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赤血球はなぜあのような形をしているのですか。丸い形でもいいと思うのですが。

A 回答 (3件)

酸素をよりたくさん運搬するために、表面積を大きくするように


進化したからです。球型の赤血球が1つよりも、その半分の体積の
円盤型赤血球が2つのほうが表面積がひろくなり、その分酸素を
たくさん運搬できるわけです。
 
ちなみに円盤型赤血球(無核)は哺乳類だけで、鳥類・ハチュウ類・両生類
などはみな核のある赤血球です。また下等になるほど赤血球の体積も
大きくなります。
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この回答へのお礼

丸より円盤型のほうが表面積が大きくなるというのは、生命が自分で身に付けていったという点でとても不思議な感じがします。また、核がないのは哺乳類だけというのも知りませんでした。ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/23 11:14

#2の方のおっしゃるように、表面積を広げて酸素の供給を効率的にするのが理由の1つですが、もう1つ理由があります。


毛細血管の最も細いものでは、赤血球の直径より狭いところもあるので、横から見ると8の字型の赤血球は球体よりもスムーズに狭いところを通り抜けることができるからです。
だから、赤血球の形が変化するかま状赤血球症では末梢に血球がたまって貧血を起こすことがあるわけです。
こんな感じでいかがでしょう。おわかりいただけたでしょうか?
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この回答へのお礼

8の字の形になるという点が分かりやすく、参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/23 11:09

 基本的には丸型です。


 でも、構造上「核」が必要ないので、細胞が生成されたあとで、それが抜けてしぼんでしまうんです。

 もしかしたら、昔は核のある赤血球を持った生き物がいたかもしれませんが、「末端まで血が行き届きにくい」という理由で淘汰され、現在の形になったんじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

核が抜けてお餅のような真中がへっ込んだ形になるわけですね。ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/23 11:16

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