くの息子あり。。。。
我は把握し得ざる沈黙。。。
我は我が名の言辞。 >
雷、全きヌース という題名なのですが、古代では雷を神だと思っていたようなので、この我は神のことだと思えるんですね。
で、どう見ても男神じゃなく女神ですよね。
5千年ほど前に社会は父権社会になりましたが、その前は母権社会だったのだそうです。
だから財産は母親から娘に相続されていっていた。
権力もそうで、この母権社会の集団に、自分達の集団が認めてもらい、権力を得るには、その母権の系列の女性を嫁にもらうことで、権力や財産を分けてもらえていた。
そうやっていくうち、宗教みたいな組織化をするようになり、宗教ができてきたんじゃないかと。
父権社会になった後も、その名残が残り、巫女のような存在が神殿におり、その巫女と交わることで、男性がリーダーの社会は恩恵をもらえるとされてきた。
ヒエロスガモスってもので、神殿の外に住んでいる娼婦としてラハブだったと思いますが、聖書にそれが描かれている。
恐らく神殿の外じゃなく、中核に実際は住んでいたと思えます。
聖書ではラハブはイエスの祖先だったと思います。
つまり、イエスは聖なるものの系統だってわけです。
そのラハブの功績でイスラエル人は危機を脱出したとなっています。
で、神殿娼婦ってものがあり、ラハブは神殿娼婦だったとされています。
神殿の祭司たちのトイレとして置かれていたわけじゃなく、選ばれた聖なる者に祝福を与える女神の地上の体現者として、普通の人々とは別格の存在として神殿にいたのだと思えます。
それと同じようなものが、日本の遊女。
彼女らは帝の庭に住んでおり、自由にどこでも旅行できる特権を持っていた。
帝すらものいいできないほどだった。
その格別な地位にいた女性が、やがて律令制度が中国から日本に入ってきたことで、だった彼女らが、身分制度ができ、士農工商以下の人間じゃないものとして蔑まれるようになったわけです。
やがて彼女らは吉原に集められ、客を取る遊女とされ、蔑まれながらも男達の羨望の対象として存在することになった。
帝が受けた寵愛を下々のものが受けられるという幻の世界に人々は傾倒していくわけです。
で、金で女を買えるかというと、どんなに金を貢いでも、遊女が認めなければ、遊女から寵愛を受けられない。
それでせっせと男は遊女になんとか認められようと努力するわけです。
京都になんとか祭りというものがあり、おいらんだったか忘れましたが、その人が市内を豪華な着物を着て練り歩くそうです。
そのおいらんの旦那は鼻高々です。
そして人々はそのおいらんの旦那が誰であるか知り、はぶりの良さに仕事が順調であると知り、そのビジネスに参入したいとなるわけです。
女神に祝福されたものとして、聖王みたいなものとなり、栄華を極めるってわけです。
でも、おいらんから寵愛を受けている間はいいのですが、おいらんから認められなくなったら没落するしかない。
そうならないようにお仕事を懸命にやるわけです。
たかだか一人の人間の女じゃないか と思うでしょうけど、縁起とか得体に知らない何かを人間は恐れ崇拝するので、おいらんに「ただの女じゃねーか」とレイプすることはないようです。
で、古代ギリシャでは女神崇拝から、現世の地上の男のリーダーを神格化するようになっていったようです。
で、男色などが盛んになり、男の肉体美を賞賛するようになったらしいです。
男神崇拝なわけですが、女神崇拝の概念を、男神になったときも使用したようなんですね。
それで、ゼウスが雷神みたいなものになったんじゃないかと。
権力のある人は少年愛をするようになり、少年と交わることが一つの権力者のステータスとなったようですが、少年愛=女神化だと思うんですね。
男でも女でもない中世的な何かに情熱を注ぐことで、かつての女神崇拝の名残を行っているんじゃなかったのかと思います。
そういうものがあり、教皇の中でも男色家も出てきたんじゃないかと。
もしかして修道士が同性愛に走るのも、女神崇拝の名残のより男色家になっていかざるを得なかったのかとも思います。
中世の日本の権力者も男色家が多かったことから、同じルートを辿ったようです。
女性のイメージの量産の一つが少年愛。
うーーん どこまでイメージを増加させ続けるんでしょうね。
人間では量り知ることができないものが神という概念だとしたら、永遠に量産し続けるんじゃないかと。
女性は男性の症状なので
捉えようがない、と言うのが有名な心理学の格言
らしいですね・・・
しかし男性のほうが不思議に見えなくもない気がします・・・
No.3
- 回答日時:
(主に男性の)社会的に女性は価値媒体だからでしょう。
萌え、ロリ、腐女子、エロカワイイ、、、よくわかりませんが、まーとにかく、男性社会における1つの興味がある対象だから、女性が変態(形を変えるということ)する存在で、オトコがそれらをレシーブする側。多用な形態の価値が求められているから、流行り廃りを繰り返している。その理由は、ヒトは変化を求める生き物だから。
No.1
- 回答日時:
本質的に、遺伝子を残す手段として考えたとき、
男性は女性に、より健康で妊娠出産に適した個体を求め、
女性は男性に、生存コストを請け負ってくれる個体を求めます。
前者は、外見でかなりのところが判断できるに対し、
後者は必ずしも外見では判断できないことが原因でしょうか。
狩りをする力から始まり、権力を持つもの、富を持つもの…
無論それだけではありませんが、
現在では、相対的に金を持っている男の方が魅力的なようです。
(既婚率は所得水準と正の相関がありますし)
ところが、男性が女性に求めるものはあまり個人差がありません。
健康であることを示す色つやの良い肌、
発情していることを示す充血して鮮やかな色の唇、
やや瞳孔が開いた目つきなどは、女性をより魅力的に見せます。
化粧でのファンデーションや口紅、目を協調するメイクは
オスを交尾に誘う上で非常に効果的な方法です。
生物学的な側面もあると思いますが、少し、私の疑問とは
違うようです。
うまくいえないんですけど。
女性は社会ではマイノリティのはずなのに
イメージとか象徴ではむしろマジョリティであり男性が
弱者になる理由を知りたかったのですが
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